阪神JF回顧

白毛馬による初の中央G1制覇。おそらくこれは世界を見渡しても初の白毛馬によるG1制覇だろう。父クロフネ、母ブチコは両方とも金子オーナーの所有馬。金子オーナーといえば言わずと知れた日本競馬界の至宝ディープインパクトやキングカメハメハのオーナー。ソダシの父クロフネ、母ブチコ共々金子オーナーの馬であり、未勝利で終わった突然変異の白毛馬シラユキヒメから始まる一族をここまでの名牝系に育て上げたオーナーの力は大変な偉業だ。

ソダシとハナ差の接戦を演じたサトノレイナス。全兄のサトノフラッグは今年からディープインパクト記念と改称された弥生賞をディープインパクト産駒として勝利し、クラシック戦線でも大きな期待を背負った馬だが勝ち切ることはできなかった。妹の末脚は兄よりも強烈なものでポテンシャルもソダシに引けを取らなそう。ぜひ来年のクラシックをルメール×サトノで再び盛り上げてほしい。

メイケイエールはフジの吉原アナが「かかっていなかった！」と実況で叫んでいた通り力は出し切ったと思うがスタートの出遅れが痛かったか...少し距離も長いのかな...次内枠に入ったら狙いたい

ユーバーレーベンは出遅れたわけではないがソダシに前にいかれてしまっては仕方なかったように思う。ゴール後もまだまだ伸びそうでより直線の長い東京競馬場や京都競馬場で狙ってみようかな。

今年の秋G１戦線は記録続き。一番人気は先週のクリソベリルを除いてここまで全勝。クリソベリル...来週の朝日杯、中山GJ、ホープフルSに有馬記念。年末まで素晴らしいレースが続くことを期待します。

それにしても香港スプリントと阪神JF、発走時刻が同じなのどうにかならん？リアルタイムで見たかった...ダノンスマッシュ...おめでとう！！！