見出し画像

【環境メタとしての魔導具の新たなアプローチ】新生魔導具・アナカラ―ゼニスバース、始動。【CSベスト4入賞】



はじめに

皆さんこんにちは、rakiです。

noteでの投稿は約1年ぶりとなります。

はじめましての方もおられると思うので、簡単に自己紹介させて頂きます。

・DMPランキングハンドルネーム:らっき(9/4現在。以前は緋月、らきちゃとして登録していました。)
・2022年度上半期DMPランキング全国72位、兵庫6位
・GP2023-1stオリジナル best64
・超CSV大阪 best64
・CS優勝5回、準優勝4回、best4 7回
・他カードゲーム:遊戯王、シャドバ、ワンピカ

今回は、新生魔導具・アナカラ―ゼニスバースについてお話していこうかと思います。

このデッキの原案者は まぁつくん(@finalseason29)です。

8月26日の昼頃、チーム戦が終わり、会場を立ち去ろうとしていた時の出来事でした。
私は当日枠で個人CSへ向かおうか迷っていました。
すると、隣にいた彼が急に「らきさん、これ見てください!」とあるデッキのリストを見せてきました。
見た目は明らかに地雷デッキでしたが、彼が自信ありげにリストを見せてくる時は大抵本当に戦えるデッキであるケースが多かった(昨年の緑ジョーカーズ等)ため、その場でパーツを借りて当日枠狙いでジラフルCSへと向かいました。

無事当日枠で参加することができ、先程彼から見せてもらったリストで大会参加登録を終え、いざ対戦へ。
「1回勝てればいいかな」となんとなく対戦を続けていきましたが、結果は3勝2敗で予選落ち。
本戦には上がれなかったものの、かなりやれるデッキだなと感じました。

負けた2試合は、
・魔導具に先4新世壊起動されゼニスを2体出されてテンポを取られて負け
・墓地退化にブラッドゥをケアされながら先4退化バルカされて負け
だった一方で、アポロ・アビス・アナジャといった環境デッキに勝つことができ、「改良すればもっと戦える」と確信しました

課題を解決し、新たに組み替えたリストで後日CSに参加すると、4-1で無事予選突破。勝てばベスト8の本戦1回戦で勝ち確盤面を自身のプレイングミスで落として負けてしまい、惜しくも入賞とはなりませんでしたが、デッキとしての強度は間違いなく向上していました。

今後も秘匿デッキとしてCSに持ち込もうと思っていましたが、CSで対戦相手に「めちゃくちゃ面白いデッキですね!」と言われたり、試合を見ていた知り合いに「楽しそうなので組んでみたいです!」と言われたりしたこともあり、一度記事にまとめてみようかという話になりました。

私自身、このデッキの魅力は「想定外の挙動による楽しさ・面白さ」にあると考えており、多くの方に知ってもらいたいと思っています。

現状、赤単と青魔導具には微不利がつきますが、他のデッキとは五分~微有利程度にやり合えると感じております。

今なら大会での初見殺しも容易に可能で、意外なカードも採用されているので、気になった方は是非ご購入頂ければと思います。ギミックや細かいプレイング(アビスを詰ませる方法等)についても紹介していくつもりです。

よろしくお願い致します。

【9/7追記】

のんねむさんから急にお声かけ頂き、のんねむさんのチャンネルにて紹介して頂きました✨️

サムライ・アポロとしっかり戦える様子が確認出来ます!


【9/10追記】

この記事を読まれ、CSで実際に使用された方がベスト4入賞されました🎉
おめでとうございます!
(掲載許可はご本人から得ています。)

赤単・青魔導具にはやはり不利がつきますが、流行りの青黒魔導具とも互角にやり合うことが出来るので、立ち位置も問題ないです!

是非お試しください👍


デッキ解説

デッキリスト

9/3時点

こちらが現状のリストになります。

突っ込みどころ満載かもしれませんが、早速このデッキの回し方と各カードの解説に移ります。

【9/12追記】

このデッキにおいてガルラガンを活かすことはやはり難しく、私と調整班は代わりに「ガリュザーク」を採用し始めました。

5枚目のゼニスザークとして機能する他、相手の動きをロックする選択肢が増えています。また、ヴォゲンムの効果で墓地を13枚肥やした時点で「卍獄殺」の条件も達成することが出来るため、受け札としても機能する点が優秀です。

一方、本記事の購入者の中には、「グルメジャイアント」を採用した構築を使用されている方が何人か見受けられました。

CSベスト4入賞された方も、ガルラガンの代わりにグルメジャイアントを採用されていました。ゼニスザークがバウンスされた際の仕切り直しに使ったり、カラフルダンスの2枚目として使ったり、盤面処理札として使ったり、と器用に使いこなすことが可能だそうです。素晴らしいアイデアだと感銘を受けました✨️
ここまで来ると、本当に「新生グルメ墓地ソース」ですよね...。

回し方

このデッキのゴールは至ってシンプルで「ヴォゲンム(もしくはカラフルダンス)をプレイすること」です。それ以上でもそれ以下でもありません。

従来の青魔導具は出力の大部分を”新世壊”に依存しています。もちろん、ゼニスザーク・ヴォゲンムの登場により、安定性が上がり、出力が最低限保証されるようにはなりました。

しかし、ヴォゲンムからゼニスザークを出しても勝ちに直接つながるわけではなく、出来るのはハンデス・盤面処理・リソース確保です。(十分過ぎますがね、、、)

また、早い段階で新世壊からガリュミーズを打っても、続けてエクストラターンを獲得することはできません。出せたとしてもゼニスザーク1,2体程度ですがその役割は上記の通りで、相手視点で抜け道が存在します。特に、青魔導具側のメタカードは非常に限られ(殿堂のガルラガンによる踏み倒し封じと、ブラッドゥによる墓地利用メタのみ)、メタの通用しない相手にはエクストラターンを続けて確保できないうちに倒されてしまうケースが多いです。

しかし、今回紹介させて頂いているデッキのヴォゲンム・ゼニスザークは「直接勝ちにつながる可能性が極めて高いカード」として見ることができます。

基本的な動きですが、まず4tまではブラッドゥ・バレッドゥ・デドダムなどの札をプレイして全力でヴォゲンムもしくはカラフルダンスを探しに行きます。この過程で墓地に魔導具を落としておくと、ヴォゲンムのターン終了時効果をもってしても魔導具枚数が足りないというような事故の確率は下がりますし、カラフルダンスとヴォゲンムを同じターンにプレイした場合のターン終了時にゼニスザークを2枚出せる確率が上がります。

4t以降はとにかくヴォゲンムもしくはカラフルダンスのプレイを最優先します。

ヴォゲンムの効果で墓地に落ちる13枚の内訳は、
平均すると、
・魔導具 7枚前後
・フシギバース組 1,2枚
・スザク 1,2枚
・他の札(墓地関係の動きに関与しない札) 4枚前後

であることが多いです。

手札または墓地にあるゼニスザークを出し、返しのターンにゼニスを素材にフシギバースでダノスかブラキオを出し、増えたマナで追加のクリーチャーを出していって制圧します。ダノスとブラキオが揃った時点でほぼ勝ちなので、相手のトリガーを考慮しながら十分に盤面のクリーチャーを揃えることができたらそのままアタックして勝ちに行きましょう。

また、1つ知っておくべき点としては、ゼニスザークが公開領域に存在する必要はありません。もちろん、手札または墓地に存在すればヴォゲンムやカラフルダンスをプレイしたターンに場に出すことが可能ですが、このデッキの終着点はあくまでフシギバース組(ダノス、ブラキオ、ドマンモ)を場にそろえることです。

ゼニスザークが公開領域にない状態でヴォゲンムをプレイしたとしても、ヴォゲンムの効果で墓地に落ちた13枚の中にゼニスザークが存在すれば、相手ターン終了時にゼニスザークを降臨させ、返しのターンにすぐにそのままフシギバースすることが可能です。

この場合の裏目は墓地リセット・墓地メタですが、相手視点でヴォゲンムの処理も同時におこなわないと次ターンも墓地肥やしが確約されています。そして、それに対処できなければこちらのフシギバースが通り、そのままゲームの流れがこちらに傾くわけです。

こうした点で、明らかに従来の青魔導具と差別化することができています。

各カード解説

上記(回し方)で説明できていないことも補足しながら採用カードの解説を簡単に行っていきます。

①(ヴォゲンムを除く)魔導具群

ゼニスザークの下敷きになる魔導具を最低限確保するために採用しています。

バレッドゥについてはそもそもフシギバースと相性がよく、手札のフシギバース組を簡単に墓地に吐くことができる点でゴンパドゥと差別化できています。単純にヴォゲンムを探すだけならゴンパドゥの方が優先されるかもしれませんが、今回は手札交換に重きを置いてバレッドゥを採用しています。ゴンパドゥを採用せずとも試練ループを行うことは可能なので、現状ゴンパドゥへの変更は考えていません。

ボックドゥは現環境のビートデッキを受けるなら採用必須でしょう。最近は、青魔導具からヴォゲンムが抜けてボックドゥが優先的に採用されているほどです。

ブラッドゥは手札交換札・アビス等へのメタ札・自身の山札を回復する札として使えるのはもちろんのこと、このデッキにおいて重要な闇マナを確保してくれます。試練ループを行うとしても後述のようにマナから回収できるので、マナに置くことをためらう必要はありません。

エアヴォは受け札兼ゼニスの下敷きになっている魔道具を回収する札として使います。山札をどうしても回復したい場合に、ドマンモ効果でマナからガシャゴンを召喚し、エアヴォで回収することでブラッドゥを確保することが可能です。

②デドダム

このデッキのデドダムは実質魔導具です。自身がゼニスザークの下敷きになることはできませんが、山札の上から3枚見た場合にその中の好きな魔導具を墓地に落とすことができるからです。

また、4tにヴォゲンムやカラフルダンスをプレイできない場合にデドダム+バレッドゥなどで墓地に魔導具を貯めてゼニスザーク降臨を狙うことも可能です。

他は特に説明する必要はないでしょう。デッキをアナカラ―にするならこのカードが採用されて当然です。

③ヴォゲンム

このデッキの核かつゴール。
詳しいことは回し方の部分でお話したので省略します。

今更説明する必要はないと思いますが、このクリーチャーを出した後はゼニスザークの下敷きにすることを忘れないようにしましょう。自爆負けはあまりにも勿体ないです・・・。

神の試練でLOを回避した後は打点として使えたり、フシギバースの素材に使えたりします。

④カラフルダンス

このデッキに入っているカードで一番強いです。

マナにおいてしまったフシギバース組やゼニスを墓地に落とせる他、魔導具を複数枚墓地に落とすことで実質ヴォゲンムとして機能します。

このデッキは多色札がそれなりに多く、マナが4マナしかない場合にこのカードをプレイするとアンタップマナが2,3つになるケースが大半です。しかし、時々4マナそのまま返ってくることがあり、その場合、追加でヴォゲンムをプレイすることでゼニス2枚着地を狙うことができます。(3tにデドダムをプレイしている場合はマナが足りるケースが多く、ヴォゲンムも同時にプレイしやすいです。)

また、一気に山札を5枚削ることができるので、フシギバース後にカラフルダンス+バレッドゥ+神の試練で山札を掘り切ってエクストラターンを容易に獲得することも可能です。

とにかくブーストしたカードが多色でない限りアンタップマナとして返ってくるので、このデッキの動きの幅を広げてくれます。

相手の場にアプルがいる場合は5ブーストすることができ、次のターンの素出しゼニスザークにつなげることができます。

⑤神の試練

LOしないための札です。皆さんよくご存じだと思うので、詳しい説明は省きます。一応ループできるので、後述します。

神の試練が見えていないときはむやみに山札を掘らないように気を付けましょう。

⑥ガイアッシュ

最近は青黒魔導具にも採用されていたこのカード。

赤単やアポロに対して強く出れるようになる上、ヴォゲンムやカラフルダンスを引けていない場合にデドダムをプレイしながらマナを伸ばして、ガイアッシュの軽減込みで自力でゼニス・ダノス・ブラキオを出すことが可能です。

特にアビスに対して強く、邪侵入の返しに出すことができ、アビスラッシュによる襲撃も無効化することができます。仮に邪侵入からマーダンロウを出されたとしても、手札にヴォゲンムがある場合にヴォゲンムとの2択を迫ることができます。

⑦ガルラガン

このデッキで使う機会は少ないですが、依然として出せたら強力。

引けていたらバレッドゥを絡めていつも通り出すことができ、仕事量も多いので、今のところ採用していますが、さらに研究が進めば抜ける可能性もあります。

⑧ゼニスザーク

このデッキのもう一つの核。
今更説明することのないスーパーカード。

ハンデス、面処理、リソース回収の役目を果たす他、このデッキにおいてはフシギバースの優秀な素材となります。

青魔導具が新世壊から出すゼニスザークは下敷きがないため、破壊されると出しなおすのが面倒ですが、このデッキのゼニスザークは下敷きを持った状態で場に出るため、実質破壊耐性を持ちます。(相手ターン終了時に出しな直せる。)
依然として、バウンス・封印には弱いです。

また、回し方の部分でもお話しましたが、相手ターン終了時に降臨させて、返しのターンにフシギバースすればいいので、ヴォゲンムをプレイした際に手札・墓地にこのカードが存在しなくても構いません。

注意点としては、下敷きにする魔導具はよく考えましょう。フシギバースする関係上、下敷きとなった魔導具はマナへ送られるため、ヴォゲンム・ブラッドゥ以外の魔導具は回収が不可能となります。エアヴォを下敷きにする場合はよく考えましょう。

⑨フシギバース組(ダノス、ブラキオ、ドマンモ)

ゼニスザークを素材に、フシギバースによって場に出します。

計6枚採用しているため、ヴォゲンムの墓地肥やしでどれか1枚はほぼ確実に墓地に落とされます。

ダノスとブラキオのセットは現環境でも強力で、揃えば勝ちと考えてよいでしょう。

アビスに対しては、以下のような状況を作ると完全に詰ませることができます。
・ブラキオとダノスが場に揃っている。
・相手の場の闇のクリーチャーや闇のタマシードが合計3枚以上。
この状況だと、相手のクリーチャーはアタックもcipの発動も行えず、3コストのジャシン帝もクリーチャーとして場に出てくるのでcipを発動できず、ダノスを処理する手段を完全に失ってしまうのです。(秩序がある場合のみ例外)

また、ドマンモはとても器用なカードで、エアヴォで相手の場のカードをバウンスしてからクリーチャーを出してハンデスしたり、先述したようにマナからガシャゴンを召喚してエアヴォで回収することでブラッドゥを再利用したりすることもできます。

試練ループ手順

①1ターンに1回EXターンを得るループ
《初期盤面》
山札:0枚
墓地:ブラッドゥBのみ
手札:ブラッドゥA、ボックドゥ、試練
マナ:11

《手順》
1.ボックドゥを空撃ち
2.ブラッドゥAをプレイし、ボックドゥとブラッドゥBを山札に戻し、1枚 ドロー(この時点で山札1枚)
3.試練をプレイし、EXターン獲得。この時点で手札にボックドゥとブラッドゥB、墓地に試練とブラッドゥA
4.ブラッドゥBをプレイし、試練とブラッドゥAを山札に戻し、1枚ドロー
5.EXターン開始時、通常ドロー。これで初期盤面。
6.1.から5.を繰り返し、任意のカードを手札からマナに置いていく。

②1ターンに2回EXターンを得るループ(任意の回数EXターンを得るループ)
《初期盤面》
山札:0枚
墓地:ブラッドゥBのみ
手札:ブラッドゥA、ボックドゥ、バレッドゥ、試練
マナ:22

《手順》
1.ボックドゥを空撃ち
2.ブラッドゥAをプレイし、ボックドゥとブラッドゥBを山札に戻し、1枚ドロー(この時点で山札1枚)
3.試練をプレイし、EXターンを獲得(1回目)。この時点で手札にボックドゥ・バレッドゥ・ブラッドゥB、墓地に試練とブラッドゥA
4.ブラッドゥBをプレイし、試練とブラッドゥAを山札に戻し、1枚ドロー
5.バレッドゥで1枚ドローし、ボックドゥを落とす。この時点で手札にブラッドゥA・ブラッドゥB・試練、墓地にバレッドゥとボックドゥ
6.ブラッドゥAをプレイし、バレッドゥとボックドゥを山札に戻し、1枚ドロー(この時点で山札1枚)
7.試練をプレイし、EXターン獲得(2回目)。この時点で手札にボックドゥ・バレッドゥ・ブラッドゥB、墓地に試練とブラッドゥA
8.ブラッドゥBをプレイし、試練とブラッドゥAを山札に戻し、1枚ドロー
9.EXターンを1回消費して、ターン開始時通常ドロー。これで初期盤面。1ターンでEXターンを2回獲得できるので、任意の回数EXターンを行うことができる。


各対面で意識すること

自分なりにメモしていたものをまとめてみました。

①赤単・アポロ
赤単に対しては青魔導具と同様にボックドゥの手打ちを検討。
アポロに対してはゼニスの早期着地のために積極的に魔導具をプレイかつマナに魔導具をなるべくチャージ。ガイアッシュは必ず抱える。(その意味でも、先手初手ガイアッシュチャージはNG)
ガイアッシュが立った状態でゼニスを立てることができればほぼ勝ち。ガイアッシュの軽減込みで早期ダノス着地ができる。
いずれの対面も4tヴォゲンムゼニスでチャンスを作れる。

②青魔導具
先にゼニスザークを出した方がゲーム展開を有利に進めることができるが、こちらのヴォゲンムゼニスの返しにブラッドゥを打たれるとプランが崩壊する。
また、ダノスを出して手札をすべてマナへ送ったとしても、相手の場に新世壊があれば簡単にリソースを回復され、ボックドゥやカージクリで遅延されながら神の試練まで繋げられてしまう。なるべく早期に決着をつけたいが、ダノス効果で複数のスザクや神の試練をマナに送ることができればロングゲームに持ち込むことができる。

③アビス
基本的にアビスには勝てるようなリストになっている。

邪侵入に対してはガイアッシュが刺さり、相手の審問はほぼ効かない。
ゲームスピード的にヴォゲンムゼニスが間に合い、ケシカスを出されない限り、フシギバースまで容易に持ち込むことができる。

先述の通り、詰ませる手段もある。(ただし、秩序入りを除く)
・ブラキオとダノスが場に揃っている。
・相手の場の闇のクリーチャーや闇のタマシードが合計3枚以上。

この状況だと、相手のクリーチャーはアタックもcipの発動も行えず、3コストのジャシン帝もクリーチャーとして場に出てくるのでcipを発動できず、ダノスを処理する手段を完全に失ってしまう。

④アプル入りのアナカラ―デッキ
アプルを出されたらデドダムでマナを伸ばすプランに切り替える。ガイアッシュ→ダノスまでつなげることができれば勝ち切れる。

⑤アナカラ―グラスパー
ヴォゲンムゼニスからのダノス・ブラキオ着地までは楽だが、相手のスペルビアに注意
相手のマナが10枚の場合、スペルビアでブラキオ破壊(4コスト)+イザナミグラスパーでグラスパーcipによりダノスマナ送り(6コスト)でループが始動してしまう
また、こちらから攻撃を仕掛ける場合は絶対にワールドブレイクしてはいけない。スペルビアのSSTが発動してしまう。デドダムなどのウイニーを並べて1点ずつ攻撃するとよい。

⑥その他のデッキ(赤白サムライ、5cも含む)
とにかくヴォゲンムゼニスからのフシギバースを狙う。ただただロングゲームに持ち込めばいいわけではないので、状況に応じてダノス5点+ダイレクトでさっさと詰め切ることも大切。とこしえ・アプル・キャディ入りのデッキ相手は以下を忘れないこと。

*相手の場にとこしえがいる場合
ⅰ)墓地の魔導具を下敷きに、手札からスザクを出す場合
  →通常通り場に出る。魔導具もスザクの下。
ⅱ)墓地の魔導具を下敷きに、墓地からスザクを出す場合
  →そのスザクのみマナへ。魔導具は墓地に残る。

*相手の場にアプルがいる場合
ⅰ)墓地の魔導具を下敷きに、手札・墓地からスザクを出す場合
  →いずれの場合もスザクは出ない。魔導具は墓地に残る。

*相手の場にキャディがいて、マナが足りていない場合
ⅰ)墓地の魔導具を下敷きに、手札・墓地からスザクを出す場合
  →いずれの場合も下敷きとスザクごとマナへ。

また、その他小テクとして、序盤のマナチャージをアナカラ―にすることでデッキ偽装することができる。

最後に

いかがだったでしょうか。

現環境でそれなりにやれるのはもちろん、回してて楽しく、マナを多く扱える分考えることも多いので、長く遊べるデッキだと思います。

まだまだ改良の余地はあると思いますが、新時代のグルメ墓地ソースとして今後の環境でもやっていけるのではないでしょうか。

私やまぁつくん、その他の友人でもっと試してより良いデッキにしていくつもりです。もちろん、CSで勝ち切ることができるようなデッキにします。

皆さんも良ければ使って頂けると幸いです。
逆に「こんなカードどうですか?」「こんなプレイングもありました」など意見ありましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。

余談ですが、新弾も近いので楽しみです。個人的にはマジックが気になっています(笑)

最後になりますが、ここまで読んで頂きありがとうございました!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

良きデュエマライフを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?