はじめましての方へ

▶︎はじめまして、ラフ次元というコンビの梅村と申します（写真左側）

先輩が作った映画からトークをするという、身の丈に合っていないお仕事をいただきました
映画『えんとつ町のプペル』
西野さんにまつわる裏話をするトークショー
本当にありがとうございます

このお仕事の経緯を皆さんにお伝えしたいと思います

▶︎ロザンさんと初めてのお仕事

僕は塾講師を現役でやっております
現役塾講師が一つの武器の武器になるかなぁ？
とぼんやり考えながらNSCに入りました
（大阪NSC28期生）

なので、未だに漫才の冒頭で塾講師であることをお伝えすることがあります

そのキャラクターを活かしたい
あわよくば、それがフックとなって世に出たい

という理由で発足したのが『うめゼミ』というイベントです

学校で習うようなことを楽しくおもしろく授業するイベント
学校や塾でのinterestingをfunnyで補いお届けする
僕がこの世界でやりたいことの一つでした

一番小さな小屋でそのイベントは産声をあげました
令和喜多みな実河野
ネイビーズアフロ皆川
尼神インター渚に手伝ってもらい、イベントは楽しくできました
足を向けて寝られないほどがんばってもらえました
（みんなラフ次元より知名度があった）

そして数年が経った頃
なんとかメインである『よしもと漫才劇場』でこのイベントを打てることになりました
（打てるのは打てる。要は埋められるかどうかが大事）

そこで避けて通れないのが「ロザン」さんでした

元々、宇治原さんによくお誘いをいただいていました（奇跡）
アホなフリをしてマネージャーさんにあるお願いをしてみました

「ロザンさんを『うめゼミ』のゲストにお呼びしたい」

当時のラフ次元は今のラフ次元に比べてピヨピヨの激烈ひよっこ芸人です（今も激烈ピヨ）
テレビはおろか、劇場の出番もままならない燻り（くすぶり）若手芸人でした（芸歴8年目くらい）

宇治原さんからお誘いをいただけるというツテだけで、怒られることを覚悟でそのお願いを会社に投げてみました

通りました

腰抜かしました
よしもとの縦の社会は後輩を立ててくれます
嬉しい☺️

そこで菅さんとのしっかり初絡みとなりました

イベント終わりに
「また飲みに行こう！」
と一声いただきました

そして数日後のLINE
「会わせたいやつがいる」

僕はかわいいお姉さんと飲めるのかな♡嬉しいな♡とほんまに思っていました

▶︎西野亮廣との出会い

待ち合わせ場所は個室居酒屋
お洒落ないい感じのお店
ついつい正座しちゃうような高級な雰囲気

そこにはロザン菅さんとキングコング西野さんが座っていました

西野さんとは実は二回目でした

昔、ミラクルスーパースターズというシュッとした芸人だけを集めたチームがありました
（僕も所属。また奇跡）

そのイベントのゲストで西野さんが来てくれていました（WestSide）
そのときの舞台での絡みを今でも覚えています

「え？ あのコだけメンバーとしておかしくない？」

指を刺されたのは、アタクシ梅村でした

「ちょっと！！ なんでなんですか！！」

ひねりゼロ。ストレートなんでなんですか。

それだけの絡みでした
ほんとにそれだけ

なのに西野さんは覚えてくれてました
「あー！梅ちゃんや！久しぶり！」

このとき僕は、ただただ売れまくって今正直何をしてはるか全く分からないスターが目の前にいるなぁ、とだけ感じていました

▶︎信頼

菅さんはその席で西野さんに言いました

「梅ちゃんおもろいことやってんねん。イベント呼んでもらって分かってん。梅ちゃん西野と話し合うと思って。やから梅ちゃん面倒見てあげて」

イベントを褒めてもらえたことと、紹介の仕方が僕が言われたいことのそのまんまだったので、めっちゃ嬉しかったのを覚えています

その日は、仕事の話や今取り組んではることの話をされていて、僕はあんまり理解できなかったことも覚えています

そして菅さんをお家までお見送りして（飲んでる場所から徒歩2分）そのあとタクシーで西野さんと二人きりになりました

そして、ベロベロの梅村にベロベロベロの西野さんがトローンとした目をしながら言いました

「菅さんが梅ちゃんをおもしろいと思ったのは分かった。僕は菅さんをリスペクトしている。そして僕はまだあなたのおもしろさを分かっていない。だから面倒は見るけど、絶対にがっかりさせないでね」

僕は背筋がゾクっとしました
酔いが一気に覚めました
『これはめちゃめちゃに試されている！』
思いました

そして願ってもないチャンスだとも思いました

「じゃあうめゼミにゲストで出てください！ おもしろいことしますから」

初めてちゃんとお話したその日に、次回のうめゼミのシークレットゲスト「キングコング西野」さんが決まりました

今からニ年前です

イベントの打ち上げでよかったところとよくなかったところを理路整然と教えてくれました

そこから大阪に来られるときはお誘いをしてくれるようになりました

▶︎そして映画のお仕事になった

風が吹いたら桶屋が儲かるこの世の中
そんなこんなでこんなご指名のお仕事をいただけました

「えんとつ町のプペル上映にあたり西野亮廣の裏側をトークする」
というお仕事です

こんなことになるなんて思っても見なかった
裏話、、、

あの人めちゃくちゃ飲むのと、めちゃくちゃ聞き上手なのと、全部理屈と算数で考えてることと、女の子が本当に大好きなことと、、、応援してくれている方（男性）と銭湯が同じになったときにち◯ち◯の大きさをイジられていたことと、、、

なんとか裏話をお話できそうです


とにかくやってみます！
そして全てがネタや漫才に還元できますように

という思いで挑んでみたいと思います
はじめましての方、どうぞよろしくお願いいたします