最近複数の選択肢を持てるようになった話
先日はだいぶネガティブな記事を書いたので、中和するためにポジティブな記事を書こうかなと思います。
この機会に成長してやるぞ!と意気込んでいた大規模PJが解体するかもしれないということで腐っていた私ですが、この話を別の会社に勤める友達に話したら「そんあな贅沢な悩みは悩みじゃない!」と一蹴されました。というのも、保険会社に勤めるその友達は職場に女性が多く、女性特有の雰囲気に辟易しているとのことでした。女性の上司に質問すると、丁寧に回答はしてくれるが語尾に必ず「これは6月にも教えたと思うけど、」や「まだ新入社員だから怒らないけど、」と言われるそうです。また同期にいわゆるインフルエンサーというインスタでちょっと有名な人がいるらしく、その子の極端なルッキズムのせいで同期内でいじめが起こっており、私の友人自身がそのインフルエンサーの視界に入らないように細心の注意を払っているそうです。そんなのに比べたら私の悩みなんて何て贅沢なんだろうと思いました。低きを見る、という行為が人として正しいかは分かりませんが、自己防衛の手段としては持っていていいような気がしました。
友人と別れてからはかなり気が楽になり、「仕事が少ないならその時間を活かそう!」と資格を取ることにしました。とりあえず内容は何でもよいと思ったので、AWS(Amazonが提供しているクラウドサービスに関する試験)の初級を独学でとることにしました。
会社の福利厚生として提供されているAWSの独学+受験料付きのコースは既に定員に達していて申し込み自体できなかったのですが、自腹で15,000円払うのを躊躇ってこの時間を何もしないのは勿体ないので、ここは自腹を切ります。まあそこまでお金に困っていないのもありますし、自己投資には惜しみなくお金を使えるようになりたいという気持ちもあります。福利厚生のAWSの中級のコースは空席だらけだったので(みんな初級コースを取って満足しているか燃え尽きていると思われる)、初級が取れたら中級は福利厚生を使う予定です。
そこで早速勉強しようと図書館に来たのですが、3連休の図書館は全く席が空いておらず…。それならAWSに関する本でも借りようかと検索してもすべて予約済みか貸し出し中で、借りることができませんでした。いやー、みんな行動が早いなと思うと同時に、AWSの試験に対するモチベーションが下がっている自分がいました。
せっかく休日に来たのに、わざわざメイクまでした来たのに、暑い中電車に乗って来たのに、席も空いてないし本も借りられないし。
図書館のベンチでそんなことを色々考えたのですが、ふと、私は言い訳を考えるのが上手いなあと思いました。やらない理由を見つけるのがめちゃくちゃ上手い。
私はできない理由を正当化する人が得意ではありません。おそらく、自分がやらない理由を見つけるのが上手いからこそ、似たような人を苦手と感じるのだと思います。
たしかに図書館では席が無くて勉強ができなかったけれど、じゃあカフェでは?家では?AWSの勉強は図書館じゃないとできないことではないよな?と思い、近くのカフェに移動して今このnoteを書いています。
高校生の頃までの私は、かなり完璧主義に近かったような気がします。スタートダッシュが上手くいかなかったらもう全てどうでもよくなる。今回だったら「図書館で勉強する」という最初のスタートが切れなかったらもうイライラして家に帰る、みたいな。しかしあれから4年経って、最近の私は「プランAがダメならプランBにしよ」という感じに、常に複数の選択肢を持てるようになりました。今回の図書館の件も、PJ解体の話から資格勉強に切り替えた件も然り。
他の方は幼いころから出来ていたかもしれませんが、23歳になってようやく複数の選択を持てるようになったのはかなり嬉しいです。少し大人に近づいたような気がします。
さて、小さな気づきをメモすることができたので、勉強に戻りたいと思います。10月の3連休までに取りたいなー、ということで頑張ります。