朝日杯の人気馬と注目馬①

グレナディアガーズ
時計の出る馬場とはいえ1000m57.4のハイペースで1400mを1:20.4は優秀。Frankel×(Fappiano+Dupity Minister)と仕上がりも早そう。馬券内も有り得る。

ジュンブルースカイ
東スポ杯ではダノンザキッドを前に置いてやや荒れ気味の馬場を33.6の上がりで3着。ダノンザキッドととの上がりの差は0.1秒と僅かな差で、フォームの伸びやかさはこちらの方が上。外枠からでも問題なく競馬できそうで馬券内も十分考えられる。ドゥラメンテ産駒は馬場が悪くなると成績がかなり落ちるので良馬場なら買い。

ステラヴェローチェ
新馬戦では稍重の阪神1600を上がり35.7逃げ切り勝ち。2戦目のサウジアラビアRCでは府中の不良芝1600を大外から上がり36.8を差し切り3馬身差。2戦とも追われてからまだ伸びそうな脚で広いコースは合う。2戦目では緩みのないペースの中でも大きな伸びのあるストライドで勝ちきっておりソダシに近いものを感じた。ただ2戦とも馬群を経験してないために内側に押し込まれたら危険かも。あと本質的には1600は短い。悪天候で馬場が荒れてきたら上位争いの候補。血統的にはバゴ×(サンデー+米国)とクロノジェネシスに似てそれなりの末脚も秘めてそう。

テーオーダヴィンチ
2戦目の阪神1600未勝利で番手からの上がり33.9で抜け出して勝っており内枠を引ければヒモ大穴にはありか。中枠〜外枠は切り。血統的にはダイワメジャー×Storm Catと仕上がりは良好そう。

ドゥラモンド
福島の新馬、中山の1勝クラスとも4角をまくって先頭。ゴール板前うち路に詰められながらも押し切っている。2戦とも4角先頭からの押し切りは評価できるが、使える脚はある程度短そうで、阪神の外回り直線は長すぎる。能力的にも前走重賞組よりは劣る。馬場が荒れても能力落ちは少なそうなので道悪ならあり。

ホウオウアマゾン
4戦全て内枠でうち3回は最内枠と有馬記念の武豊みたいな枠引き。長くいい脚を使うタイプで根性もあり馬場に関係なく大崩れしない。外枠を引いてもスタート後に松山が外から前に押し上げて番手を取れれば連対もある。内枠なら1,2着候補、外枠ならそれより若干割引で考えたい。

モントライゼ
小倉2歳では先行から直線で一旦抜け出しかかったところを外からメイケイエールに強烈に刺され、京王杯では先行から4角ほぼ先頭で34.5秒の脚で後続を抑えた。小倉で重馬場の中35.1は早いが京王杯で良馬場になっても34.7と思ったより弾けなかった。外から飛んできたロードマックスの方がいい脚を使っている。スタートは上手いので朝日杯では内枠を引いてルメールがロスの少ない競馬をさせれば単のあるかもしれないが基本はヒモにくるか来ないかで考えたい。先行勢の中ではホウオウアマゾンの方が上。

レッドベルオーブ
新馬では1000m61秒台、デイリー杯では1000m58秒でのハイペースの中道中かかりまくりながらも2歳レコードで勝っており、世代の中でもスピードは抜けている。完成度は高いが気性が若くメイケイエールの二の舞にもなり得るが力は確か。当日の入れ込み次第だが馬群に沈むことはなさそうで馬券内は堅く、内枠なら直線突き抜けることも十分想定できる。血統的には今をときめくディープインパクト×(Unbridled's Song+Storm Cat)でコントレイルとほぼ同じ血統構成。東京が最もあってそうなコースで気性がまともになれば来年のダービーでも狙いたい。

ロードマックス
新馬戦では不良馬場を上がり最速で勝ちきり。新潟2歳は若干入れ込んでいて直線ではフラフラ走っていたが、3戦目の京王杯では中団やや後ろから上がり33.7でモントライゼにクビ差迫った。直線の広い阪神は向いており、当日入れ込まずに馬場の伸びるところに出せれば勝ち負けしそうな馬。枠順はそんなに重要ではない。馬場が渋っても問題なさそうで継続騎乗の岩田望来騎手の手に期待。血統的にはディープ×(Dubawi+Dasnzig+Sadler)とタフさと速さを兼ね備えていそう。

枠順確定したら印予想します。