まっちんぐ　BLボイスドラマ感想（おネタバレ有

ヘッダーに画像があったほうが映えるかと思い取り急ぎ絵を描いてみました。お気になさらず。　

DLSiteがるまにさんでBL同人系のボイスドラマ漁るのが最近の趣味なんですが、お一人でのドラマ（だいたい受けの方が演じるタイプ）が多くて、二人で演じられている趣味に合いそうなものがなかなかありそうでなくて。
（複数人数ものだと、どえらいハードな輪姦ものや３Pなどが多い印象が）

宝の山から自分の求める秘宝を漁っている時に、今回出会ったのがこのドラマです。これは、キャストトークや対談込みで見るとより一層に楽しめます。本当に。

あらすじはざっくりいうと、イケメンで仕事もできる低音ボイスが魅力的な大崎和義課長（受け／年上の上司）と、生意気で大型犬系な星野瑞貴さん（攻め／大崎課長の年下の後輩）が同性愛者用のマッチングアプリでマッチングしちまいましたわ！がっはっはみたいな感じです。
（別に笑いごとではないしコメディ展開でもないです。
ただ、もし自分が実際職場の人とまかり間違ってマッチングしたらもう笑う選択肢しかなくて、一人壊れたレイディオのように爆笑していると思います）

大崎さんは男の中の男というか、会社でも女性社員に「あわよくば」と狙われそうな感じのカッコいい系の上司なんですが、実際に彼は男性が好きで周囲にカミングアウトもできず、それが面倒で薬指にフェイクの指輪をはめています。
不器用な男というか、そのせいで部下や周囲の人間にもお堅いぶっきらぼうな人間に思われがちなんだそうな。

星野さんは明るい後輩キャラで仕事もできるがちょっと軽薄というか、生意気にみられてしまう傾向があるみたいです。（会社で公言はしていないであろうが）ゲイで、普通にそれ用のマッチングアプリを利用したりしてるみたいです。
なお、この手のドラマでは大体言及されない限り登場人物皆イケメンなんで、星野さんの顔については割愛させていただきます。

二人ともアプリで偶然にもマッチングしてしまい、ホテルで遭遇してしまいひぇぇええ（特に大崎課長が）という感じなんですが
容姿端麗で仕事もできる課長ですからね……実は星野さんは前々から大崎課長いいなぁと思っていたようで、このチャンス逃すものかとガッツリ頂く感じです。
（ところどころで星野さんが大崎課長の薬指の指輪について探りを入れたり、恨めしそうに見るシーンなどあって芸が細かくて良い）

演技も声も素晴らしくて、流石ベテランさんはちがうなぁと思って聞いてたんですが、どうも羽柴令さん（大崎課長）も綴春トさん（星野さん）もBLボイスドラマ初挑戦なんだそうです。

そして、恐らく羽柴さんもBL受け役も初めて、綴さんに至ってはこれが初のボイスドラマ出演、いろんな意味で感慨深い作品だと思います。

羽柴さんボイスは低音で雄みのある、ほかの作品（女性向けシチュエーションボイス）とかではごりごりに攻め様であったろうと勝手に想像しています。
綴さんボイスは、職場の年上やお局様あたりに可愛がられてそうな後輩ボイスで（どんな声だ）愛らしい仔犬系年下男子もいけそうなポテンシャルを秘めています。
そんなお二方の撮影現場を想像したら結構面白いんですよね…

羽柴さん「自分受けですか!?」
綴さん「自分攻めなんですか!?」
羽柴＆綴「逆じゃなくて!?」
みたいな。（実際に羽柴さんが自分が受けなの！？と困惑されたそうな）

対談（メイン）も面白かったです。
渋みのある雄ボイスの羽柴さんが、なんかの運動部の女子みたいにキャピキャピしててめちゃくちゃ眩しかったです。

綴さんに対して何度も「今度は３P（ものの作品）※やろうね！」と明るく無邪気に誘ってて可愛らしかったですね。
※BLじゃなくて、男性二人と女性一人のほうの３P
なんか、本当にノリが女子なんですよね。受肉もしていないイケボに女子を感じるのはなかなか初めてです。

対談の他に二人別々のトークもあって、綴さんは綴さんで「汗だくになって、とっても楽しかったです！！」
運動部の後輩女子（）でした。
いや、声優さんって本当に体力勝負でしょうしね。声のお仕事って大変だ。

ちなみに「まっちんぐ」のお値段は550円で破格の安さなんですが、今セールで50％半額とかいうトチ狂ったことやってるので、年下攻めお好きな方は是非購入してみてください。
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