毎晩朦朧としている

■４月……なんだか仕事が忙しくやたら働いてしまいました　３月とは別の意味で忙しくて……５月こそはのんびりしたいよ……。
貴重な時間をどうしても創作に使いたくて、眠気に朦朧としながらも夜更かしをしてペンを握っていたんですが、朦朧としてくるとなんかもうスケベなB組しか描けなくて……ここ最近暇さえあればスケベなB組について考えてしまいます……。どうしたの？こわいよ

■おかげでスケベならくがきがどんどん溜まってしまったのでここらでpixivにでもまとめとこ……と思い表紙用に描いたのが今回の絵です。今回は全体の雰囲気づくりに一番力を入れていました。（エリーゼのセクシーランジェリーと乳首丸見えは私の中で作品としての「デフォルト」なので特に何の意味もこめていません……女の子の裸体を描くのが好きだからどうしても服がログアウトしてしまうんです）

安全地帯（またか）の「1991年からの警告」っていう、超ド級神曲があるんですけど……今回はそれをイメージして雰囲気を作りました。

安全地帯 1991年からの警告 歌詞

この曲の、「幸福な未来」が崩れていく不穏な世界情勢をニュースで目の当たりにした二人の動揺や不安、終末から逃れられない嘆きや諦めが壮絶で……その激動の中でさらに強く結びつく二人の「愛」が伝わってきてたまんねぇんですよ……！！
そんなこと考えながらラフ作ったら見事に現パロ軸のB組になっちゃって困ったよ　現パロB組がどんな道を歩むのか考えちゃってさ……すごいトリップをしちゃったよ……。
まぁそれは良いんですけど、今回一番描きたかったのが窓から差し込む黄昏の光でした。あと視線の向こう、部屋の隅にテレビがあって、二人がそれを見ているというのを表現したかったんですがテレビを描かずにそれを表現するのは難しかったです　手前にブルーの反射光と、瞳の中に映り込みを入れるのが精いっぱいで……。テレビって暗いところでも映像通りの色は反射されないんですよね　自宅のテレビでも確認したんですけど青白い光だけがぼんやり反射するだけで……。そんな発見も得られたのでまぁすごく勉強できたなぁというイラストでした。

■この絵を描いていてふと気になったのが「これ、どんな構図に見えるんだろう…？」ということだったのでTwitterでアンケートをしたんですが（いつも付き合って下さる皆様ありがとうございます…！）

どっちに見えるだろう……？🤔

エリーゼはルーカスに

— 雨画スミ (@S_Amaga) April 29, 2021

なんかすっげー個人的に理想の結果になって興奮しちゃった……！！（すな）
ルーカスというキャラをどんなふうに解釈するかで見方が変わるだろうなと思っていたので、どちらにも票が入ったのは「狙い通り…！」という感じです。
実のところを言うと、ルーカスはエリーゼに対して完璧な「善」の感情を抱いているので、エリーゼが嫌がることは絶対にしないし、終末に怯え震えるエリーゼを何とか落ち着かせたい、この世の全ての不穏から彼女を守ってあげたいという気持ちでエリーゼを包んでいるんですが、それはあくまでルーカス本人の中にある感情であって、その感情は外側から見えないんですよね。エリーゼはもちろん彼の気持ちを理解してるので、二人の中では完全に心が繋がり合っているという構図なんですが、他者が見た表面だけではそうは見えないことがある。むしろそう見えないことが多い。「おまえ……エリーゼに何しようとしてるだ？！」って思われることが多い……それはルーカスが「誤解されやすいキャラ」だという私の性癖と意図がうまく作れている証拠なので、「とらわれている」という認識が「まもられている」よりも多かったこと、めちゃくちゃ嬉しかったです……！！ルーカスの、何考えてるのか分かんない感じとか、モブ目線で見るとすごく怪しい感じ、でも実際は全然そんなことないんだけど、彼の本当の内面が全然外側から見えなくてとにかく「誤解」されがちなところが私が一番気に入ってるルーカスの「設定」なんです。だから皆にどんどんルーカスを誤解してほしい……！！！そう思いながら本編も描いてます。これからもルーカスのそういうとこにめっちゃ力入れて描いて行こうって思いました…！！

あととにかくルーカスを描けば描くたび眉毛のボリュームが増えていく「眉毛バグ」に悩まされているんだけどどうしようかなぁとか……最近そんなこと考えてます　このまま眉毛バグり続けて眉毛そのものになっちゃったらどうしよう……こわい