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移動権解説【ZENONZARD】

挨拶

こんちくわ。らっふぃです。
前回の格安リストに引き続き初心者の方向けの記事です。
と言うかこのブログのメインコンテンツは初心者の方向けのものを予定しています。
ゼノンザードで一番難しいのって移動権だと思います。独自のルールだしマナの伸び方に影響してくるし。
なので今回は移動権の解説です。

導入

移動権は、カードプールの追加に合わせて、後退時効果や加護といった様々な使い道が増えてきました。
では、「移動権」とはなんですか?
と聞かれたらみなさんはなんと答えますか?

自分なりの回答を用意できたら読み進めてください。

・マナブースト
・ミニオンの避難

といった回答が多いのではないでしょうか。
まあどれも正解なので大丈夫です。

移動権への認識はその人の構築やプレイングを表す指標になります。
マナブーストだ!という人はおそらくランプデッキを使っているでしょうし、ミニオンを避難させるんだーと言ってる人はコンボデッキを使っている可能性が高いです。
ベースミニオン前に出して殴る!という人はきっとアグロデッキを使っているのでしょう。

今回は読んでくださった皆さんが
移動権でできること、起こる影響を具体的に理解し説明できるようになる
ことを目標に設定し、進めていこうと思います。
みなさんの構築やプレイングの基礎として、少しでもお役に立てれば幸いです。

解説

それでは移動権について詳しくみていきましょう。
フィールド→ベースの移動を " 移動↓ "
ベース→フィールドの移動を " 移動↑ "
と表現しますので混乱することのないようお願いします。
また、加護や後退時効果は移動自体よりも発動するテキスト目当ての場合が多いので今回は省きます

移動権でできること

移動権でできることは大きく分けて3つです。
1. マナブースト
2. ミニオンの避難
3. フィールドの強化

順に軽く解説します。

1. マナブースト
移動↓をすると1マナ増えます
移動権をガンガン使っていけば相手より早くマナを伸ばし、コストの大きいミニオンを早く展開できます。
2. ミニオンの避難
現状、マナに触れることのできるテキストが存在せず、マナに移動したミニオンには絶対的な安全性が確保されています。
別のカードとのシナジーに期待する場合や、とりあえず余ったマナで出したけど今は必要ないなーと判断したミニオンなどを移動↓を使って避難させることが可能です。
3. フィールドの強化
これは半分2の延長です。
移動↑を使うことによって、あらかじめマナに避難させておいたミニオンをフィールドに出してアタッカーやブロッカーを確保できます。
また、比較的早い段階での決着を狙うようなデッキであればベースミニオンをフィールドに出してアタッカーとして運用することも少なくないでしょう。

ここで、移動↑のわかりやすい強みとして
ブロック側は5体までしかミニオンを展開できないのに対して、アタック側は移動権を使えば6体のアタッカーを用意できる
というものがあります。
最後の1点を詰める段階ではかなり有効な手段なので今まで意識したことのなかった人は覚えて行ってください。

移動権のメリット・デメリット

メリットはわかりやすいですね。
先ほど説明したマナブーストなどが行える点です。

では次に、デメリットにも目を向けましょう。
やはり最大のデメリットとしては、移動↓であればフィールドのミニオンが、移動↑であればマナ1枚減ることです。

これをもとに考えると、移動権というのはマナアドバンテージとフィールドアドバンテージのどちらかを削ってどちらかを伸ばす行為と言い換えることができます。

移動権の使い方

相手がアグロデッキでガンガン並べている間に移動権↓を使って自らフィールドのミニオンを減らすなんてプレイをしたら、すぐにライフを取られて負けるでしょう。
上で述べたデメリットの通り、ボードの取り合いに負けた状態で移動権を使う行為は危険を伴います。

つまり、移動↓を使うことができるのは自分が有利盤面を作っているとき(または拮抗している状態)となります。

有利盤面で移動権を使用すればマナが伸び、さらに大きいミニオンを展開して有利を取り…と行った具合に良いループに入ることができます。
単純なマナ加速としてのみならず、中サイズのミニオンを移動させてマナに控えておくことでボードを崩された時のケアもやりやすくなります。

要するに、1回有利をとって移動権が使えるようになれば更なる有利が取れます。
(移動権は有利を加速させるシステムと言えるでしょう。)
「ゼノンザードは逆転が難しい」という意見をTwitterなどでよく見ますが、これが大きな要因だと思います。

まとめ 

いかがでしたか?
これまでなんとなくマナを伸ばすために移動権を使っていたな」という方や、「目先の一点に囚われてマナを減らしてしまいフィニッシャーを先に出されてしまった…」という経験のある方も多いのではないでしょうか。

ついついよく考えずに移動権を使ってしまう場面もあると思います。
このデッキには7マナのカードが多いから次のターンに7マナに届くようにしよう
返しに盤面全部除去されたら次のターンの動きが歪むからこのターンのうちにマナを伸ばしておこう
もう目的のマナまで到達したから小型も移動↑で出しちゃおう
簡単な理由でもいいので、なるべく言語化できるようにしておくとプレミも減ってランクが上がりやすくなると思います。

この記事を読んで、「移動権とは何か?」に対してみなさんが明確な回答を持ち、少しでも上達の手助けになれたら嬉しい限りです。

移動権が絡むマナの伸び方については別記事で詳しく解説します。
アインクラッド攻略も需要あれば書くので、クリアできないよ…って人いたら連絡ください。

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