岸田法眼

『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、旅、鉄道、小説、プロ野球、大相撲などをテーマに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)がある。

岸田法眼

『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、旅、鉄道、小説、プロ野球、大相撲などをテーマに執筆。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)がある。

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  • Railway Time

    私は物心がついたときから鉄道に親しみ、日本全国津々浦々をめぐっていたら、2004年に日本全47都道府県完全制覇、2010年にJR旅客鉄道全路線の完全制覇を達成しました。2018年にはやっとの思いで著書の発売が実現しました。 鉄道に関しては、報道公開などの取材記事、評論記事、汽車旅といったルポをお届けします。また、バスの専門家から「バスの見識がある」と認定され、バス雑誌で記事を執筆したこともあります。特に路線バスは生活に欠かせない公共交通機関であることから、取材記事を掲載する可能性もあります。 このほか、プロ野球や大相撲にも精通しており、評論記事も読者の皆様にお届けする予定です。

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さぁー、みんなで拙著『大阪の地下鉄大研究』を買いに行こう!!

毎度、当方のnoteを御利用いただきまして、誠にありがとうございます。   当方2年ぶり3作目の拙著、『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)が2023年10月3日(火曜日)に発売されました。   本書は関西初の地下鉄として、大阪市高速電気軌道第1号線(御堂筋線)梅田―心斎橋間が1933年5月20日(土曜日)に開業し、2023年の開業90周年を機に、歴史、路線、車両、トリビアを取り上げ、大阪の地下鉄の魅力を御紹介するものです。   また、『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊

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      桃花台新交通フォーエヴァー THE MOVIE

      桃花台新交通は中部地方初の新交通システムとして、1991年3月25日(月曜日)に小牧―桃花台東間が開業しました。 特徴は運転台が一方向しかないため、乗降用ドアは進行方向右側のみ配置、終点の小牧と桃花台東はループ線による折り返し運転を行ないます。 100系は営団地下鉄(現・東京メトロ)01系の大半、02系、03系、05系の一部編成で実績を持つ高周波分巻チョッパ制御を採用。新交通システムでは横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)1000形、広島高速交通6000系にも採用されました。 しかし、利用客の減少に歯止めがかからず、開業からわずか15年後の2006年9月30日(土曜日)でラストラン、10月1日(日曜日)付で廃止されました。我が国の新交通システムでは初の廃止となりました。

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        鉄道の日30周年記念 平日限定 常磐線の各駅停車取手行き THE MOVIE

        2024年10月14日(月曜日)は、1994年から施行の「鉄道の日」、祝日の「スポーツの日」が重なりました。「鉄道の日」が祝日でないのが残念なところです。 鉄道の日2024記念として、皆様を常磐線の各駅停車取手行きに御案内しましょう。 常磐線は1982年11月15日(月曜日)のダイヤ改正で、我孫子―取手間が複々線化され、各駅停車が取手まで延長されましたが、当初から朝晩のみの運転でした。 2021年3月13日(土曜日)のダイヤ改正で、常磐線各駅停車の我孫子―取手間は平日ラッシュ時のみの運転となりました。将来、利根川の鉄橋をかけ替える際、長期運休の可能性がありそうです。各駅停車専用であることや高頻度運転ではないので、かなり先になると思います。

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          JR東日本101系フォーエヴァー THE MOVIE

          JR東日本の101系は国鉄時代の1957年に登場し、1969年まで増備されました。国鉄にとっては「新性能電車」の第1号で、カルダン駆動や張殻構造の鋼製車体などが採り入れられました。 21世紀に入ると、101系は南武線浜川崎支線が最後の舞台となり、2003年11月28日(金曜日)に定期運用を終了。12月13・14日(土・日曜日)に鶴見線鶴見―大川間のさよなら列車(団体専用の臨時列車)がラストランとなり、46年の歴史に幕を閉じました。

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          愛知高速交通 THE MOVIE

          日本の磁気浮上式鉄道が初めて実用化されたのは、愛知高速交通のLinimo(リニモ)です。2005年3月6日(日曜日)に東部丘陵線藤が丘―万博八草(現・八草)間が開業。3月25日(金曜日)から9月25日(日曜日)まで開催された、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)長久手会場のアクセス輸送として多くの観客を運びました。 私は開幕戦に乗っていました。その模様を御笑覧いただきますと幸いです。

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          リサイクルBOX THE MOVIE

          おもに飲み干したペットボトルを入れるリサイクルボックス。しかし、「ゴミ箱」と認識している人も多いようです。

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          阪急電鉄2代目2300系スペシャル

          阪急電鉄の新型車両、2代目2300系が2024年7月21日(日曜日)にデビューしました。車両の概要やオープン戦(試乗会ルポ)をお楽しみください。 〇阪急電鉄、初代と2代目の2300系 〇阪急電鉄2代目2300系オープン戦 阪急電鉄2代目2300系オープン戦-後編-阪急電鉄2代目2300系オープン戦-後編-foomii.com

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          鉄道乗蔵と櫛田泉よ、即刻メディアの世界から退場せよ

          2024年6月18日(火曜日)、JRグループは「ようやく」と言っていいのか、2024年度夏期の青春18きっぷ発売を発表しました。2024年度冬期は2024年11月頃に詳細が発表されるものと思います。おそらく、今後はシーズンごとに青春18きっぷの発売を発表するのではないでしょうか。 この件について許せないのは鉄道乗蔵です。ほかのメディアを混乱の渦に巻き込むという、悪意に満ちたデマをしたのです。酌量の余地もありません。 X(旧Twitter)などによると、鉄道乗蔵は櫛田泉(S

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          燦然と輝き続けてほしい青春18きっぷ

          2010年10月29日(金曜日)、JR旅客鉄道各社は、2010年度冬期の青春18きっぷ発売を発表した。東北新幹線全通による東北本線八戸―青森間(並行在来線)の青い森鉄道転換により、“今冬(当時)の発売が危ぶまれていた”と思う人が多かったようだ。これに伴い、ルールが改訂される。 先述した東北新幹線全通により、東北本線八戸―青森間は青い森鉄道に転換される。しかし、東北本線と線路がつながっている八戸線、大湊線については、JR旅客鉄道史上初めて“孤立”してしまうことになった。これが

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          青春18きっぷよ永遠に

          2010年2月10日(水曜日)、JRグループは青春18きっぷの発売を発表した。青春18きっぷはJR企画乗車券の定番として知られている。 2009年以前と異なるのは、冬季に発売するかどうかが未定であることだ。JRグループは詳細が決定次第、発表するとあるが、現在までそのようなプレスリリースがない。もし、詳細が決まらなければ、冬季は「発売なし」となり、2011年春季以降の発売も危ぶまれる。   青春18きっぷは、国鉄時代の1982年3月1日(月曜日)、春休みシーズンに合わせてか

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          鉄道よりも過酷な高速バス運転士

          2012年4月29日(日曜日・昭和の日)4時50分頃、群馬県藤岡市の関越自動車道上り線で発生した夜行高速ツアーバス事故は、夜行便なのに運転士が入出庫も含め、全区間1人しか乗っていなかったことを指摘する声が多い。 高速バスの運転士は1日670キロ9時間以内の運転が法令で定められているという。事故を起こしたバスは金沢―東京ディズニーランド間の運行で、距離はギリギリ法令基準だったというが、のちにそれを超えていたという事実が明らかとなっている。 当時、私は夜行高速バスに乗ったこと

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          問題がある讀賣新聞報道

          関東地方だけかもしれないが、2010年3月8日(月曜日)の讀賣新聞夕刊15面で、レールファンを侮辱する記事を見つけた。   それは、「上野発『撮り鉄』警報」というもので、2月21日(日曜日)に発生したJR西日本関西本線の一件以来、鉄道趣味を問題視する記事が多くなっている。特に讀賣新聞は1999年に「鉄道マニア」を頻繁に使い、私は本社に苦情の電話を入れたところ、ズボラな応対に憤慨した。新聞記者というのは、先入観でしか記事がかけないのだろうか? 「ファン」という言葉を使わないの

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          反省の色がない讀賣新聞

          2008年6月29日(日曜日)の讀賣新聞朝刊39面でひどい記事があった。     それは『おあしす』という片隅にあるJR北海道石北本線を走るSLの記事で、「鉄道写真マニアが集結」と書いてあるのだ。また、ホームページ上では「鉄道ファン」や「撮り鉄」などが混在して、書き手が別の人間であることは明らかだが、なぜ新聞とサイト上は本文が微妙に異なるのかわからない。     産経新聞のウェブサイトもそうで、ほかの分野は「ファン」という言葉を使い、なんで鉄道だけ「マニア」なんだよ。この世の

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          鉄道の好きな人を『レールファン』と言うのに、どうして変人的な表現でしか呼ばれないのか?

          「テツ」   「鉄子」   「マニア」   「おたく」   「ヲタ」   「鉄ちゃん」   「乗り鉄」   「撮り鉄」   「録り鉄」   レールファンを誹謗中傷し、屈辱、侮辱、軽蔑される言葉の数々である(ほかにもあるものと思われる)。   1999年3月13日(土曜日)、東海道・山陽新幹線に“700系〈のぞみ〉”がデビューし、4か月後の7月16日(金曜日)、寝台特急〈カシオペア〉がデビューした。いずれもこの日、東京・上野両駅とも、いつもより利用者が多かったが、決まってこうい

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          偏見、侮辱、差別、区別、軽蔑、格差社会は許さない!!

          2007年8月16日(木曜日)の讀賣新聞夕刊15面にレールファンを侮辱する記事がありました。   内容は女性のレールファンが急増したことに関するもので、差別及び偏見の表現が多く、ただちに読売新聞社へクレームをつけました。   苦情を受け付けた男性職員は鉄道の世界は完全に無知のようで、「問題はないと思ったんですけどねぇー」と発言。翌日の朝刊に謝罪記事はありません。皆様もこの記事に不快感がありましたら、遠慮することなく、マスコミ(メディア)に苦言を突きつけるべきでしょう。   い

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          拙著『大阪の地下鉄大研究』、書泉再入荷!!

          毎度御利用いただきまして、ありがとうございます。   拙著『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)は、2023年10月3日(火曜日)の発売から、わずか4か月で書泉入荷分が完売御礼となりました。   再発注から1か月を過ぎた4月上旬頃に再入荷し、販売を再開しました。すでに拙著で述べた中央線の2代目20系が引退、残りの24系リニューアル車も谷町線に活躍の場を移しました。また、北大阪急行電鉄は千里中央―箕面萱野間が延伸開業、阪急電鉄は2代目の2300系が登場しました。若干状況が変わりまし

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