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エドワードキャメロン+アルフレッドビーレック

ここに数奇な人生を歩んだ男がいる。

最初の名前をエドワード・キャメロン。後の名をアルフレッド・ビーレック(通称アル・ビーレック)という。

彼の人生を少し書いてみたいと思います。

とんでも論が巻き起こりそうな内容ですが、興味深いです。

アル・ビーレック(エドワードキャメロン)


1939年、エドワードキャメロンとその兄ダンキャンキャメロンはアメリカ海軍に同時に入隊しました。

その4年後、兄弟2人は同時にUSS Eldridgeエルドリッジ号に配属されました。

それはアメリカ海軍によるトップシークレットの実験に参加することを意味しました。
実験とはあのフィラデルフィア実験です。
敵のレーダーに映らないようにする実験を秘密裏に行うことでした。

1943年10月、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアで、フィラデルフィア実験は行われました。

それは米海軍の戦艦エルドリッジ号を強力な磁場の中におき、敵から見えなくする透明化の実験でした。

しかし実験が始まった途端に異変が起きたのです。

強力な磁場に包まれたエルドリッジ号の周りに突然緑の霧が現れ、次の瞬間エルドリッジ号は忽然とその場から消えてしまったのです。

そして、エルドリッジ号が姿を現したのは、フィラデルフィアから約340キロも離れたノーフォークの軍港でした。その間わずか数秒。

そしてまた数秒後にはフィラデルフィアに戻ってきたそう。

つまりエルドリッジ号は瞬間移動してしまったのです。

この実験には他にも米海軍の艦船が参加していました。それらはエングストロム号、ドブラー号、ドネフ号という船です。そこに居合わせた乗組員や幹部たちもエルドリッジ号が瞬間的に消えたのを目撃しています。

数秒の間に瞬間移動して戻ってきたエルドリッジ号の船内は悲惨なむごい状況だったそうです。

数名の隊員は船内の壁に身体ごと埋め込まれており、ある者は甲板に逆さまに突っ込んでいて足だけがにょきっと生えているように見えたそう。

さらに炎に包まれている者もいれば、身体がバラバラになった者もいた。

その中で奇跡的に助かったのが今回お話するエドワードキャメロンでした。エドワードキャメロンの兄のダンキャンキャメロンも同じく奇跡的に助かった1人です。

兄弟は命からがらエルドリッジ号から海へ飛び込んで近くの岸まで泳ぎ着きました。

そして兄弟そろって病院に搬送されて約2か月の入院を余儀なくされました。

米海軍は特に弟のエドワードキャメロンがトップシークレットを知りすぎたと懸念しており、

エドワードキャメロンが退院した後に米海軍の科学者たちの施設へ彼を移送しています。

そこで睡眠治療と言われる記憶を過去へ遡らせる治療をほどこし、エドワードキャメロンをほんの幼い頃へ戻し、彼に新しい名前を与えることに成功しました。

その名が、その後彼が生涯名乗ることになるアルフレッドビーレックです。

エドワードキャメロンの記憶を消し去ったと確信した米海軍は、しばらくアルフレッドを通常の市民生活に戻したあと、

1956年にアルフレッドを米海軍へ呼び戻しています。新しく入隊を認めるという形を取ったので、アルフレッド自身は元の記憶がないので、これが最初の入隊だと信じていたそう。

そして、米海軍はアルフレッドに特別な任務を与えました。

それがテレポーテーションです。

アルフレッドビーレックは、当時カリフォルニアに住んでいました。

しかし、後に彼が告白したところによると、毎日ロングアイランドの地下基地へ出勤していたというのです。

ご存知のようにカリフォルニアはアメリカ西海岸に面しています。そしてロングアイランドはその真反対の東海岸に面しているのです。


青い線がカリフォルニアからロングアイランドまでを繋いでますがアメリカ横断ですね。


彼が言うには、テレポーテーションのテクノロジーを利用して遠い場所へ行ったそうなのですが、中には火星に行き人類のコロニーを見たり、遠い遠い未来に瞬間移動して、その様子を見たりしたそうです。
遠い未来では、建物はものすごく高く建設されていて、それは空に向かって約4kmもある超巨大高層ビルだった。
遠い未来では、反重力テクノロジーが確立されていて、
1階から2千階まである超高層ビルの300階ごとに反重力装置でサポートされているビルだそう。

いくつかの都市は、その反重力テクノロジーによって、都市まるごと空中に浮いており、その空中都市は地球上のどこへでも移動できるそう。

ここから、アルフレッドが語った未来都市の様子を少しお話します。

アルフレッドビーレックは、2749-2751年に行ったと話しています。

2137年に社会構造ががらりと変化しました。

その変化はそれまでの文明のあり方を全て変えるものでした。

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