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私の考えた英語の学習の流れ

初めに

英語を学習する必要性がある。なぜなら、まず私は大学四年が終わってから、一年の間に英語圏の留学に行ってみたいからである。とりわけ、アングロサクソン圏の国に行ってみたい。

英語を学習する理由

その際にとりわけ、英語の側面におけるどんな機能が必要になってくるかというと、コミュニケーションツールとしての機能が必要になってくる。コミュニケーションをとって人間関係をつなぐには、機械を介して翻訳機能を用いてやり取りするのとは、全くの別物である。

そこで、コミュニケーションツールとしての英語はどういった側面が重要なのだろうか。目的としては、外国の人とのコミュニケーションにおいて障壁がないことである。実際に英語で話してみたときに思ったのは、当たり前だが、話すことと聞くことの大きく二分されている。では、この目的に沿った英語には何が必要なのだろうかをさっそく考えてみよう。

話すには、何が必要?

まず、話す側面に関しては、頭で浮かんだことを言葉にするというのが全体的な流れだ。この流れを詳しく調べてみると、三段階で行われていることがわかった。頭で浮かんだことを英語にするのは概念化である。それを、文法上間違ってない形に落とし込む形式化。最後にこれらを、音声上問題ない形で発音する調音化である。

この中で一番イメージするのが簡単なのは、調音化であろう。実際に英語のスクリプトがあったときに、ネイティブスピーカーに理解されるような英文を発音することができること。すなわち、正しい発音ができているかどうかということである。

そしてこの中で、最も重要な能力は、概念化と形式化の間のスムーズな繋ぎ込みである。つまり、概念となっているものをさっと英文にしていくことができる力である

概念化から英文化に

では、概念となっているものをさっと英文にしていくことができる力について考えてみよう。私は、英語で喋ろうとしたときに、ほとんど自分の言いたいことを瞬時に英語にする能力がなかった。この概念となっているものを英文にしていく中でどの程度のレベルが英語にすることが難しいかというと、高校生学習レベルの語彙力と高校生レベルの文法力を用いたスピーキングができないことである。

一応中学生レベルのスピーキングの具体例を挙げるとすると、本当に簡単な、”I went to bed early yesterday because I had a fevor”ぐらいのスピーキングである。これぐらいはスピーキングするのは問題がそこまでない。ところが、”Think about something you've always wanted to add to your life and try it for the next 30 days”ぐらいの英文になってくると、自分で概念から考えて即座に作るということにはかなりの壁がある。
今回のこのセリフで使われている英単語はそこまで難しくないのだが、高校英語ぐらいの英単語ぐらいは普通に使われることが多い。というわけで、目標を高校英語の文法と英単語レベルの英語スピーキングをすることができることを具体的な目標と捉える。

高校生レベルの単語と文法を用いたスピーキングをしていくには?

では、高校英語の文法と英単語レベルの英語スピーキングをすることができるためには何が必要だろうか。これには、一定程度のパターン化した英文を頭の中に入っておく必要があると考える。パッと思いついた英語や英単語が、自分の中で血肉となっている状態で入っていることが重要であると考える。では、この英文が血肉化しているとはどういうことだろうか。

英文が血肉かしているとは?

それは、英語を喋るときに必要な三つの情報がパッケージされた状態で体に格納されており、即座のインプットアウトプットが可能な状態を指すと考える。ここでいう、三つの情報とは、「文字情報」「音声情報」「文脈情報」である。

まず「文字情報」とは、「単語」「文法」が理解できていること。基準としては、その文章を一度見るだけで瞬時に理解できる状態のことを指す
次に、「音声情報」である。こちらの基準としては、一度聞いただけでその英文をリピートすることができる状態のことを指す
次に、「文脈情報」である。こちらは、一度聞いただけでこの文章の持つ意味が他の文章との相対的な位置関係がわかることである。これに関して詳しく説明すると、ジョークや逆の主張を発言していることが全体的な話の流れの中で理解できるということである。そして、これら三つはひとつづつ段階的なものである。つまり、文字情報の段階で理解できなけければ、聞いても理解できない。さらに、聞いても理解できないものは、文脈上の位置付けも理解できない。

これらは、常に相互的に影響を及ぼしあうもので単独として切り取れるものではないのだが、対策をしていくにはそれぞれを別々のものとしてフォーカスを当てながら対応していかなければならない。というのも、わからなかったときにパッとここの箇所が文字情報なのか、音声情報なのか、音声情報なのかという、どこでわからなかったのかといった問いに対して、解を出すことのでき、次へのフィードバックを自分自身で作ることができなければならないからである*。 では、これらの三つの情報について考察を深めてみる。

三つの情報の詳細

まず、文字情報に関しては、大きく分けて「単語」と「文法」である。私の個人的な状況としては、単語は、大学受験時に勉強したので高校生レベルの英単語はある程度は見たことのある単語である。また、文法に関しては、少し時間をとり和訳を見たりすれば構造がおおよそわかる。また、わからなくとも、TEDをはじめとするスピーチなら構造分析するアプリなどを使えば理解はすることができる。こういった状況であるために、少しずつ埋めていけば「単語」と「文法」のスキルは習得していくことができると考える。

次に、音声情報に関しては、「発音」と「イントネーション」に大きく分けられる。こちらは、それぞれ基本的な法則を頭に入れておき、具体的に英文が出てきた時にすぐさま発音できるぐらいのレベルまで持ってきておく必要性がある。 最後の、文脈情報に関しては、こちらは語彙のバリエーションや文章自体の難しさによって影響されるので今回は考えないで良いとする。

というわけで、「文字情報」「音声情報」がパッケージされた状態で体に格納されており、即座のインプット・アウトプットが可能な状態にすればいいのである。これができたらどのような状態になっているかというと、英文を聞いた時にその英文をすぐさま理解でき、発音することができ、そして、それに対する返答をすることができるという状態である。というわけで、これらを可能にする訓練を方法を考えていく。

具体的な訓練方法

これらが可能になるのは、やはりシャドイングであると考える。というのも、英文を聞いた時にその英文をすぐさま理解でき、発音することができ、そして、それに対する返答をすることができるという状態はシャドイングとほとんど同義であると考えるからだ。

そして、シャドイング時につまづいた部分を分析していく。それは、「文字情報」なのか「音声情報」どちらで問題が生じたのか。さらに、「文字情報」なら、「単語」と「文法」のどちらで問題が生じたのか。また、「音声情報」なら、「発音」と「イントネーション」どちらで問題が生じたのか。という具合に判断をしていく。

このようにして、分析をしていくのだが、それぞれがどのように問題を生じさせているのかを知るために基準を設けた。

文法の場合は、その文法の骨格を利用して単語を入れ替えて文章を作ることができる。一方の、音声情報なら、その文章を自分でリズムと音の高さを合わせて発音することができる。これらが基準をそれぞれ満たせていた場合は、それぞれの情報を受け取ることに成功できていると判断する。

ではやっていこう!

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