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ブンブンジャーロボ買ったよ!!!

前置きとい名前の建前

 スーパー戦隊というのは昨今、苦境に立たされている。ニチアサとして共に活躍してる仮面ライダーが毎年数百億を稼ぐ中、スーパー戦隊は50億も行かない事が多く、ファンからもシリーズの存続が危ぶまれている。……販促アニメで50億も稼げば充分じゃない? て思うかもしれないが、かつては戦隊も百億単位で稼ぐコンテンツで、それに対して単純に売り上げを比べれば凋落している、と言われてしまってもしょうがないのだ。
 勿論、作品の面白さは売り上げでは決まらない、スーパー戦隊でも売り上げが悪くても根強い人気を誇る作品もある。だが、基本的に玩具を売る事が目的の作品なので、やっぱ売れないとそれはそれで問題なのだ。
 では、そんなスーパー戦隊にファンたる我々が何ができるのか、答えは一つである。
 玩具を買えばいいのだ。
まぁ、大きなお友達が玩具を買った程度でシリーズの今後を左右できるほど影響力がつくかどうかは疑問だが、要はそういう建前で玩具を買う理由をつけているだけである。

ビークルモード

 ビークル形態。ブンブントレーラーにブンブンオフロード、ブンブンワゴンとフェイスパーツの4点セット。オフロードカーにワゴン車がモチーフというのが面白いチョイスで、これまでの定番だった消防車がまだラインナップされてないのが驚き。
 まぁ、でも子供達にとっては乗用車の方が身近にあっていいのかな。地域にもよるだろうけど、家にある車なら、オフロードとかワゴン車の方が多いだろうし。

 トレーラーなので、他のブンブンカーを乗せることも可能。ただ、上に乗せれるだけでコンテナの中には入れれない。そこはちょっと残念。

 そしてブンブントレーラーのもう一つの形体、ゲートモード。レールを押すことで各ブンブンカーのギミックが展開する、というもの。番組でも丁寧に描写が入ってて売りであることがわかる。ギミックそのものはシンプルだけど、バネ式で勢いよく展開するのはやっぱ子供心がくすぐられる。
 また、私は90年代が直撃世代であるのだが、あの頃は基地玩具が全盛期で、キングピラミッダーやビクトレーラーに心を震わせた世代である(年齢がバレるる。そういう世代からすると、この手のギミックは非常に好みなのだ。擬似基地遊びのような感覚でとてもいい。

ロボットモード

 殆どブンブントレーラーが占めており、ブンブンカーは武装程度の扱い。ダンクーガみたいな感じ。赤が多用されているものの、基本形態のロボットにレッド専用ビークルが使われてないのも珍しい。変形もブンブントレーラーを内側からひっくり返すように変形させるのが面白い。

 前作までの可動を売りにしてたのと一変して可動はこの程度が限界。取れるポーズもほぼ仁王立ちが限界といった感じ。ただ、個人的にキングオージャーで不満だった着地性の悪さが改善されており、仁王立ち程度ならしっかりと立ってくれるのは嬉しい。

 専用のフェイスパーツを着けることでブンドリオにもなれます。

感想

不満点

 私個人では不満というほどではないのだが、やっぱり可動域が減ったのはマイナスポイントに思う人は多いんじゃなかろうか。
 個人的にはブンブントレーラーの変形ギミックは面白くていいが、反面、合体が面白いか、と言われると?という感じ。ロボットに武装合体をするというのは戦隊でも数多く見られたが、それでも本体ロボットは5体合体とかしていた。今回は単独変形するロボットに武装を着ける程度なので、あんまり合体ロボットという感覚がないのは残念。

評価点

しっかり立つ、そこが個人的に一番評価したい。キングオージャーは可動域が広くて様々なポーズが取れるのは確かに魅力的だったが、ゴットカマキリとゴットハチの接地面が狭いのでポーズを取らせても転倒しやすく、結局ほぼ仁王立ち、みたいなことが多かった。
 可動域が狭まったのは惜しいといえば惜しいのだが、その分だけギミックを搭載した感じなので、個人的にはそこまで大きく減点対象ではない、という感覚。また、とレーラーの変形機能を使って、擬似基地遊びができるようにギミックをつけたのが良かった。

最後に

 前作、前前作の方向性から大きく舵切りをしたブンブンジャーロボ。不安がなかったと言えば嘘になるが、ギミック重視になっただけで十分に楽しめるものでした。今後、どのようにロボットを展開していくかは分かりませんが、期待していきたいと思います。

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