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自分の人生は思い通りに作れます。

そう言いきれるあなたは何者なんですか?

この主題を見てそう思われたかもしれませんね。
私は63歳、現在再雇用中のおっさんです。
はい、ごく平凡な一般庶民です。

でもそれは言い過ぎだろ?人生を思い通りに作る?
バカなことを言うんじゃない!
人生は山あり谷ありが当たり前。
あなたは超楽観主義なだけじゃないの?

では、私がこのような結論に至った理由を話します。

確かに学卒後、会社に就職し26年間必死に働きました。
世間の不条理や矛盾も数多く経験しました。
落ち込んだ時もありましたし、自分を見下した時期もありました。
人生は思うようにならない。でもみんなそう思っているに違いないとも考えた時期もありました。

しかし47歳の時に一念発起して、26年間勤めた会社を脱サラし、単身中国へ渡り会社を作りました。その5年後にタイへ渡り工場を建設し、工場のトップとして会社の運営もしました。そして2年前、日本へ帰国し、現在新工場の建設を担当しています。

自分が属している現状を変えるためには、自分が望む状態をイメージしなければいけません。現状だけを見ているだけでは、その限られた範囲のことばかり考えてしまうのです。

現状に埋もれていると、夢とか希望なんて考える余裕などありません。
ましてや現代は毎日情報が波のように襲ってきて、その情報の波に流されてしまいます。

本来自分が考えるべきことは何なのかも忘れてしまいがちです。

今見ているもの、今あるものが皆さんの思考、関心の原点なのです。

それに加えて他人の目を気にしてしまいます。

多くの人は現状に意識を奪われてしまうので、自分の人生に変化が起こりません。毎日同じことの繰り返しで時間だけが過ぎて行きます。

仕事や地域や友人関係で色んな人に出会うチャンスもあるでしょうが、自分の意識が現状から抜け出せないので、出会った人から刺激を受ける事もありません。

こんな自分はいやだ、こんな人生はいやだと心から思うならば、現状や他人の目に意識を向けるのをやめて、自分はこうなりたい、こうなったらいいなと思う状態に意識の方向を向ける必要があります。

ただ単に今見えるもの、周りで起きていることを眺めているだけで、心を痛め右往左往するのではなく、意識の方向を変えるのです。

自分はこうなりたい、こうなったらいいなと思う状態に意識を集中させるのです。

週末だけ考えるとかではなく、毎日、いや一日に何度も意識を向けるのです。そうするとその意識は思考となり、その思考が徐々に大きくなっていき、前向きな感情に突き動かされて新たな一歩を踏み出せるようになります。

私の場合も脱サラする際は、熱病におかされたような状態となり、このままじゃダメだ、海外で自分の実力を試してみたい、なにがなんでも海外へ行き、勝負するのだと決心し中国へ渡った次第です。

中国での事業は正直成功したとは言えませんが、異国で一人ぼっちでやれることはやったという、何か変な自信が付きました。それで、この中国での経験を生かして更に別の国で再挑戦したいという思考が強くなっていきました。毎日それを願望し、きっとできると信じて行動した結果、現在の会社の社長(高校時代の同級生)に再開し、タイ工場の設立を任されることになりました。

自分はこうなりたい、こんなことをやりたいと願望したならば、自分ならできると信じ、行動するならば、同じ思考を持った人が引き寄せられてくるのです。

自分は単身海外へ行き、マネジメント業務の面白さを学ぶことができました。具体的には海外での会社の設立や工場の建設など、製品を生み出すための組織作りやそのための箱モノ作りを任せてもらっています。

今も日本で新工場の建設を任されていますが、これまでの人生を思い返すと、自分が強く願ったことは確実に実現できたということです。

これが、自分の人生は思い通りに作れるという根拠です。

でもそれでどれくらい稼げたのですか?と、聞きたいですか?

人生の成功の尺度ですよね?

成功の尺度は色々あると思います。年収、肩書き、資産、車、家、腕時計などですか?

でも私の場合は、今の私の『心地よい感情』です。

朝は幸せな気分で目覚め、おいしい朝食を楽しんでいただく。安全運転で会社に向い、仕事で会う人と笑顔で話しながら業務をこなす。そして心地よい気持ちで車を運転し帰宅、妻と楽しく会話してベッドにつく。

私にとっての成功が、この状態であることなのです。

自分の人生は思い通りに作れます。

そんじゃまた!



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