ソクセキ11

こんにちは。
1週間お疲れ様です。


今週も特にこれと言って仕事の話はありませんが、仲良くしている先輩社員(以下おじさん)との話題で思うところがあったのでそれについて書いていこうと思います。(*先週短かったせいか4000字overです)

あと明日は久しぶりに規模が小さめなライブハウスに行く予定です。

社会人サークルで軽音をやっている方々がいて、そういうのって大体初心者向けで自分みたいな人間がいくべきではないかなとか考えていました。

でも最近仕事が暇なおかげで友達作りたい欲が出てきて勢いのままに申し込んだという一連の流れです。

代表の方と連絡する場面があって、初めてだし自分にしてはきっちり目な言葉遣いで文章を送ったら「しょうちです!」(原文まま)と返信が来て、あぁ〜懐かしいこの軽い感じとなっていました。(大学時代軽音サークル所属)

というわけでおじさんと話してなんとなく感じたことをつらつらと書いていきます。(話題の方向性がビッグバン並に飛び散りますがご容赦ください)


おじさん(50代前半イケオジ)は基本的に合理的に考えるタイプです。感情的に考えるのが苦手な結果合理的なのかわかりませんが、合理性が際立つ会話の流れです。

こういう方向性の方がいいから君はこうした方がいいよと全てにおいて理論が通っているし、確かにその通りにすればうまくいくんだろうなと思います。

実際おじさんも(会社評価は諸事情により良くありませんが)お客様からの評価はとても優秀で、わかってるお客様からは引き続き担当してほしいと引き止められがちだそうです。(会社的に良くない理由でできていませんが)

そんなおじさんとの会話はとても疲れます。自分の知識の少なさとか思考の浅さを痛感します。(おじさん自身、ご両親からも同じこと言われたらしい)

人生経験からしたら50代前半と20代前半が会話して知識レベルが同等のことの方が少ないですが、おじさんの場合、ちゃんと積み重ねた人の頭の良さって感じです。(お前誰だよって感じですが)

(ほぼ放置されてますが)教育係の部長もおそらくはそれなりの年齢ですが、正直言っておじさんから感じるような厚みがまるでないです。

だからと言って何もかも良くないわけではないですが、なんかこう、加齢していくと逆に幼くなるというのも腑に落ちるなと部長を見ていて思います。

ここで自分の話になりますが、自分は最近すごく落ち込んでいました。

なんでだろうなと思っていて、おじさんのことは好きだしすごく尊敬していて、会話していて楽しいのに、会話が終わるとすごく気分が沈んでいます。

これ実は過去にもあって、ギターレッスン受け始めの自分がこんな感じだったなと思いました。


そもそも自分が言われたことを真正面から受け取りがちっていうのもありますが、ギターレッスンとおじさんからのお話で共通しているのは、どっちも自分にとってはそれなりにちゃんとやろうとしていることで、尚且つ話している相手がちゃんと結果も出てる人っていう部分です。

異なる部分は僕の熱量で、最近はギター熱が高めではあるので、ある程度自走しよう(というかもう半分自走してます)という気持ちがあるのに対し、仕事に関しては、それが一番大事とか、楽しいとか好きとか、そういう気持ちがないんですよね。

でも仕事をやる以上はちゃんとしたいっていう気持ちもあって、そこで板挟みになっている気がしています。

あと、プログラミングに関しては1年経つくらいなのに対し、ギターは5年くらい経験積んでから出会っているので、そこの差もあります。

っていうのを書きながら整理できてよかった。


あと個人的に嬉しかったことがあって、おじさんの心の整理に役立っているのかなと思うことがありました。

前提として、おじさんはうちの会社に来てからなかなか壮絶な道を歩んでまして、要約すると昭和の企業体質にやられてしまった感じなんですが、まず先ほど話したようにおじさんはすごく優秀でして、某大企業の案件に入って誰もが"これは終わらないよね(終わる見通しが立たない)"という見解の中、おじさんが入って、なんとか終わるかもくらいのレベルまで行けたという出来事がありました。(実際にほぼ納期通りに終わったらしい)

業界の専門用語っぽくなってしまうので、ざっくりいうと夏休み最終日に溜まってた宿題全部終わらせたみたいなイメージです。

で、こういう納品の場合、終わったはいいけどバグ(ちゃんと動かない部分)があるというのがあるあるなのですが、なんとバグもなかったそうで、

ここまで聞くとお客様的には大助かりなわけです。

ですがここで不満なのが役職上の方々で、おじさんが超優秀すぎたが故に上の方々がおじさんの納品を扱いきれないという問題がありました。(内容が高度すぎて本来検査しないといけない人がそもそも何書いてるか理解してないみたいな状態です)

で、ここからが問題でして、どうしたのかというと、おじさんを立場上の悪者として案件から追い出したそうです・・・。

このまま進むと検査能力がない人間がよくないとなりますが、おじさんの納品が悪い場合は納品した人の責任になるのでそういうことです。(説明雑)

(説明力不足ですが頑張ったけど仇で返されたという解釈でお願いします)

後々、あのときはおじさんがいてすごく助かったんだよというお話を当時のお客様から聞けたということだったのでよかったし、その後弊社営業との取引を一度お客様が断り、お客様からおじさんが指名されて会社も契約を取ったという経緯があります。(半分お客様からの仕返し的な感じですね)


なので、当時のおじさんはすごく傷ついた(そりゃそう)し、なんと言ってもしんどいのが、会社に味方が少ないということですね。

大体の人は大した人間でもない部長にへこへこしながら泥舟の中で社内政治やってる人間というのが弊社の構図らしいです。(文章化するとカオスですね)

で、そんな中で僕という人間が入社し、おじさんと会話をしていく中でお互いに考えることとか正義観とか倫理観的な部分が近いよねということになり、「いや〜君に話聞いてもらってよかったよ〜」と言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。

僕も同じで、多分おじさんがいなかったらなかなかに暗い社会人生活だったと思いますが、おじさんに出会えてよかったなと本当に思います。


具体的な共通点というと難しいですが、コミュニケーションを成立させるには言う側にも聞く側にも責任があるよねとか、サラリーマンになればプロってわけではないよねとか、管理職ってマウントを取るのが仕事ではないよねとか、何歳になっても自己研鑽(広義)って大事だよねとか、便利なもの、優秀な人には教えを乞う(年齢関係なく)とか、色々と共通点あるなという印象です。

あとおじさんの偏見で面白かったのが、サラリーマンはみんなクソというのがあって、しかもソースが、飲み屋で会ったサラリーマンはみんなクソだからっていうのも面白かったです。

だからサラリーマン家庭の僕がクソに該当していないのが新鮮なようでした。(今まで関わっていただいた方々のおかげでクソにならずに済みました。ありがとうございます。)

かくいう僕もなんとなく会社の雰囲気を探り始めていた時に、おじさんだけなんか違うかもというのはうっすら感じていました。

まともに会話できるし、こっちがミスしても歩み寄ってくれる余裕と、ちょっとの抜け感と、知識に対する透明性みたいな部分が特に突出していたように感じます。(こういう上から目線もよくないよって言われました。すみません)

というわけで、色々と会話していくうちにお互いの人間性みたいな部分が見えてきて仲良くもなれたのでよかったなと思います。できることならいつかご飯に行きたい気持ちでいます。


僕もおじさんもなんで染まらないかと言えば、周りの人間に恵まれていたからですね。(ここは2人の共通認識です)

恵まれてるっていうのは経済的な部分にも使う言葉ですが、僕とおじさんの場合は、それ以外にも人柄の部分が大きいです。

おじさんの場合はそこそこ経済的に恵まれていて、サラリーマンではなく経営者の家系で自身も会社を経営した経験があります。

ただ、ご両親はあんまりだったらしく、周りの方々がいい人だったようで、そこから吸収したとおっしゃっていました。

僕の場合はというと今でこそネットのつながりが多めですが、保育園・小学生あたりで土台が築かれたかなと思います。両親も割とちゃんとさせようという考えだったし、周りも外れることもなく既定路線で行って欲しい感じだったと思います。(その結果自分でもその道を行った)

大金持ちというわけでもないですが、あまり不自由はなかったですし、やりたいこともやらせてくれた感じで恵まれていたなと大人になってから感じることは多いです。

Twitterには書いたのですが、僕は接触回数を増やしたり、コミュニケーションの回数を増やして会話が成立してきた人生だったので、そもそも会話したくないとか、仕事に私情(マウントとか)を持ち込む人間を理解できません。

おじさんからも「対人関係であんまり苦労したことなかったでしょ」と言われました。(全然苦労しなかったわけではないですが、少ないかもしれません)

なので今の会社に来てそれが横行しているし、中学生みたいな大人がぼちぼちいるので、世の中ってこんなカオスだったんだなとちょっと失望していました。

一部やばい人がいると思ったら、やばい人は案外大量にいて、ちゃんとした大企業とかではない限り普通の人間を探すのって大変なんだなと感じました。地方だと別かもしれませんが。

おじさん曰く、東京は田舎者の集まりだから面倒な村意識があるとのことですが、そこは僕にはわかりません。やばい人はやばい人なので。

なので、割とカルチャーショックがあったけど、おじさんという近い考えの尊敬できる大人を見つけることができたのはありがたいし、そんな方から「話を聞いてもらえてよかった」と言ってもらえるのもまた嬉しいなと感じた日々でした。


うまくまとめられませんが今週はこんな感じで終わろうかと思います。あなたの会社なかなかやばくないですか?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが僕はこの会社に長居する気はないのでさっさと動く予定でいます。(そこの計画も練り直さないとですね)

というわけで最後まで読んでいただきありがとうございました。

気温差が激しいので体調管理気をつけていきたいと思います。

また来週〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?