岸田法眼
『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、旅、鉄道、小説、プロ野球、大相撲などをテーマに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)がある。
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桃花台新交通フォーエヴァー THE MOVIE
桃花台新交通は中部地方初の新交通システムとして、1991年3月25日(月曜日)に小牧―桃花台東間が開業しました。 特徴は運転台が一方向しかないため、乗降用ドアは進行方向右側のみ配置、終点の小牧と桃花台東はループ線による折り返し運転を行ないます。 100系は営団地下鉄(現・東京メトロ)01系の大半、02系、03系、05系の一部編成で実績を持つ高周波分巻チョッパ制御を採用。新交通システムでは横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)1000形、広島高速交通6000系にも採用されました。 しかし、利用客の減少に歯止めがかからず、開業からわずか15年後の2006年9月30日(土曜日)でラストラン、10月1日(日曜日)付で廃止されました。我が国の新交通システムでは初の廃止となりました。
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鉄道の日30周年記念 平日限定 常磐線の各駅停車取手行き THE MOVIE
2024年10月14日(月曜日)は、1994年から施行の「鉄道の日」、祝日の「スポーツの日」が重なりました。「鉄道の日」が祝日でないのが残念なところです。 鉄道の日2024記念として、皆様を常磐線の各駅停車取手行きに御案内しましょう。 常磐線は1982年11月15日(月曜日)のダイヤ改正で、我孫子―取手間が複々線化され、各駅停車が取手まで延長されましたが、当初から朝晩のみの運転でした。 2021年3月13日(土曜日)のダイヤ改正で、常磐線各駅停車の我孫子―取手間は平日ラッシュ時のみの運転となりました。将来、利根川の鉄橋をかけ替える際、長期運休の可能性がありそうです。各駅停車専用であることや高頻度運転ではないので、かなり先になると思います。