【個別銘柄分析】ライトアップ(6580)

今回は


ライトアップ(6580)

を分析します。


この銘柄は、24/3期の本命銘柄になります。

4月24日時点の総合評価と6月16日時点の数字も併せて分析すると、更に詳細な評価が見えてきました。



まず、4月24日時点での評価を振り返ります。

総合評価

4月24日時点の総合評価では成長性が高く、安全性に懸念があるとされていました。


成長性の確認

過去3期の平均成長率
売上高:16%   営業利益:85%   1株利益:72%

 前期から今期の成長が顕著ですが、今期の成長率は前々期の水準には達していません。


来期予想
売上高:22%   営業利益:39%   1株利益:77%


来期予想でも、2022年3月期には到達していません。

会社概要

中小企業向けのシステムやコンサルティングがメインであり、
「全ての中小企業を黒字にする」がモットー。


収益性の確認

営業利益率:13%
ROE(自己資本利益率):11%


来期予想:15%

2022年3月期の30%には達しないが好調。

安全性の確認

自己資本比率:80%と高水準。


営業キャッシュフローについては、
2024年3月期の決算短信(5月発表)では、営業キャッシュフローが350百万円に回復。

 安全性の懸念は問題ないとされる。


割安性の確認

4月24日時点のPER(株価収益率):14.1倍
予想PER:15.67倍
6月16日時点のPER:10.6倍
4月24日から下がっている。


大化け性の確認

実質PERからの目標株価
769円(4月10日時点)→5,148円で6.6倍

増益率からの目標株価: 3,330円で4.3倍

前期から今期の成長率が推移すれば、大化けの可能性があるが、2022年3月期に追いついてからの成長率が気になるところ。


まとめ

成長性のポイントが高い要因は直近1年のみなので、
2022年3月期に追いついて以降の成長率が持続するかどうかが大きなポイントとなります。

今後の決算発表も定期的に確認していこうと思います。







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