DJ志望は押さえとけ!AM、FMの違い!

どうも、謎のDJくんだよ。

今日も「ラジオDJ ラジオパーソナリティになりたいな~」なんて考えているみんな!
「できればニッポン放送のオールナイトでフリートークしたり、ネタメッセージにつっこんだりして芸人さんみたいに面白いラジオがしたいなぁ。
うーん、でも、J-WAVEでかっこいい音楽をかけつつシャレたトークもいいかも…?あ~迷うなぁ」

そんな妄想はどうでもいいから、まず知っておかなきゃいけないことは、
ラジオ放送の種類なんだ。

ラジオ局は大きく分けて2種類

たまに驚いてしまうのが、ラジオDJになりたいと思っているのに「AM放送」と「FM放送」の違いを理解していない人がいることなんだ。
たしかに日頃聴くだけのただのリスナーならTBSラジオもTOKYO FMも同じラジオ局かもしれない。
しかし、僕ら喋り手からしたら完全に(…とまでは言い切れないかもしれないけど)分野が違うものなんだ。野球とソフトボールくらいちがう!

まず何が違うかというと、周波数がちがうんだ。
物理てきなことは謎のDJくんもよくわかってないから超大雑把に言うと、お互いの良いところは「AMは遠くまで届く!FMは音質がいい!」ということ。
すっごいざっくりだから詳しく知りたい人はこちらを参照してね。

AM放送、FM放送の特徴

じゃあ、この電波の違いで具体的にどんな違いが出るのか?
下にまとめてみるとこんな感じ。

■AM放送
・トークやスポーツ中継などがメインで音楽はそこまでかからない
・リスナーの年齢層は高め
・フリートークは10分~15分
・BGMなしで喋る部分もあり
・代表局(ニッポン放送、TBS、文化放送など)

■FM放送
・音楽中心
・聴ける範囲が狭いため、ローカル性がある
・フリートークは3分~5分
・基本的にBGMや音楽に乗ってしゃべる
・代表局(J-WAVE、TOKYO FMなど)

こんな感じになってるんだ。
「ラジオDJを想像して」って言われたときに、
オールナイトのような深夜のトーク番組を思い浮かべたらそれはAM放送。
流暢な英語で最新洋楽をオンエアするのを想像すればFM放送なんだ。

AMではトークのスキルが求められる一方でFMでは音楽の知識が求められる。
さらに「フリートーク」といわれる自由にしゃべる時間の長さも大きく違うから要注意だ。
たまに「ラジオっていったらオールナイトだろ!」とか言って、FM局のオーディションのデモ音源でつまんないフリートークを10分もいれてくるようなやつがいるんだ…(悲痛の叫び)。

ただ、今はAMでも音楽をメインとする番組もあれば、FMでトークを中心とした番組もある。完全にカラーが分かれている時代ではなくなっているね。
でも基本のカラーやフォーマットは覚えておいて。

ちなみに謎のDJくんはTBSの深夜放送やニッポン放送の朝の番組を聴いて、
中学生の頃に「ラジオのパーソナリティになるんだ!」と決意。
その時はもちろんAM/FMの違いなんて分からなかったし、実際にDJになるまでよくわかってなかった。それで困ったこともあったよ。
だからみんなにはこの違いをまず最初に抑えてもらいたいんだ。

ちなみに僕は今言ったとおりAMを聴いて育ったけど、仕事ではFMのDJをメインにしている。
だから今後の記事やアドバイスもFM寄りの話になるけど容赦してね。
最後まで読んでくれた君にはここだけのマル秘情報をあげよう。
「ラジオの世界に潜り込むなら、FMのほうが近道」
詳しくはおいおい。

それじゃ今日のまとめ
「伊集院光はAM!クリスペプラーはFM!」

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