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楽器のサウンドを浴びまくりましょう――私のプレイリスト④「インスト楽曲編」

こんにちは。かみなりひめです。

プレイリスト企画を始めてみると、
音楽に触れながらも頭を使うことが増えました。

曲同士の共通点や差異を探しながら、
耳に入るサウンドを愉しむのも素敵な時間です。

とはいえ、時には音に身を任せて、
サウンドを浴びるように愉しむのもまた一興。

企画四日目・折返しの今日は、
歌詞を考えずにサウンドの海に飛び込める
インスト楽曲でリストを組んでみました。

1. SPICY KICKIN‘「S.T.R. 〜Special Traffic Regulations〜」

数多のアーティストたちを支えてきた
歴戦のサポートミュージシャンたちが魅せる
ファンキーでグルーヴィーな一曲

主旋律を作るキーボードは2台体制。
リズムギターはカッティングが心地よいですね。

土台を支えるベースやドラムにも見せ場があり、
各人の長所が活きた作品になっております。

メンバーの皆さんもお気に入りらしく、

それぞれで弾いてみた動画をアップされてます。

かくいう私も、
SPICY KICKIN‘ のインストでは
ぶっちぎりでお気に入りの一曲です。

ただただ純粋に音を楽しみたいとき、
この曲を聴いている私がよくおります。

2. 浦の星交響楽団「Main Theme of Aqours 5th anniversary!!」

もともと歌詞がある曲のインストは、
どうしても物足りなさを覚えてしまいます。

ところが、
smile smile ship Start!」のインストである
Main Theme of Aqours 5th anniversary!!」は
一線を画しています。

何せ演奏が浦の星交響楽団の皆さん。
東京ドームの光景と加藤達也(カトタツ)さんが
思わず脳裏によぎり、指揮棒を振りたくなるほどに
心地よく聴ける一曲に仕上がっています。

また、原曲の2番に当たる部分が削ぎ落とされ、
曲全体の長さもちょうどいい感じです。

総じて、Aqoursの歌声がないからこそ、
各楽器のサウンドがストレートに飛んできて、
それぞれの長所を伝えてくれていると言えます。

さらに、インストがあるからこそ、
Aqoursの歌唱のよさも再確認できるのです。
相補的であるがゆえの魅力ですね。

3. 藤陵雅裕カルテット「DEAR MY FRIEND」

藤陵カルテットの魅力については、

以前の記事でまとめたとおりです。
ここでも話題の一つとして挙げた曲が、
この「DEAR MY FRIEND」です。

ここでいう「FRIEND」は、その時々で
■お誕生日を迎えたお客さん
■辛島文雄さん(ピアニスト)
■村上ポンタ秀一さん(ドラマー)
■水谷充さん(写真家)

と様々ですが、それぞれの方に対する思いは
藤陵さんのサックスの音色から伝わってきます。

生のサウンドには、そのサウンドを生み出した
ミュージシャンの想いが乗っかっています。

当たり前の話かもしれませんが、
そのことをひしひしと感じられるのが
この「DEAR MY FRIEND」でもあり、
藤陵さんのサックスでもあります。

藤陵さんの優しいお人柄、
そしてFRIENDたちへの情熱が
この一曲には確実に詰まっている。
そう実感させてくれるサウンドです。

4. おわりに

音楽を語ろうとするとき、どうしても
自らの音楽語彙のなさに辟易してしまいます。

これからも、素晴らしいサウンドに出会いつつ、
それを表現できる力を手に入れられるように
精進してまいりたいと思います。

(過去記事もよしなに)

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