改めてCivic Prideからヒントをもらった
久々に本棚から取り出した本。
かれこれ10年以上前に購入。
起業を考えていた当時、私の思考の土台にもなった概念です。今や普通に耳にする言葉になりましたね。
改めて読み返してみると、いま正に取り組んでいる観光地域づくりやResponshible and Sustainableの考え方と合致します。
シビックプライドは日本語の郷土愛とは少々ニュアンスが異なり、自分はこの都市を構成する一員でここをより良い場所にする為に関わっているというある種の当事者意識に基づく自負心と言える。
今日この前に読んだ別の本ではCRS, CSV, SDGs, Sustainabilityの対比について書かれていて、Sustainabilityはざっくり
世の為、人の為、自分の為、そして子孫の為
と記載されてました。
観光においても変革が求められる中「俺が生きているうちは変えてくれるな」というオーラを放つ地域の重鎮殿にお会いする事があります。
そういった方々を「ボスゾンビ」と呼び「いかに気持ちよく成仏してもらうか」という話も業界では時折耳にします。
決して不謹慎な話ではなく、いかに握りしめたバトンを次の世代に渡してもらうか。
一方でぼくは「お孫さんの時代にこのまちは残っていますかねぇ」というアプローチが好きです。
自分の為なら上がらない腰も、愛するお孫さんの為なら上がる事があります(上がらない事も多いですが)。
頑張る次の世代の当事者意識だけではなく、これまで地域を担ってくださった重鎮殿の当事者意識にリーチするか。
内からも外からも、世代も超えて人と人を繋ぐ。コミュニケーションの渦が心を動かす。
一方的に伝える to Cではなく、
一緒に作っていくwith C。
(Bの場合も同じ)
日曜日の午後、いいインプットの時間でした。新書ばかりでなく、読み返すのもたまにはいいもんですね。
読んで頂きありがとうございます。東北にお越しの際はお気軽にご連絡ください!