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生徒さんに練習時間を与える



今回は、ダンスを教える時に
生徒さんに「練習時間を与えてあげる」大切さについてお話ししていきます。

ここでいう「練習時間」というのは、主に振り付けやコンビネーションを教える時をイメージしていただければと思います。

私自身が過去ダンスを習う側だった時のこと。
レッスン内で与えられた振付けを覚えるのに、スピーディーに進められてしまうと、覚えるのに必死で、振付けが身体に入らないままレッスンが終わってしまうことがありました。

そうなると、達成感も少なく、身に付いた感覚があまりないのですよね。
やはり、練習する時間が少しでもある方が、頭の整理もできますし、しっかり身につきます。



具体期には2つの「練習時間」があります。


1, 先生がリードして、生徒の皆さんと同時に行う練習時間

2, フリータイムを与えて自由に練習してもらう時間


まず、1の「先生がリードして、生徒の皆さんと同時に行う練習時間」について。

これは、振付けの一部分をキューイングを出して何回も繰り返してあげることです。(キューイングとは、踊り始める為にカウントで合図をすること。)
更に、アドバイスもしてあげたり。

先生がリードして、生徒さんはそれに従っていると自然に練習ができる、というパターンです。


そして、2の「フリータイムを与えての練習時間」について。

これは、今から5分間練習タイムです!等の合図を先生が出して、生徒さんが自分のペースで自由に練習できるように促してあげるものです。

この場合、生徒さんはそれぞれの苦手な部分を自由に練習することができます。

その間先生は、様子を見回り、困っている生徒さんにアドバイスをしたり、質問に答えたりします。

自分でどこが分からないのかを考え、質問することは、振付けを正しく理解するための助けにもなりますので、できるだけ質問がしやすい雰囲気を作ってあげることも、大事です。

この1と2は、どちらかでも両方でも、必要に応じてバランスよく取り入れていくと良いと思います。

その時間をほんの少しでも与えてあげることで、レッスンの内容をしっかり身体で感じてもらえるようになると思います。


更に、レッスン終わりに先生から生徒さんへ、今日レッスンでやったことをお家でも練習してもらうように一言添えるのも大切です。

その日の振付けの中で、ポイントとなるところを改めて説明してみるのも、メリハリのあるトレーニングにつながるので、良いと思います。

やる生徒さんとやらない生徒さんがいると思いますが、その一言を添えるだけでも、意識は変わると思います。


以上、今回は練習時間を与える大切さについて、お話しました。


また次の記事もおたのしみに!


最後までお読みくださりありがとうございました。


Raivs代表
山崎涼子

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