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飲み屋ランチのススメ

はじめに

物価高による影響で値上げラッシュが続く中、「飲み屋ランチ」が熱い。と思ったので、今日は飲み屋ランチについて書いていきたいと思う。

最初に言っておくが、筆者はお酒に弱い。ほろよいを飲んだ次に頭痛がするくらい、弱い。新卒で入った会社はいわゆる「昭和のおじさん集団」のところだったので、飲みに連れ回されたがコロナ禍で飲み会が自粛され、全くお酒を飲まなくなった。今ではたまに観光地に行くと日本酒自販機(100円を入れると小さいコップに日本酒が注がれる夢のような自販機)で、地元の蔵の日本酒を楽しむ程度で、普段は飲まない。飲み屋に一緒に行くような友人がいない(自分も含め薬の副作用で敬遠してるから)。

しかし、飲み屋の雰囲気は大好きなのである。コロナ禍で夜の運営ができなくなった居酒屋はこぞって「昼ランチやってます」と猛アピールしていたが、しばらく見かけなくなった。
しかし、雑居ビルや路地裏を歩いてみると昼ランチをやっている居酒屋がしばしばあることに気づいた。そこでここから先は「居酒屋ランチ」の魅力について語って行きたい。

1.昼間の静けさアトラクション

居酒屋は暗い。雰囲気がではなく、物理的に暗い。恐らく全国の居酒屋は節電とSDGsに対する意識が高いのだろう。ここぞとばかりに高そうなスーツを着てSDGsバッヂを着けて、バスや電車で足の悪いおばあさんに席を譲らない、「俺の時代はこうだった」と武勇伝を語り部下にパワハラをすることに快楽を覚えているような、ヤニ臭いジジイ役員連中共より、よっぽどSDGs意識があると思う。(と思うのは私だけだろうか)

まあ世の中の闇を語るのはこのぐらいにしといて、昼間なのに暗い雰囲気が「ああ、居酒屋に来た」という感じがしてたまらん。某ネズミ王国の入場料が高く「若者のネズミ離れ」と言われる昨今、こんなに気軽に楽しめるアトラクションは他にないと思う。
なにが言いたいかというと、普段お酒を飲まない人でも居酒屋の雰囲気そのものを楽しめるのが「居酒屋ランチ」の魅力のひとつだと思う。 

2.肉と魚がだいたいうまい

居酒屋のメインは、お酒もさることながら料理がうまくないとまた来たいとは思わない。とりわけから揚げや、刺身がメインメニューの居酒屋も多く、品質に力を入れているので味に保証がある。つまるところ、居酒屋の肉と魚はだいたいうまい。
中でも、大手の居酒屋より、小さめの居酒屋のほうがおいしいことに気づいた。「地元◯◯産のコメ使用」とか「◯◯産の魚」とか、地元の素材を使っているから新鮮だ。そんでもって、ランチの値段が、安い。
最近では定食屋も850円~がスタンダードになってきている中、居酒屋ランチは最安値700円から食べられる店もある。うまくて安ければなにも言うことはない。

ちなみに筆者は今日「マグロぶつ定食」を食べてきた。750円というコスパのよさもさることながら、マグロのいろいろな部位が味わえておいしかった。定食屋ではどうしてもコスパの良さから肉系を選びがちになってしまうが、居酒屋ランチは魚のラインナップも充実しているのが大きな特徴だ。魚になると、肉より若干値段が上がるお店もあるのが事実だが、一律料金で魚が食べられるのは、アラサーおじさんの体にもいい。おいしい魚はいい。(語彙力よ)

まとめ

以上、「居酒屋ランチ」について紹介してきた、先週は好きだった個人経営のそば屋さんが閉店して悲しみに暮れていたが、居酒屋ランチの魅力を再発見した。値上がりラッシュが続いて我々の賃金は値上がりしないのはなんとも皮肉な話ではあるが、いかに安くおいしくごはんを楽しむかもまた、ひとつのライフハックになるのではないだろうか。
みなさまの「推し飯」の話があったらぜひお聞かせください。











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