問おう、汝のロイヤルはアグロなのか

初noteという訳で気楽にやってこー

ShadowverseEvolveが発売されて2ヶ月近く経ちますが、皆さんどのようなデッキを使ってらっしゃいますか？
私は発売初日に作った超越ウィッチを引き出しにしまったまま2ヶ月経ちました。この記録は今後も更新されるでしょう。

その間私が大会で使ってたのは…

「ここで死んでいただきます」の人

アグロロイヤルです。
環境デッキでは無かったものの、自分の動きを全力で押し付けて逃げ切るこのデッキがとても気に入りマイナーチェンジを繰り返しながら使い続けました。
最終的な形はこんな感じ

お財布にやさしいね

はい、落ち着いて。わかるわかる、色々言いたいと思う。
「御旗はどこいった？」
「乙姫どこよwww」
「ウルズとかエアプか？？？」
「quick入れろやカスwww」
とかですよね、まったくカードゲーマーはいつもそうやって鼻息荒くするんだから。
とりあえず俺の考えを聞いてくれって。
それでは行ってみよう。

① 俺「御旗ってテンポロスじゃね？」

画質がガビガビなのはご愛嬌

アグロロイヤルを使っていて一番最初に疑ったのが『王家の御旗』でした。
4コストで場に出すことでほぼ永続的に自分のロイヤルフォロワーを強化する魔法のカード。
後攻ロイヤル界隈には
『1メイドリーダー2メイド進化クイブレ3フロフェン進化4御旗5アルビダ6ツバキ』
とかいう呪文があるとかないとか。
自分も元々はデッキにフル投入してました。しかしある時ふと思ったのです。

「俺なんで4コスト払って殴れない置物出してるんだ？」

1度疑問に思うと止まりませんでした。

「デッキトップで御旗引いたら弱くね？」
「御旗出して勝つ試合、御旗無くても勝ってたんじゃね？」
「実質4パスでは？」

そうして自分の中で「御旗枠争奪戦」が始まりました。
エントリーしたのは「王家の御旗」「フェンサー」「ホワイトジェネラル」「セージコマンダー」の4種。

どれも良かった

自分の考えるそれぞれのメリットデメリットを書きながら紹介しましょう。

⑴王家の御旗

2度目の登場

メリット
・半永久的に盤面強化
・疾走打点が伸びる

デメリット
・トップで引いても弱い
・2枚目以降が腐りやすいが4tに出したいが為に3枚入れざるを得ない
・打点にならない
・盤面を狭めてしまう

⑵フェンサー

プリンセスではない(重要)

メリット
・2tに出すレイサムや不屈の兵士と相性がいい
・薄くなりがちな3tの動きを増やせる
・最低限3/3のスタッツ
・他のカードと同時にプレイしやすい

デメリット
・盤面に何も居ない状態だと腐る
・トップで引いて嬉しいカードではない

⑶ホワイトジェネラル

入れてる構築は多い

メリット
・5/3は打点として優秀
・盤面に残る限り御旗以上の攻撃バフが可能
・除去が可能

デメリット
・体力3は意外と盤面に残らない
・4コスト払ってまで相打ちは少し勿体ない
・かわいくない

⑷セージコマンダー

乙姫セージという怪文書

メリット
・ニュートラルにもバフがかけられる

デメリット
・5コストはアルビダの号令と枠が被る
・後続に繋がらない
・盤面に何もいないと腐る
・他のカードと同時にプレイしにくい

これらのメリットデメリットを考えた結果、自分は御旗を抜いて空いた枠にフェンサーを採用しました。

②俺「乙姫は強いけど弱い」

攻めに強けりゃ守りにも強いロイヤルのエースカード。ミラーは乙姫を出した方が制すると言っても過言では無いかもしれない。
しかし自分の中で
「5~6ターン目はライフ削り切りたい頃なのに悠長にこんなカード出してる余裕はあるのだろうか」
といった思いがあり
「乙姫(単体スペックは)強いけど(アグロロイヤルの終盤の動きとしては)弱い」
といったカード評価になりました。
自分の考える乙姫のメリットデメリットは次の通り。

タイやヒラメが舞い踊る

乙サーの姫

メリット
・盤面を広げられる
・ある程度顔を守れる
・メイドリーダーからサーチができる
・御旗と相性が良い
・とってもかわいい

デメリット
・(アグロロイヤルで使うには)やっていることが悠長
・盤面ロックされる可能性がある
・5ppや6pp帯はアルビダの号令、ツバキ等と枠が被る

メリットが多いと思う反面、「乙姫に拘らなくても良い気がする」といった印象。御旗不採用のため、乙姫のスペックを活かしきれないと感じたのもあります。
より前のめりに攻めるためには何を採用するか、考えた結果選ばれたのは

いい体してる

デモンストライクです。このカードは乙姫と異なり、引いてすぐ相手のダメージを削れます。
盤面を作れないといった点は乙姫に劣りますが
アグロロイヤルの目標である「如何に早く相手ライフを0にするか」と言う観点から見ると「盤面を固める乙姫」より「回避不能の即3打点を繰り出せるデモンストライク」の方を採用したいと思いました。

③俺「あれ、ウルズで良くね」

僕のアグロロイヤルにはウルズが2枚入ってます。
この2枚は本当に激戦区でした。
なんたって所謂「自由枠」の調整ですからね…。
特に「闇を纏う暗殺者」か「ウルズ」かは最後のギリギリまで悩みました。それぞれのメリットデメリットを整理してみましょう

ウルズのイラスト好き

「王家の御旗」「セージコマンダー」「ホワイトジェネラル」については既出のため割愛。

⑴闇を纏う暗殺者

とてもしゅき

いっぱいしゅき

メリット
・進化込みで2面除去ができる。
・メイドリーダーからサーチができる。
・スタッツが高いので実質ツバキとして運用することも可能。
デメリット
・6ppで2面除去はやや悠長か。

⑵ウルズ

進化前400円

進化後1000円

メリット
・2面除去ができる。
・メイドリーダーからサーチができる。
・出すだけで一時的な除去が可能。
・暗殺者と似た動きを5ppで行える。
デメリット
・進化後スタッツがコストに対して見合ってない。

アグロロイヤルである以上、相手の守護や突進持ちクリーチャーを乗り越えなくてはいけません。そう考えると自然に「闇を纏う暗殺者」か「ウルズ」に絞られました。
さて問題はどちらを採用するかですが…。

選ばれたのはウルズでした。決め手は2つ。

・環境トップのドラゴンが5pp帯に出す「神龍」や「ジルニトラ」に対して先攻後攻問わずピンポイントで除去を当てられる。(暗殺者だと1ターン遅くなる)
・『5ppでウルズが除去を行い6ppでツバキが疾走する』『5ppでウルズが除去を行い6ppのツバキで3面除去』と柔軟に動ける。

この2つから、自分は「ウルズ」を入れることにしました。

④俺「どうせ死ぬなら前のめりに死ね」

ロイヤルのquickと言えば…？
そう、疾風怒濤ですね。

良いカードではある

自分はこのカードの採用を見送りました。
理由ですか？ここまで読んだ人なら分かるでしょう。

・デッキトップで引いたら弱い
・出力が安定しない
・アグロなんだから受け札の枠も攻撃札に割きたい

この3つです。そのターンで即死！とかでは無い限りデモンストライクで充分だろうと考えました。
変に受けに回って負けるぐらいなら前のめりになって攻め続けよう、どうせ死ぬなら前のめりで死ね。

終わりに

これはあくまで自分の考えです。他の考え聞いて「なるほどそういう考え方もあるなぁ」とか思いながらのほほんと楽しんでます。
1弾環境楽しかったね、2弾も楽しみだね。
それじゃ、さいなら〜。