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音色に「今」を、歌に「未来」を。『MTV Unplugged Presents: Liella!』感想ログ
“MTV Unplugged Presents:Liella!” Day2に参加してきました!
皆さんはどのように感じましたか。
私は今開催するからこそ輝く、最高のライブだったと思います。
最近ブログを「感情のタイムカプセル」って表現されていたブロガーの方がいて。
今回のライブ、全然言葉が纏まらなかったのですが、とりあえず今感じたことを閉じ込めておこうと思います。
駄文になりますが、ご一読頂けたら幸いです。
■音で“繋ぐ”
はじめに、MTV Unplugged Presentsとは。
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「MTV Unplugged」は、“プラグを抜いた”の意の通り、アコースティックな手法とオーディエンスとの親密な距離にこだわり、独特の緊張感と一体感に包まれたライブ空間を実現する、MTVが誇る大人気企画です。
1989年にニューヨークで初めて実施され、日本制作としては宇多田ヒカル、平井堅、西野カナ、KinKi Kids、秦 基博など、一流アーティストがいつものライブとは一味違うパフォーマンスを披露してきました。
このライブで、Liella!が1st LIVE TOURのアレンジ、即ち“過去の回想”を選んだことには意味があると思っていて。
今のLiellaにとって「1st LIVE TOUR」はかけがえのない経験になってるんですよね。
結成半年で初めての有観客ライブ、10都市20公演を巡る中で、パフォーマンス面でも課題が山積していただろうし、声が出せない会場で盛り上げ方を試行錯誤しているのが伝わってきた。
2ndツアー大阪と2期生追加、アニメ2期を控え、Liellaは今以上の成長が求められる。その中で、彼女たちは原点に立ち返る必要があったんだと思う。
全力で駆け抜けた1st LIVE TOURを、今持ってる武器で再構築する。それがLiella!の出した答えなんだと思ってます。
ボサノバ調の「常夏☆サンシャイン」もJAZZ風の「ノンフィクション」も、ラテンアレンジを加えた「未来は風のように」も、多彩なアレンジが成り立つのは、その曲に幾つもの想いが結びついてるから。
MCでペイトンさんがライブのテーマについて「キャンプファイヤーを囲んで、1stライブを振り返る」だてちゃんが「振り返ることで時の流れを実感する」と話していたのがよかった。その言葉に想いが凝縮されてる気がした。
■歌で“結ぶ”
Liellaは、これからも挑戦を続けないといけない。
それは、Liellaが「lier」(結ぶ・繋ぐ)と「brillante」(内面的な輝き)を組み合わせたグループだから。
ラブライブ!スーパースター!のテーマの1つになってるのが「交差点」ですよね。
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かのんは「歌を世界中に届けたい」
可可は「アイドルがしたい」
千砂都は「かのんちゃんと同じ舞台に立ちたい」
すみれは「有名になりたい」
恋は「学校を救いたい」
作中では、皆が別々の目的をもって“スクールアイドル”をしている。
同年代の仲間と同じ舞台に立ち、自分の可能性を広げる。スクールアイドルを通して得られる経験こそ、将来の糧になるんですよね。
そして、舞台になってる「渋谷」も様々な文化が行き来することで成り立つ街。
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日本で最初に“街のデザイン化”を成し遂げたことで知られてます。
1970年代、PARCOの進出によって“若者の街”のイメージが定着して、90年代にSHIBUYA109の影響で“ギャルの聖地”になって。2010年からは駅前の再開発によりビジネス街へと変貌しようとしている。
そして2021年に始まった「ラブライブ!スーパースター!」もこの街のカルチャーとして取り込まれ、またカルチャーを取り込もうとしてるんですよね。
今回はアコースティックライブということもあって、オーディエンスもキャストも完全着席。
やっぱりラブライブ!のライブの1番の魅力は「アニメの再現」であって。演出とダンスを封じられるのは決してプラスの要素にはならないと思う。
それでも、Liellaには「歌」がある。
小さな頃からずっと思っていた。
私は歌が好き。ずっと歌っていたい。
歌っていれば遠い空をどこまでも飛んでいける。
暗い悩みも、すさんだ気持ちも、全部力に変えて前向きになれる。
皆の想いも、街の文化も。Liellaは“歌”で紡いでいく。このライブはそういうセンセーションが込められてるんだと思った。
■自分と“Liella”
ライブ中にも何回か1st LIVE TOURのことを考えてました。
現地は千葉公演Day1しか行ってませんが、間違いなくLiellaを好きになるきっかけだったんですよね。
オープニングでSTART True Dreams!を歌うだてさゆりさんが眩しすぎた。ラブライブが大好きなのが伝わってきて、ラブライブが好きな人を心から応援してくれる人だと思った。
今回のライブ、ティザー映像でも言ってましたが、いつも以上に「歌」に感情が乗っててよかった。
コーラスが虹みたいに綺麗だったDream Rainbow然り、音数を減らしてほぼアコギ一本で弾き上げたtiny starsも然り。
Starlight prologue、ストリングスのアレンジがすごいカッコよかったし、ラスサビの歌声に感情移入しすぎてうるっときてた。
音楽って所詮は五感の範疇で認識するものですが、本当に気持ちを込めて歌われた”歌“って心が一瞬熱くなりますよね。わかる人がいたら嬉しいです。
あとDay1、マジでDay1しかやらないのやめてください。月末で22時まで残業してる人の気持ちも考えてください。
とにかく思い出に残るライブだった。
次は9人で、開催する機会がありますように。
今回はこのくらいで。ここまで読んで頂きありがとうございました。
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