好きな人に文句のひとつも言えない人生なら、私は一生独身のままでもいい。
結婚の2文字が支流になる現代。
26歳真っ只中の私の周りも当然、
結婚ラッシュが来ているわけで。
高校の同級生、社会人の時の同期
SNSで繋がる誰か……
結婚、の2文字が携帯の画面を埋める度に
私の頭の中にはいつも、2つの選択肢が出てくる。
結婚は、するか、しないのか。
私は小さい頃から結婚がしたい女の子だった。テレビドラマの見すぎか、はたまた恋愛漫画の読みすぎて、将来は20歳になれば結婚して、素敵な家庭を育んでいるのだろうと思っていた。
でも、現実はとってもシビアだ。
私は結婚してない上に、フリーランスで、ライターだ。
収入は、自分ひとりが好きなことをするには充分だが、誰かと一緒に暮らせる余裕もなければ、家ひとつ、借りれるかわからない社会的信用の中にいる。
そんな私が選んだのも、フリーランスの彼氏で、大好きなことを仕事にしてる人だった。
けれど、結婚するのか?と言われれば、そりゃ早いに越したことはないけれど、きっと相手には、そんな気持ちはほとんどないのだろうなぁ、と思う。
結婚って、紙切れ一枚だけど、それがもつ効力は底知れない。
親族、家族、大切な人を全部巻き込んで、この人と幸せになる!って、それ、相当な覚悟じゃないと決断できない。
だからこそ、「絶対に幸せにするから」と彼に渡された婚約指輪を、嬉しそうに眺める友人の姿を見ると、心の底から、素敵だなと思う。
そこまでの決断をして自分を愛すると決めてくれた人がこの世にいること、
そんな相手に選ばれたこと、それはいつだって、どんなに歳をとったって、
やっぱりロマンチックで、女子にとっては憧れなのだ。
結婚の2文字が欲しいわけじゃない。
この人と生きていく、という強い決心を持って、自分を愛してくれる人がこの世に1人だけほしい。
その事で、どれだけ頑張れるか。
その事が、どれだけ嬉しいのか。
きっとまだ、君は知らないのだろう。
あなたがくれたこのサポートで、今日もわたしはこのなんの意味もないかもしれないような文章を、のんびり、きままに書けるのだと思います。ありがとう。