夢見心地に編み込まれながら。|day 2|西アフリカふたり旅
こちら、ブルキナ、
ふたりとも元気にやっております。
念願の編み込みをパワフルなアフリカンレディ達にしてもらいました。
順番待つのに1時間、せっせと編み込んでもらい約3時間。
な、長い。。途中暑さと疲れで眠さが押し寄せてきて、意識が朦朧としましたが、お湯になりかけの水をガブガブ飲み、なんとか意識を保ち、とそこへよっしが街探検して帰ってきて、それでもなお、まだ編まれ続ける我が頭。
しかし、そこからラストスパート。
「あら、旦那さん帰って来たわよ、じゃあ!みんな!行くわよ!」的に盛り上がり、そこにいる子達みーーーんなで、五人がかりで、一気に仕上げてくれました。
ちなみに、地毛だけでお願いしてみたのだけど、アフリカンレディたち的にイケテナイらしく、オススメされるがままに、赤いエクステを混ぜ込みました。このチョイス、日本でするにはなかなか勇気がいるもんですが、やってみてしまえば可愛いです。街ゆく人がセボン!と褒めてくれます。親指立ててくれます、嬉しいです。郷に入っては郷に従えってやつだね。
ちなみに、ワガドゥグの女の子たちは、
出会う子、すれ違う子たちのほぼ全員、
何かしらのスタイルで髪の毛をアレンジして楽しんでいます。
地毛を編み上げていたり、
エクステをつけたり、
短い髪の毛にビーズをつけたり、
ウィッグを被ったり、
スカーフ巻き上げたり。
頭上への美意識は、私の想像の遥か上。
何が起こっているのか気になって、到着初日に引き寄せられるように訪れた美容室。
文化的な背景、宗教的な理由、頭でっかちな想像をしてみたけれど、多分もっと単純なことだった気がする。女子たちの「可愛くなっていく」高まり、みたいなものがあふれていたから、間違いない。物珍しいアジア人のストレートロングヘアはみんなが順々に触ってキャッキャ笑ってたし、わたしがエクステを選ぶにあたりみんな本気のアドバイスをくれたし、編み上げてる途中に来た全女子たちは、わたしがどんな選択をしてどう進行してるのか、必ずまじまじと確認して、最後に「セ・ボン!」と言っていった。
田舎に行けばきっと違うんだろな。
まあここはなんてったって、首都。
みんなみーんな街の女の子だもんな。
そうは思うのだけど、さて、どんなもんかな。
街のどこにいっても、どんな小さな路面店のキオスクにも、「エクステ」にエクステが売ってるという事実が、この街の女の子たちの髪の毛への情熱を感じさせてくれる。
綺麗さにかける情熱ってのは、
どこにいってもやっぱりあるよね。
世界共通なものを見つけるのは難しいけど、
どんなに違っても、こういうときめきを分かち合えるから、女の子はたのしいね。
そうそう。
翌日行った、
木の下の小さなネイルサロンにも、
変わらぬ情熱があったよ。
店主がマニキュアのたくさん入ったカゴを嬉しそうに見せてくれるから、せっかくなら、と塗ってもらってると、ちびっこレディが何人もやってきた。塗りたてのペディキュアをうちわであおいでくれたりして。ネイルが乾くのを待ってる時間はのんびりとして、強い日差しの合間を風が吹き抜けて、なんとも言えず、心地よかった。
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