心と身体の健康ケアとしての運動

みなさん幸福ですか?
幸せについて考えたことありますか?
今どのくらい幸せですか?
 
怪しめな宗教勧誘者みたいな文言ですね。
「より良く生きる」ためには、幸福とは何ぞやみたいな、学問があることを知っていますか?

ポジティブ心理学と言われるものなのですが、ざっくりいうと「幸せについての研究」になります。臨床心理学が心の病に対処するものであったのに対して、ポジティブ心理学では「どうすればもっと幸せになれるのか」を追求していく分野になると僕は解釈しています。


幸福なんて個人の尺度によってそれぞれ違うので、一概に全人類共通項で「これが幸せです!」とか定義は出来ませんし、そういうことではないのですが、人がより良く生きるために「幸せのメカニズム」を解いていく学問で、結構色んな論文とか本とか読んでみると面白いです。


ちなみに卒論もそれに関連したものになるのですが、周りのいけいけしているなこの人らって人達は「ウェルビーイングウェルビーイング」言ってて、「これからは心の豊かさを求める時代だ」と盛り上がっていてそれが普通だと思っていたのですが、大学で卒論の中間発表で、ウェルビーイングがどうだとかあーだこーだ話していたら、めちゃくちゃに怪しい「自己啓発セミナーおじさん」みたいな雰囲気になってしまっていて、うわやばいって思いました。実際、冒頭だけみたら相当に怪しい。


まじでそういうのじゃないですので安心してください


なんか、こういう事いうとまじで変な感じだな。笑


怪しいと思う人はちょっと調べてみて下さい、「ウェルビーイング」とか、ああと普通にWHOの憲章にもあるので。


まあそんなことは置いといて、怪しさ満点かもしれませんが、「幸福度」について考える際に「幸せの四因子」というものが非常に面白いです。

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司氏が開発したもので、日本人の幸福度にかかわる調査を経てその結果を因子分析した結果、人々の幸福は四つの要素によって成り立っており、その四つの要素を意識していくことが持続的な幸福につながるとされたものです。


以下にその項目を載せます

第1因子「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)
・コンピテンス(私は有能である)
・社会の要請(私は社会の要請に応えている)
・個人的成長(私のこれまでの人生は、変化、学習、成長に満ちていた)
・自己実現(今の自分は「本当になりたかった自分」である)

第2因子「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
・人を喜ばせる(人の喜ぶ顔がみたい)
・愛情(私を大切に思ってくれた人が沢山いる)
・感謝(私は、人生において感謝することが沢山ある)
・親切(私は日々の生活において、他者に親切にし、手助けしたいと思っている)

第3因子「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
・楽観性(私はものごとが思い通りに行くと思う)
・気持ちの切り替え(私は学校や仕事での失敗や不安な感情をあまり引きずらない)
・積極的な他者関係(私は他者との近しい関係を維持できる)
・自己受容(自分は人生で多くの事を達成してきた)

第4因子「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
・社会的比較のなさ(私は自分のすることと他者のすることをあまり比較しない)
・制約の知覚のなさ(私に何ができて、何ができないかは外部の制約のせいではない)
・自己概念の明確傾向(自分自身についての信念はあまり変化しない)
・最大効果の追求のなさ(テレビを見るときはあまり頻繁にチャンネルを切り変えない)



これらが幸せを構成する要素であると、前野さんは言っています。
これらの数値が高ければ「幸福度」が高いと言われるそうで


それぞれの因子を高めるためのエクササイズとか色々あるみたいで、興味のある人は調べてみるのもいいかもしれません。


幸福度を測るときは、()の中の文言を質問内容にして7件法で回答してもらいます。


僕は日本の大学生(約150名)におけるそれはどんな感じなのでしょうかというのを自分で集計させて頂いたのですが、その結果がこれまた面白かったです。


分量多くなってきたのと、今日はひっっっさしぶりにランニングして疲労マックスです。

このままねむりについたら幸福度爆上げわっしょいよいしょーーーーという感じなので今日のところはこの辺にして、大学生における幸福度はどんな感じになったのかは明日とか明後日とか、気が向いたら&覚えていたら記載します

では!!

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