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叩語基礎概要

叩語は叩字で表記される,其正統性を与へる為の独自の言語である.
此処では叩語の基礎概要を示しておく.

構成音素
以下の表によって,叩語で使用される音素と仮名との対応を示す.
縦軸が調音方法,横軸が調音部位である.
尚,片仮名・平仮名で書かれたものは其々,行・段として表記してある.

   Q K C T P
無声 ア カ サ タ ハ
有声 ラ ワ ヤ ナ マ
母音 あ お え い う
声調 高 降 中 昇 低

単語構造
叩語では単語が屈折することがないので比較的分かり易い.
まず,叩字1個・2個からなる単語を其々,一字語・二字語と呼ぶ.
一字語・二字語の音節構造を示すと其々斯なる.

一字語 CV   (子音+母音)
二字語 CVCV (子音+母音+子音+声調)
※一字語の時の声調は原則短く発音すること.

語-語の修飾構造
前置修飾つまり,「修飾語+被修飾語」の語順である.
修飾関係にある単語間に接続詞を置くことも可能だが,不要なら接続詞を使わずにそのまま並べてしまってもよい.
斯して出来た語の塊を「句」と呼ぶ.
因みに,修飾関係にある語の間は分かち書きしないので,一字語・二字語の区別の為に一字語の方に波符を付加する必要があらう.

単文構造
単文の語順は,「非目的語句+述語句+目的語句」である.
どの語句もそのまま並べる事で並列と扱えるが,其によって文構造が分かりにくくなるのであれば,話者は分離詞や接続詞を使うこととならう.

文-語の修飾構造
此も原則に漏れず,前置修飾である.
流石にそのまま並べると分かりにくいので関係代名詞を用いることとなる.
関係代名詞は被修飾語が非目的語・目的語・述語のどれであるかを単語レベルで明示するので使分ける.

文が非目的・目的語句になる場合
目的文になる場合はその文をただの句と見て問題ない.
非目的文になりそう場合には文を分けて回避しないと構造がおかしくなる.
具体的には,非目的文+そのこと+述語……と云ふ具合にすれば良からう.

語調詞
語調詞で言葉にリズムを与えたり,話者の気持ちや思いを簡単に表せる.
これに関しては文法による制約が起きるものではなからう.

関連資料
叩字基礎概要
叩語の辞書 

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