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HAARPは気象兵器か

皆さんはHAARP(ハープ)をご存知だろうか?

High Frequency Active Auroral Research Program:HAARP、ハープ)

アメリカで行われている高層大気と太陽地球系物理学、電波科学に関する研究です。

これは盛んに言われてることですが、

「HAARP」から高周波の「電磁波」を飛ばして世界各地の天気を操作しているという説が後を絶たない。

さらにはHAARPからの超強力電磁波の照射により、

人々の脳に影響を与え精神状態を変化させるとも言われているのです。



HAARPは気象を操るのか。



【気象操作の技術は古くから確立されている】

ミチオ・カク氏がCBSに生出演した際に発言していますね。

氏によれば1960年代のベトナム戦争において、

米CIAが気象操作をしモンスーンを出現させてベトコンいわゆる敵兵にダメージを与えたと言っているのだ。

そう断定するミチオ氏にCBSキャスターは慌てて

「そう言われているだけですよね?」とアメリカ政府への言及をするミチオ氏に牽制を入れていた。

生放送だったためキャスターの慌てぶりがダイレクトに伝わってきて、

気象操作はあまり公に言われたくない事なんだなと確信した次第です。

調べると

ポパイ作戦(Operation Popeye)という言葉が出てきました。
ベトナム戦争において米軍が気象操作を用いて人工雨を降らせ、

敵兵に被害を与えた作戦です。



日系アメリカ人(3世)の理論物理学者

ミチオ・カク氏



気象操作は中国でも頻繁に行われていて、

局地的に雨を降らせて乾いた土地を潤すようにしていることは有名です。

中国は特に首都である北京の砂漠化が懸念されており、

人工的に雨を降らせて干ばつを防ごうとしています。

人工雨を降らせる仕組みは簡単です。

いま主流なのは雲の中に飛行機でドライアイス等をばら撒く方法です。

ドライアイスは雪の結晶の塊になります。

その塊は重いので自然に地上に降り注ぎます。

地上が暖かいと、その雪の結晶の塊が溶けて雨になるのです。

これが人工雨になります。


現在、人工雨を駆使する技術を要してる国は世界40か国に及び、

年間100件以上も人工雨を降らせていると言われています。

その中でも日本の技術はトップレベルで、

なんと90%の確率で人工的に雨を降らせることが出来るそうです。


これらの事実から何が分かるだろうか。

昨今よく見られる現象に「ゲリラ豪雨」という現象があります。

これらも気象操作によるゲリラ攻撃なのでしょうか?


こういう類の話は確証が得られないために、

ややもすると陰謀論という言葉で片づけられ、畳まれていく。

しかし、HAARPが実在すること、

そしてベトナム戦争時に

気象操作により敵兵へダメージを与えていたことを挙げると、

あながち陰謀論だけに終始できない気もしてきます。


旧ソ連とアメリカとの間では70年代に、

「気象操作で他国を攻めてはいけない」

という条約が結ばれていました。


【ENMOD】

1977年5月にENMODがジュネーヴにおいて採択されています。
これは気象兵器を制限する環境改変兵器禁止条約です。

(環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約;

Convention on the Prohibition of Military or Any Other Hostile Use of Environmental Modification Techniques)


しかしこの条約は旧ソ連が崩壊した90年代以降、守られていないようです。

条約を結んだ時のソ連がもう存在していないということ。

現在ロシアは、

アメリカのHAARPは気象兵器だとはっきりと軍関係の新聞で論じているに留まっていますが、

しかし、ハープは気象兵器だとロシアは断定したのです。


話はベトナム戦争より以前の第二次世界大戦に遡りますが、

気象兵器が確立されたのは1940年代の第二次世界大戦時だと言われています。

第二次世界大戦が激化すると、

イギリス軍にとって霧が障害になり、

事故率も跳ね上がったそうです。


軍機が着陸ができないことで問題になり、

この霧問題は緊急を要するものとなった。

そこで編み出された技術が、

「ファイドー」と呼ばれるものです。

飛行場の発着場の周囲で燃料を燃やし、

空気の温度を上昇させることで、霧を消滅させ、

そして夜間でも発着可能な明るさを確保することができたそう。

ファイドーのお陰で、敵の戦闘機が視界不良のため飛び立てないときも、連合国軍は哨戒や空襲を実施し、無事帰還できた。


同様に、人工降雨技術も第二次世界大戦時に開発されたそうです。

アメリカの電気メーカーGEは、

ドライアイスを雪の結晶核として利用できることを発見し、

空中から飛行機を使って、雪を降らせるという技術を開発し、実践していたそう。


近年、ジオエンジニアリングという新しい工学分野が研究され始めています。

ジオエンジニアリングとは、

ジオ(地球)とエンジニアリング(工学)を組み合わせた言葉です。

地球工学(気象工学)と言われることもあります。


目的は地球温暖化対策として人工的に地球を冷却したり、

二酸化炭素を大気から除去したりすることだそう。


また、宇宙気象という名目のもと電磁波を研究し、

通信障害の研究も進められていて、

「気象操作技術」の研究・開発は進められています。

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