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絶滅夏日記8

雑観


気づけば8月も終わり。あっという間の夏だった。今年の夏はなんかあったっけ?と振り返ってみるとオリンピックの記憶しかない。

月末はニートにとって絶望の一日である。ハロワの求人を月初めに出そうと考える会社が多くて、月末は、やることがない。さて、どうしたものかと悩んだあげく、仙台に向かうことにした。幸いこちらはまだ台風の影響がない。

バス乗り場できっぷを往復で買ったら通常より400円も安くなった。片道1,300円×2で2,600円が2,200円。今まで知らなかった。
絶望の8月に最後にうれしい400円のプレゼント。幸先のいい旅になりそうだ。

都会のハト

高速バスに揺られてウトウトしていたら、仙台についた。いつ来ても都会だなと思う。バスを降りて歩くと「やっぱり都会はいろいろデカい」と思った(なにがとは書かない)。

とりあえず仙台駅を目指した。駅構内のステンドグラスはいつ見ても美しい。

在来線改札の脇には楽天イーグルスのイラストが展示されていた。現在パ・リーグ4位。巻き返しはできるだろうか。アーケードでも宮城県民軍歌(楽天イーグルスのテーマ曲)が鳴り響いていた。ちなみに筆者は野球好きだが野球を現地で見たことがない。いつか球場で見てみたい。

まだ残暑で暑さはあるが、おらが村の盆地シティと違って蒸し暑さはない。仙台港があり海があるからだろうか。

バスに乗っていたら喉に乾いたので「水分補給」に向かった。

仙台に来たら食わずにはいられん。お茶の井ケ田の抹茶ソフト。お茶屋の抹茶ソフト。大好物でございます。口に含むと涼しさが広がる。そしてサービスのお茶が、まあうまい。香り豊かで嫌な気持ちが吹き飛ぶ。日本の心、ここにあり。
その後、アーケードをふらふらしてコーヒーを片手にバスに乗った。

味の素と文豪

帰りのバスでは太宰治についてのwikipediaを読んでいた。その中で「鮭缶を丼に開けて味の素を大量にかけてくう」というエピソードがあった。いかれてやがる…。
さて、マンネリ化した日常に嫌気がさして出かけてきたが、いろいろと考えがわいてきた。
正直言って8月は暑さにやられて思うように動けなかった。
9月こそ。を胸に頑張っていきたい。



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