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お打ち合わせをしてまいりました
みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。
本日お打ち合わせがございまして、その結果。
御一夜鉄道の新規観光列車の走行についての概要が、おそらく、ある程度固まってまいりました。
できうる限り今月中に、その初報を、皆様へとお届けできますよう頑張りますので、どうぞご期待のほどいただけますと幸いです。
これだけでは寂しくございますので、本日は、先日書いた、
『レイルロオド・マニアックスしろがね』
に関連した、しろがねの短いお話も公開できればと思います。
メンバーシップ限定記事とはなりますが、よろしければご笑覧いただけますと幸いです。
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【メンバーシップ限定記事のご案内】
『レヱル・ロマネスクnote』メンバーシップ
『御一夜鉄道サポーターズクラブ』
にご参加いただきますと、以下のあらすじのショートストーリーや、掲示板機能などをお楽しみいただくことができます。
ぜひご参加ご検討ください。
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『しろがねのトンネル』
https://note.com/railroma/n/nf8e84e79bb82
(あらすじ)
せっかく門字港まで足を運んだのだから……と
しろがねに頼み、關門海峡鉄道トンネル内を見学させてもらったハチロク。
ガチガチに緊張するしろがねは、説明を重ねるほどにほぐれていきます。
(登場レイルロオド紹介)
「しろがね」(關門鉄道EF10 23専用レイルロオド)
![](https://assets.st-note.com/img/1665322508997-HlpF4xVvd8.png?width=1200)
<出身> 日ノ本(ひのもと/日本) 日ノ本車両製
<所属路線> 旧帝鉄→關門鉄道
<能力・性格> ごく平凡な量産機だったが、優秀な成績を評価され、開通したばかりの關門海峡トンネルの貨物輸送に抜擢されたエリート機の専用レイルロオド。
なのだが、寡黙で控えめ、自己主張に乏しい性格なため、一見でエリートとは見られない。
どちらかというとひとりでいることを好み、趣味も昼寝と一人で楽しむもの。
が、協調性がないわけではなく、コミュニケーションはそつなくこなす。また、後輩たちへの面倒見も非常によく、実にさりげなく気の効いたサポートをしてくれることもしばしば。
『全体の中で、自分がどう機能すれば一番効率よく組織が動くか』ということを探し求めることがロールアウト直後からの習慣になっていて、実際に高い精度で掴むことができる。
把握したなすべき役割がしろがねの得意とするものでなくとも、メンバー中で最適任であるのなら、淡々と取り組み、こなす。
こだわりを持たず黙々と最高効率をもとめ取り組む態度は、そうした思考パターン――
『自分の個性より、全体を優先』というところから来ている。が、それは逆側からみれば、自己主張が弱く、自分の長所を伸ばすことに不熱心で、決断や断言を避ける傾向にあるとも言い換えられる。
能力の高さやサポートの上手さが、リーダーシップにつながらないタイプ。
「ハチロク」(旧帝鉄8620形御一夜鉄道8620専用レイルロオド)
![](https://assets.st-note.com/img/1665322519946-cFAsKxsIPJ.png?width=1200)
<出身> 日ノ本(ひのもと)帝鉄レイルロオド工機部 旺宮工場
<所属路線> 御一夜鉄道 大畑線(御一夜温泉駅~早戸駅)
<能力・性格> 旧帝鉄初の国産大量生産蒸気機関車のトップナンバーレイルロオドとして製造された、気品、能力ともに卓越していたレイルロオド。
反面、他者を無意識に見下すような一面や、挫折・失敗に対する脆さもあわせもってしまっていたのだが、運命のマスター、 右田双鉄との出会いによって、いわゆる「人間的な丸み」を帯びるように成長した。
さまざまな苦難を越えたいまのハチロクは、全国的な(一般の人たちからの)人気においてはランに一歩を譲るものの、レイルロオドや鉄道関係者たちからは、『レイルロオドの鑑』として一目も二目も置かれる存在になっている。
かといって増長することもなく、他のレイルロオドたちの良さを引き出し、お互いに刺激しあい成長しあうことができれば――との思いで、今回のレイルロオドサミットに臨んでいる。
流石に製造100年に近づき、性能面では後継機たちに見劣りするようになってきたが、性格――というか人格面では、ほぼ円熟に近い状態を迎えている。
指導者・司会進行役としては、まさに理想的な存在だが、所用あってその役をすずしろに委任することとなる。
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