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実践から学んだこと、ファシリテーションは意思あるすべての人が身につけることができる力。


ファシリテーター養成オンラインコミュニティ「Raise your Flag」コーディネーターの三矢楓です。
私が働くNPO法人コモンビートはあだ名文化なので、もっぴーと呼ばれています。ユニバにいるあのピンクのモッピーね、と覚えてください!

普段は観光ガイド、国際交流ツアー創り、小学生向けに世界の多様性をダンスを通して伝えるファシリテーターをしているため、仕事柄、全国や東・東南アジアを中心にいろいろなところに行きます。が、このご時勢で実家の京都に滞在していたところ、同郷で同じくコーディネーターの志藤大地と出会い、このコミュニティを作ることになりました。彼も普段は世界を駆け回っている人なので、もしお互いが普段通りの活動をしていたら何かを一緒につくることはなかったかもしれません。人生何が起こるかわかりません・・!

まずは自己紹介

簡単に私の自己紹介です!
子どもの頃から世界への憧れがあり、世界の平和のために力を注ぎたい、という想いを持ちながら学生時代を過ごしてきました。その中で、人の気持ちや成長に寄り添う仕事にやりがいを感じるようになり、予備校のチューターや人材会社で学生の頃含め、計8年間働きました。仕事をしている間は「世界」というキーワードから少し離れていたのですが、社会人4年目で自分のキャリアを変える覚悟をし、仕事を辞め、Up with Peopleというアメリカの教育プログラムを受けることにしました。

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このUp with Peopleでの経験が今の自分、そして今回Raise your Flagを創るにあたって大きく影響をすることになったのでもう少し書いていきたいと思います。

キャリアチェンジで臨んだUp with People

Up with Peopleは約20カ国から100名の若者が集まり、旅・パフォーマンス・ボランティア・ワークショップ・ホームステイをしながらグローバルリーダーシップを育成するプログラムです。

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Up with Peopleは国際社会で活躍をしたい人、教育に興味がある人には本当にお勧めのプログラムなので別の機会にもまた詳しくお話しをしたいのですが、今に最も生きている経験のひとつが、

圧倒的なファシリテーションの実践量でした。

1ヶ月のトレーニング期間を経た後、1週間毎に世界中の都市を巡るのですが、週に1回は訪問地域の地元の学校に行き、ワークショップのファシリテーションをするのです。

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ティーンエイジャー達を見て気づいたこと

このプログラムに参加をしている約8割が19-20歳。日本にはあまりないのですが、「ギャップイヤー」として参加している人が多いです。高校卒業後、大学生に入学するまでの間に社会経験を積む選択をする教育の仕組みで、アメリカやヨーロッパで一般的になってきています。

まだ多くの経験をしていない、20歳前後の参加者達が学校現場に足を運んで、最初は未熟ながらも何度も何度もファシリテーションをすることでノウハウと自信を身につけていきます。


そこで気がついたのは、とにかく実践の大切さ。トレーニングの期間を抜いた約4ヶ月、週に1回以上のファシリテーションの経験を積む、結構な実践量ですよね。

前向きでやる気のある参加者達ですが、20歳前後の彼らが最初から特別なものを持っている訳では決してなく、不慣れながらも何度も何度も現場でやってみること。それがひとえに私達の力になっていったのでした。

そこからファシリテーションは

意志あるすべての人が身につけることができる力

と考えています。

ワークショップには狙いが大切

Up with People、そして現在仕事をしているNPO法人コモンビートでは大人数で一つの作品を作るにあたって、たくさんのワークショップをします。
それぞれのワークショップに狙いがあって、その時に必要なコミュニケーションが取れるよう手助けをしてくれます。

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今回のRaise your Flagを機にそのワークショップ達をことばで伝えられるよう体系化をさせ、たくさんの現場で使ってもらえるようにまとめています。コミュニティメンバーがそれぞれの現場で生きるよう、アレンジを効かせて持って帰ってくれたら良いなと思っています。

そして現在、さまざまな業種・年齢、さまざまな現場で活躍をするメンバーたちがどんどん揃ってきました!

様々なバックグラウンドの人たちが集まるのも、このコミュニティの魅力。

一緒に学ぶコミュニティメンバー、引き続き募集中です!

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https://raise-your-flag.jimdofree.com/

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