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人生をラクに生きるための思考法。

今回は人生をラクに生きるための思考法について話します。
私は48歳で脱サラし中国で起業、次にタイでインフラ関連の工場を作り
昨年3月末で帰国し現在はサラリーマンをしています。26年間の日本でのサラリーマン経験と約10年間の海外で働いた経験から得た知識やアジアの最新情報を2020年4月から始めたYouTubeで発信しています。

今回はストレスフリーで生きるための思考法を教えます。
人生をラクに生きると言っても何の努力もしないで到達できる世界ではありません。
自分なりにそれなりの努力をしてからこそ到達できる世界だと思います。
人生をラクに生きられるようになるには、それなりに自分で思考法を変えてその思考法で努力してみての結果、ラクに生きられるようになるというイメージで聞いてもらえたらいいなと思っています。
ですから今の生き方が苦しい、何とかこの環境から抜け出したいと考えておられる方々にいくつかのヒントが提供できればと考えて今回の記事を書きました。

人生をラクに生きるための思考法は次の五つです。
① 残業しません宣言
② 人の目は気にしない
③ 首までは取られない
④ お前がやってみろ
⑤自分を褒める

ではその思考法をお話しします。
①残業しません宣言
これはその日指示された仕事とか自分がやり遂げようと思った仕事を途中でやめて5時になったら即刻帰るという意味ではありません。
指示されたり目標とした仕事を時間内に終わらせる努力を必死でやって、やりとげて帰るという意味です。事務職でも生産現場でもその日のノルマがあると思います。そのノルマを早めに終わらせるという意味でもあります。
ある人はそんな事は当然で今は仕事が少ないのだからゆっくり仕事をして場合によっては残業して残業代を稼いでいますという方もいるかもしれません。
しかし現在はコロナの影響で不況の嵐が到来してるため企業経営者としてはいかに社員の首を切るかを模索しているのです。そんな仕事をしているフリをしている社員はすぐにバレてリストラ対象になりますよ。ですから自ら奮起してその日のノルマを短時間で終え、次の仕事は何をしたらいいでしょうかと上司に聞きに行くくらいに自分の生産性を上げてみる努力をしなさいという事です。
それじゃ自分にばかり仕事が回ってくるじゃないですかとおっしゃる方がいると思いますが、今は会社であなたの存在意義を見せつけることが簡単にリストラされない、とりあえず食べていくための生き残り策だと思うんです。
そんな努力の結果、5時に退社して家に戻り、独身なら自分の自己啓発の時間にするとか結婚していたら家族と過ごす時間を確保するとかできるようになると思います。そうすることによってストレスフリーの人生に転換できると思います。令和を迎えるまでは残業するのがどの企業でも常態化しており、残業していないものは仕事ができない社員だという考え方が日本の常識でしたが、今は時代が変わったのです。残業して仕事をこなしているような社員には能力がないというレッテルが貼られる時代となったのです。そして更に言えば仕事とプライベートを両立させるというのがこれからの生き方で大事にすべき事だと思います。

人生をラクに生きる思考法
②人の目は気にしない
アドラー心理学でも人は承認要求が強いと言われていました。承認要求とは人に自分自身の存在を承認してもらいたいという欲求が身についているという事です。自分は他人からどう見られているのか?自分の仕事は上司にどう評価されているのかが非常に気になります。自分は人からどう見られているかを気にするあまり、やる事なす事が不安で仕方がないという思いにかられるのです。そんな考え方にとらわれながら仕事をしているならば、石橋を叩いて渡る思考法に陥ってしまい、人から抜きんでた発想ができなくなりますし、仕事そのものがストレスとなってしまいます。そんな生き方は苦しいだけです。
ですから人の目は気にしない。変人だと見られてもいい、自分は我が道を行くんだという思考法に帰ればストレスフリーとなり人生をラクに生きることができます。

人生をラクに生きる思考法
③首までは取られないという考え方
自身の経験でもありますが、あるプロジェクトを任されてそのリーダーを任命されたとします。自分としては従来の考え方を変える奇抜で良いアイデアを思い付きそれを資料にまとめました。さてそれを上司に報告する段になって、しかしこのアイデアは奇抜すぎて指し返されるかもしれない、または、この資料で私の評価が下がるかもしれないと思い悩む事があるかもしれません。
そんな時に考えるべき事は、この資料を提出して上司にどんな評価をされても首までは取られない、つまり命までなくすなんて事などあり得ないと考えるべきだという事です。上司に気に入られたらあなたの評価が上がるチャンスかもしれません。逆に叱られても評価が下がってもいいじゃないですか。上司に
首まで取られるはずはありません。逆に首を取られる事を覚悟して作った資料が評価されなかったら、その上司は大したことはないと考えればいいだけの事です。

人生をラクに生きる思考法
④ お前がやってみろ
これは会社で言ってはいけない言葉ですが、自分の心の中で叫んで欲しい言葉です。タイで働いていた時の事を話しますが、同じようにタイで日本人独りぼっちの友人が居て、その人もタイ工場のトップではありましたが本社からの出向という形でしたので当然本社から彼に色々と指示が来る訳です。タイ工場では日本人は彼が一人でマネージャー以下の部下は全員タイ人。タイでのビジネスは日本と比べて法律も商習慣もタイ人の考え方も全く違う訳です。しかし日本から飛んで来る指示は、日本ではこうだから日本でも分かる財務報告にしてくれとか、日本の常識はこうだからタイ工場も日本式にして欲しいとか言って来たそうです。私の場合はほとんど全て現地の判断に任せるという社長の方針だったので自由に采配を振ることができましたが、先ほど紹介した彼のような事例は案外タイでは多くみられる事例でした。そこで彼はどうしたかというと、そんな訳の分からない指示をするなら、お前がタイに来て自分でやってみろという言葉を何度も自分の心の中で繰り返し、日本からの指示を聞くふりをしながら自分が信じた経営方針で社内を改革し、在任中は毎年右肩上がりの業績を残しました。
彼は5年のタイ駐在勤務を終え本社へ帰任し、取締役となりました。
彼はタイに来る前は製造部長でしたが、見事に出世した訳です。
彼が出世した理由はもちろんタイでの実績を評価されたからというのが一番の理由でしょうが、その背後にあるものは彼自身の信念とか、やる気、負けん気だと思います。信念岩をも通すという言葉があります。自分が信じた道をしゃにむに突っ走る、そんな熱い思いを抱くことが人生においては大切だと言う事です。彼は日本本社から相当のプレッシャーを受けていたと思います。しかし彼はそれを心のバネとし、うだうだ言うな、この仕事は俺にしかできないと考えて仕事に取り組んだのです。そして結果を出した訳です。海外勤務中の日本人が本社に対してよく使う言葉『お前が来てやってみろ、略してOKY』は不満を吐露する言葉として使われていますが、その言葉を前向きに捉えて従来の思考法を変えて応用してみたら人生が変わったという事を私の知り合いの経験から話しました。ほかでもない、この仕事は自分がやるんだ、自分しか出来ないんだという思考法で仕事に取り組めば、その結果、人生をラクに生きられるのです。

人生をラクに生きる思考法
⑤ 自分を褒める
2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの有森裕子さんの有名な言葉ですね。いままで述べた人生をラクに生きる方法の4つはどちらかと言えば自分自身を鼓舞し、ある意味騙し、仕事に前向きに取り組むことを前提に話してきましたが、でもやっぱり人間は弱いもので失敗や挫折を繰り返すものです。
ではそんな時にどんな助けがあるでしょうか?ある時は奥さんや恋人の励ましの言葉、ある時は友人と酒を飲んで憂さ晴らしをすることによってストレスを解消して来られたかもしれません。しかし最後の最後は自分を評価できるのは自分自身ではないでしょうか?自己満足という言葉は他人から相手を見て下す判断的意味合いがありますが、自分を褒めるという思考法は本当に自分をねぎらう事になります。よくここまでやったな、お前はえらいぞ、これからもがんばれと言ってくれるのはやはり自分自身ではないのでしょうか?
なに?自分で自分を褒めてどうなるんだ?とおっしゃる方も多いと思いますが、自分で努力して何かを成し遂げて達成感を味わった人ならこの意味を理解できると私は思っています。自分で自分を褒めてその実感を味わうこと、その実感を次も味わいたいと思うことで人生を楽しく有意義に過ごすことが出来、その結果、人生をラクに生きる事が出来るのです。


今回の主張をおさらいすると、

人生をラクに生きるための思考法は次の五つです。
⑤ 残業しません宣言
⑥ 人の目は気にしない
⑦ 首までは取られない
⑧ お前がやってみろ
⑤自分を褒める

一回キリの人生です。どうせ生きるなら人生をラクに行きましょう。
しかしそれなりの努力をすべきです。
思考法を変え、そして努力をすれば結果が変わります。
しかしそう簡単に行かない場合もあるかもしれません。
しかし指示されたことをやるだけ、出る杭にならないような思考、安全で無難で人と同じような金太郎飴のような人生が果たして楽しいでしょうか?
以前にも自分を変えるには習慣力が大切という動画をアップしています。
今回はその動画にも通じる部分がありますのでチェックしてみてください。
今回の話は62歳のおっさんが若い皆さんへ送るエールだと思ってくれたら嬉しいです。

そんじゃまたね!

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