今一度あの絵を振り返ろう
■本日正式に発表があったのですが、昨年11月に私が描いたイラストがpixiv企画参加作品の中から受賞作品に選ばれました。
受賞したのはこちらのイラスト
そう……忘れもしない……あの血涙に塗れて描いたあの絵です…！！
詳しくはこちら↓の記事に……
記事に残すことの有用性よ……今でも読み返すとあの時の思いが蘇ってきます。たぶん私の絵描き人生で絶対に忘れられない経験だった……。Twitterにも一切浮上せず10日間ほどただ黙々とこの絵を描く事だけに専念していましたね……そんなことしたのも初めてだった。
私の中では、この絵を描き上げた時点で「大切なものを得た」という大きな実感があり、それ以上に求めるものは何もありませんでしたが、こうして賞を頂けたことで更に得るものもあったと思っています。「自信」ですね……自信に繋がりました。自分がこの絵で「再起」を目指し努力し、それを果たしたことへの報いが賞として結果として現れたのだと私は受け止めました。
とにかく嬉しいです……！！！pixivの企画系に参加するのも初めてでしたし本当に忘れられない経験をすることができました。あらためてこのイラストの良かったところをよく分析して、今後の作品作りに活かしていこうと思います！
■最後に、私がこのイラストを描くにあたり作成したカラーラフと、当時私をどん底に貶めたボツラフを掲載します。
ボツラフのほうは、ファンティアなどで限定公開にしようかとか色々考えたんですが、結局どこにも公開せず、ファイル整理の時にでも捨てっちまおう……なんて思っていたところだったのですが、今回こうした機会なので同じようなどん底に苦しんでいる人たちへ、そして何より自分へのエールのつもりでここに置いておきます（エールになるのか…？？）
↑これが憎きボツラフです。（憎きといっても描いたの自分だからな……自分で生み出した憎しみだからな…？！）
描いてた当初は本当に「良いラフ」と思っていたんだけどなぁ……早く本制作してぇ～ってワクワクしたのにな……不思議ですね 本制作に入ってからみるみるうちに精神が崩壊しました
こちらがリベンジしたラフ。構図から色味、キャラの細部まで丁寧に詰めたので本制作ではほとんど迷うことなく完成に向かうことができました。この一件があってからより一層ラフに時間をかけるようになりましたね……ラフの大切さを学べたこと、自分にとって大きな一歩だったと思っています。
学ぶこと、ステップアップすることは何よりも楽しい。イラストの一番の醍醐味です。これからもイラスト制作という果ての無い旅を楽しみたいです！
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