【〜どすえ】とか言う語尾は京都弁ではおまへん!祇園ことばどす!

京都では
高校時代を過ごした。
京都御所などの定番観光スポットはもちろん、
祇園はじめ京都を象徴するおなじみの場所が
通り道。

その祇園の【闇】、、、
舞妓、藝妓の「人権問題」がネットニュースで
話題になっている。


祇園と言えば、有名な商慣習が、、、
お茶屋の「一元さんお断り」。

これは、お茶屋の経営事情から。

完全ツケ払い。月末締めの翌月払い。現金オンリー。
ひと晩のお茶屋遊びで数十万だから、
一ヶ月分は、、、。

信用がすべてだ。

だが襟替え同様、
ポケットマネーで遊べる「旦(だん)さん」も
めっきり減った。

意外に思われるかもしれないが、
このご時世に放蕩三昧が出来る京都人は
金とか銀のお寺、舞台が有るお寺、
伊藤若冲の画を所有する寺など
檀家が居ないお寺(いわゆる観光寺院)の住職たち。

「丸儲け」な【浄財】はこうして散財される。

高校時代の筆者は、
「昼は坊(ぼん)さん、夜は旦(だん)さん」とか、
「坊さんの路は旦さんに通ず」などと
揶揄したものだ。

だが、
意外にも
京都では
舞妓や藝妓が「娘に就かせたくない職業」
ナンバーワンだ。

その理由は、、、

ここからは憶測だが。
祇園、先斗町には
裏社会に繋がる「渡り廊下」が
数多く有る。
歌舞伎町にも存在しないような。

かの嵐山には、
○暴とズブズブだった占い界の女帝の御殿は
有るし、
餃子の王将創業者が射殺された自宅も。


京都には【闇社会】が厳然と存在する。
その中心が祇園なのだ。

元山口組のドン田岡一雄が狙撃された
ナイトクラブ「ベラミ」はまさに祇園だ。

祇園も今は、
ヤクザと言うよりも
むしろマフィアとの形容が合う人たちが巣食う。

警察はもちろん、
京都市や京都府は容易に手が出せない世界が
厳然と存在する。

まさに「治外法権」とか「部分社会」そのものだ。

そんな事情を知る
京都の地元民ならば、
かわいい子どもを
身売り同然で
恐ろしい【部分社会】に
送り出すはずなど
毛頭無い。

その舞妓の話と言えば、、、
舞妓が藝妓になる儀式を
「襟替え(えりかえ)」と言う。

赤い着物姿から白い姿となることから
付いたそう
だが、
筆者の高校時代に
京都の財界を揺がす
ひと騒動が有った。

【襟替えのスポンサー誰がやるの?問題】

結局は、当時の京都商工会議所会頭
塚本幸一氏(当時のワコール会長)がやったのだが。

当時、襟替えの費用は約三千万円。
領収書が出ないお金(ポケットマネー)で
この額が出せる財界人は、
もう京都には居なかった。

任天堂、オムロン、島津製作所などの首脳も
忌避し
祇園文化最大級の危機と騒がれた騒動
だったが、、、
結局は収まるところに収まった。

京都の栄枯盛衰を象徴する出来事。
かくして、ダンさんは
名前を出せない人びと、
つまり裏社会の人物が相務めることとなる。

知れば知るほどに
寒気ばかりの祇園話し、、、、。

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