NLHEハンドレビュー #5


今回はミドルポケットいろいろ

1. LJ 9s9c (vs HJ) SRP 

Preflop
9s9cで2.5bbにオープン、HJにコールされて他はFold。
相手のCallレンジはよくわからないが、3betするほどじゃないペアやブロードウェイあたりと推測している。

Flop pot: 6bb Qd8c4h
僕Check → 相手Check
IPにCallされた場合、デフォルトのアクションはCheckだと思っている。
今回はなおのこと、マージナルな手なのでCheckが良さそうに思った。
実際高頻度でCheckする(80%程度)のが良いようで、99はほぼ100%Check。

Turn pot: 6bb 7d
僕bet1.8bb → 相手Call
相手にQが無さそう+オーバーカードが多そうに見えたため、betを選択。
ただ、かなりCheck頻度が高いシチュエーションのようです。相手がFlopでKQを思ったよりもCheck backするのが盲点でした。

River pot: 9.4bb 4d
僕Check → 相手bet6bb → 僕Fold
Riverdで4dが出てペアボードに。フラッシュの可能性も出る形になった。
99のEquityは相手のレンジに対し約40%程度であり、Checkするのは問題ないプレーのようです。ただ、Turnのbet→callにより相手のレンジがやや強くなっているのが厳しい点。
相手のbetレンジはQ, set, フラッシュあたり+T9,54あたりのブラフで構成されている。
こちらの対応として、ダイヤを持っているとかなり好き放題できる印象。逆にダイヤが無い場合では、Fold寄りの選択になることが多そうです。相手の50~100%potのベットに対しては、99はEquity25%程度であり、ダイヤがあればギリギリコCallできるかな、ぐらいの感触です。

相手のbetレンジ
こちらの対応

2. LJ 9h9d (vs BB) SRP

Preflop
9h9dで2.5bbにオープン、SB、BBにコールされた。

Flop pot: 7.5bb 7h6h3c
相手2人Check → 僕bet2.2bb → SB Call → BB Fold
ここのアクションは比較的どっちでも良さそう。弱めのオーバーペアではややbetに寄る気がする。引き目も多いボードなので、人数を減らしに行くのはありな選択だと思った。

Turn pot: 11.9bb 7d
相手Check → 僕Check
ここのCheckも諸説あるところ。相手のレンジに7や66,33あたりはあっておかしくない所。ハートのsuitedでx/rされたら壊れちゃう。

99,88あたりは瀬戸際

River pot: 11.9bb 7c
相手Check → 僕bet3.4bb → 相手Call (3s3hですって。バカヅキしちゃった。)
トンデモカード襲来。
オーバーペアがかなり強くなっている状況で、しかもPreplopのアクションから相手にTT+は少なそうなところ。実質謎の7以外には負けていない。
よってbet。なんなら大きめに打っても問題ないが、上記のナッツアドバンテージを失念していて日和った感はあった。
なお、もしRaiseされても99はしぶしぶCallするようです。

Riverベットする?

今回は以上です。ミドルペアの扱いis難しい。
自分の手の相対的な強さを常に見ないと、思いのほかナッツだった、思いのほか弱かった、を見落としがちなところだなあ、と思いました。。

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