書けない理由

こんにちはレインです。

かなり前に「書けないという事を書く」と題打ってnoteを書いたのですが、改めて、「書けない」について語ってみようと思います。

私は現在「思考訓練」と称して、
「休みの日や半日出勤の日に2000字くらい書く」
事をやっています。

あわよくば収益化だとかなんとか言ってましたが…そこまで考えるとはっきり言って考える事が増えすぎる訳です。
とあるライティング講座を受講している事もあって…
その知識と照らし合わせると、「如何に意味が無く、価値のない、的外れなものを書いているのか」がありありと理解できてしまう訳です(笑)

例えば…
・フォロワーがついていない(書き手に興味を持って貰えてない)なら、皆が興味を持っている事じゃないと、そもそも読んで貰えない
・主張を明確にする必要がある。「これを伝えたい」が「分かりやすく」示されないと、何が言いたいのか伝わらない。
・自分の興味関心と読み手の興味関心。ここが出来るだけ共通しているポイントを押さえて書く必要がある。

とかなんとか。

まぁ、こうして並べてみれば本当に当たり前の事ばかりなのですが…
更に…
・最終的に、名前を明かさなくても、最初の数行で、誰が書いたか分かる文章になっている必要がある
・単語、形式を1つ1つ選ばなきゃいけない。「なぜ、この単語を使ったの?」「なぜこの表現方法にしたの?」に答えられなきゃいけない。
・それらの積み重ねから「全体をデザイン」しなければいけない。
・読み手の理解度に合わせて、情報を絞って伝えなきゃいけない。

とかなんとか。
こういう所まで意識し始めると、書ける気がしなくなってくるわけです(笑)

お豆腐メンタルなので。(お醤油をかけると美味しいよ)


かといって、それで手が止まってしまったら
書くの無理だわ…ってなってしまったら本末転倒。

書く為のスキルなのだから。
書けなくする為のスキルではないのだから。

だからまずは、大前提として、書かなきゃいけない。


そこで…一旦評価を保留にするという方法を試しながらやっている所でございます。

もし、評価をするなら書き始める前じゃなくて、全部書き終えた後。
どうしてもゴミみたいな文章になってしまっているなら「推敲」すればいい訳なので。

まずは一度、ゴミを出す(燃えるかな。)
ゴミを、ゴミのまま、ゴミとして出す。

流石に最初に書いた文章が良い出来だったらそれはもう素晴らしい事なのですが…

そのレベルを目指す為にも、細かいスキルは、必要だと思ったものだけを、「1つ1つ」落とし込んでいく必要がある。

新しい事をやるのに、全部いっぺんに変えるってのはなかなかハードですから。それこそ、書けなくなってしまう。


だから、そうならないように。
まずは書く。書きたい事を、書きたいように書く。
その上で、それがより伝わるように調整していく。
それでもまだまだゴミ文章だったら、それをそのまま出す(笑)

別にゴミを読ませれば良いとかそういう事では無くて。
(本当にゴミなら、開幕の数行でページを閉じると思うので)
(ゴミだとしても、書かないよりは書いた方がずっとずっと良いんで)

更に言えば、書いた文章の価値っていうのは書き手には決められないんですよね。
それは、読み手1人1人のものなので。
その人にとってどんな影響があったか、どんな変化があったか、どんな想いを感じたのか、どんな行動のきっかけになったのか。

それは、読み手さんの物語。

書き手にどうこう出来るものではないのです。

それを「出来る」というのは…
読み手を…簡単に操れるものとして過小評価してるか。
そのくらいインパクトのある文章だと、過大評価してるか。

それは「傲慢」ってやつだと思うから。


なのに、スキとかフォローとかを求める訳だから
難儀な生き物だよね人間って(笑)
(これが承認欲求か)
(いや、これ単に金の亡者なだけなのでは…浅ましさに凹むわ…)
(ただまぁ…絶望が人を育ててくれるので…。)
(成長に繋がる痛みは歓迎という事で1つ。)


スキルってのは自分の主張を「より明確に、分かりやすく、100%に近づけて」伝える為のものであって、
自分の主張を「過大に、偉大に、120%に」魅せる為のものじゃない訳なので。

まぁ、そういう事も出来るのだろうけどね。
やろうとは思わないのでね。
やっても…自分は、なんにも成長しない。
より、世界や人々から必要とされる人間にはならない。
相応しくない人間がお金や名声を手に入れたら、自分も世界も不幸になる。

人が1人では生きられないという事は
人は、誰かとの関係性によって生かされているという事。
世界が不幸になるというのは、その自分が見えている世界の関係性が不幸になる事。
それは、自分自身の不幸と直結する。


なんかとんでもなく脱線しましたね。
こんなん絶対推敲しなきゃいけないやーつ…

でもまぁ…うん。今は。これでも良いのかな。
だけど、少しずつ、一歩ずつ、より良いものを作って行きたいよね。

でもでも、作れなくならないように。
100%伝える事を求めすぎて、0%にならないように。

着実に生きましょうか。

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