😱ウエスの販売元に措置命令😱
皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!
皆さんは、なぜ綿100%と表示していたかが分かりますか?そして化学繊維が入っていたことで、なぜ景品表示法違反(優良誤認)に問われたかが分かりますか?このニュースだけではそれが分からないので、少しだけ解説を付け加えさせて頂きます。
ここで問題となっているウエスとは、古着から作られた工業用の雑巾の事です。吸湿性などの観点から化学繊維よりも綿の方が、より良い素材なので綿100%と表示しているのです。つまり綿100%の最上級の素材を使用していますと消費者の方に宣伝している事になります。しかしながら販売価格を安く抑える為に、その中身には原料価格の安いポリエステルやレーヨンを入れていたという事です。
食品に例えれば国産大豆100%使用と表示したのに、仕入れ価格の安い外国産の大豆を使用していたようなものですね😱
最後にもう一点だけ、リサイクルやリユースの観点からは、化学繊維よりも天然繊維の方がはるかに優れています!
ラグハウスとは
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)
このブログをお読み頂く上での注意点
私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。
また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。
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