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「ゆめぐりASMR はるりんどう」リリース予告が開始されました

みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。

本日もまた、新しいニュースをお届けさせていただきます。

『ゆめぐりASMR マルロ』

のリリース予告に引き続きまして。
また新たなるASMRコンテンツ――

『ゆめぐりASMR はるりんどう』

のリリース予告が開始されたのでございます。

はるりんどうのCV.は金田朋子さん。
リリース予定日は11/24となっております。

はるりんどうが、果たしていかなるレイルロオドか。
それはまず、上記リンクからの「試聴音源」をご試聴いただくことから、ご体感いただければと願っております。

そう。体感。

はるりんどうは「頭で、目で」読んで理解するべきレイルロオドではなく。
「鼓膜で、身体で」感じ取るべきレイルロオドである――と、わたくしは認識しております。

無論。わたくしはシナリオを執筆し、はるりんどうの設定を起こしました。

わたくしが設定し、シナリオ執筆した時点でのはるりんどうは
「箱猫の山と自然を愛し、自らの足をもってそれを楽しむ、頼れるお姉さん系山ガールレイルロオド」
だったのです。

しかし、金田朋子さんがはるりんどうに声と魂を吹き込んでくださったことにより。
上記の様子は全てそのままであるにもかわらず

「ハイテンションでポンコツで超音波を発することもできるレイルロオド」な はるりんどうが、いわば爆誕いたしましたのです。

ので。
わたくしは。
自分で書いたにもかかわらず。

爆誕したNewはるりんどうを、いまだ深くは理解も把握もできておりません。
仕上がった音源が
「全く新しい癒やしと楽しさをご提供する」
ものとなっているのか
「それとは別の何かをご提供する」
ものとなっているのかも、まだ判断できておりません。

しかしながら。
「とんでもないパワーのあるコンテンツ」が仕上がりましたことのみは、強く確信できております。

願わくば、リリースされましたそのあとには、どうぞそのお耳と身体で、
はるりんどうを、たっぷり「体感」いただけましたら幸いです。

鼓膜の向こうにおそらくきっと、まったく新しい経験が、待っているかと存じますので。

というわけで。
本日の短いお話もまた、はるりんどうと語らいながらも、ほとんどはるりんどうを描写しない――
という、一風変わったものとなります。

登場するレイルロオドは、はるりんどうと、ハチロク。

タイトルは

「ハチロクとはるりんどうのブレエキ談義」です。

あらすじは下記となりますので、
よろしければどうぞご笑覧のほどいただけますと幸いです。

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ぜひご参加ご検討ください。

『ハチロクとはるりんどうのブレエキ談義』


<あらすじ>

鉄道省鉄道局への、輸送障害報告。

マスターによる報告書提出を待つ間に、ハチロクは見知らぬレイルロオドと出会います。

その名は「はるりんどう」――彼女はなんと、大詔生まれの登山電車レイルロオドなのでした。

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(登場レイルロオド紹介)

「ハチロク」

(旧帝鉄8620形御一夜鉄道8620専用レイルロオド)

<出身> 日ノ本(ひのもと)帝鉄レイルロオド工機部 旺宮工場

<所属路線> 御一夜鉄道 大畑線(御一夜温泉駅~早戸駅)

<能力・性格>  旧帝鉄初の国産大量生産蒸気機関車のトップナンバーレイルロオドとして製造された、気品、能力ともに卓越していたレイルロオド。
反面、他者を無意識に見下すような一面や、挫折・失敗に対する脆さもあわせもってしまっていたのだが、運命のマスターとの出会いによって、いわゆる「人間的な丸み」を帯びるように成長した。
さまざまな苦難を越えたいまのハチロクは、全国的な(一般の人たちからの)人気においてはランに一歩を譲るものの、レイルロオドや鉄道関係者たちからは、『レイルロオドの鑑』として一目も二目も置かれる存在になっている。
かといって増長することもなく、他のレイルロオドたちの良さを引き出し、お互いに刺激しあい成長しあうことができれば――との思いで、今回のレイルロオドサミットに臨んでいる。
流石に製造100年に近づき、性能面では後継機たちに見劣りするようになってきたが、性格――というか人格面では、ほぼ円熟に近い状態を迎えている。
指導者・司会進行役としては、まさに理想的な存在だが、所用あってその役をすずしろに委任することとなる。

「はるりんどう」

(箱猫登山鉄道チキ2形110号機専用レイルロオド)

<出身> 日ノ本 帝急車輌製造

<所属路線> 箱猫登山鉄道 (小田藁駅~強裏駅)

<能力・性格> はるりんどう(春竜胆)は、箱寝の山地で見られる薄青色の小さな花をつける植物の名前。
チキ2形110号は、水色+クリームの塗装でロールアウトされたため、専用レイルロオドは色にちなんで『はるりんどう』の名を与えられた。
名前が長いので「おはるさん」などとも呼ばれる。

ゆるふわ系に見られがちだが、その実、登山大好きな健脚レイルロオド。
乗務サポート等のレイルロオドに必須の能力はまぁ平均なみか、平均にやや劣るくらいだが、自身の体験も混ぜ込んだ登山情報を提供できるので、登山客からの人気は高い。
インドア派で運動不足気味のマスターをしばしば山歩きに誘い、10%くらいの確率で勧誘成功している。
そのときにはマスターの体力にあわせ、ハイキング、ないしピクニックと呼ばれるレベルの軽山行を堪能している。

マスターは何代か代替わりしていて、今のマスターは去年運転士資格を取得し、運転士になったばかりの新人。
「新人はベテランと組ませて業務を覚えさせよう」はるりんどうと組み始めて、まだ9ヶ月しか経っていない。

大した能力は無いけれど、特殊な装備や工夫がたくさんの登山電車レイルロオドとしては経験ゆたかで明るいはるりんどうと、
将来性豊かで素質に満ちるが繊細な面があるマスターとは相性がよく、
事務作業等の緻密さを求められる面ではマスターがはるりんどうを支え、経験がものを言う局面や精神面では、はるりんどうがマスターを良くサポートしている。

マスターは少年期からはるりんどうに憧れて運転士になったので、実は近くにいられるだけでドキドキで、それが緊張しやすさをいっそう強めてしまっているのだが、
はるりんどうはさっぱりその事実に気づいていない。

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