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NLHEハンドレビュー #2


1. SB QsJh (vsCO) 3BP

自信の無いトップペアをどこまでbetしていけるのか??

Preflop
COの兄貴が2.5bbにレイズ。僕はSBからQsJhで8.5bbに3bet。
若干やりすぎ感があり、一般的にはBNからのレイズでも大体降りることになる。4bet来てたら大懺悔するところだった。危ない。

Flop pot: 17.2bb Qd 6s 4h
僕bet 5.2bb → 相手Call
なんかトップヒットしたので嬉しかったです。それはそうと、ほぼレンジ全体で安くベットして間違いはないので30%ぐらいをベット。

Turn pot: 27.1bb 8d
僕Check → 相手bet 13.6bb → 僕Call
もっと自信をもってベットしていいみたいです。トップヒットを多くチェックすると、チェックを選択するハンドが多くなりすぎそうな雰囲気があります。ポケットペアやQQあたりで、諦めるAXsを守ってあげればよさそうなので、Qhitは攻めていくべし。
なお、QJoについては、Jdを持っている場合には相手にフラドロ謎粘りされないためベット頻度を高くしてエクイティを確定させに行くのが良いらしい。(まあ他のスートでも大抵ベットするんだけど…)
チェックして相手からベットされたらこんなものはコールです。カスAXsを降りなきゃなので。

Turn最初のアクション

River pot: 53.1bb Kh
僕Check → 相手Check(相手はTsThでした。一応かち。)
このハンドでは相手がTTだったのでチェックで回って事なきを得ましたが、デカベットが来たら?の場合が気になりました。
ここに至っても、こちらのレンジの中でQhitはかなり強い部類なのでコールで問題なさそうです。フラッシュやストレートが存在しないボード(75s, 53sなんてないさ)では、トップペアはだいぶ粘らなければならないようです。
TT, 99を降りて77をコールする理由は僕にはわかりません。相手のJTs, J9sのブラフをブロックしてないから??

if 相手のデカベットに対する対応(all at 100%で表示)

2. HJ AsQd (vsLJ) 3BP

IPからの3bet potがローボードだった時の対処

Preflop
LJのオジサンが2.4bbにレイズ。僕はCOから8bbに3bet。LJがコールしてフロップへ。

Flop pot: 16.7bb Th 6d 5c
相手Check → 僕bet 5bb → 相手Call
いつも通り、potの30%程度を小さくbetして相手にコールされました。
GTO+君に聞いてみたところ、高頻度かつ大きめにベットすることが推奨されています。こちらのレンジにオーバーペアなどの強いハンドとAKなどの「激よわハンド」が存在しており、ポラライズであるといってよいからでしょうか。
このボード自体は54:46で相手に優勢なもので、ナッツ級(TT, 66, 55, 65s等)の割合も相手の方が多いものの、それ以上に相手にマージナルな手が多いことがデカベットを推奨することになっていそう。
ちなみに、ベットサイズを30%potに限定したのが3枚目の図ですが(Turn以降はこちらに準拠して検討しています)、ベット頻度としてはデカベットを用いる場合とほぼ変わらなさそうです。

緑:Check, ピンク:bet30%, 青:bet75%
緑:自分、青:相手のEquity
緑:Check、青:bet30%(デカベット禁止の解析!)


Turn pot: 26.3bb 9d

相手Check → 僕bet 19.7bb → 相手Call
Turnでも滑り散らかしてます。気合を入れて大きめにbet。コールされて萎える。
レンジを見れば一目瞭然、こちらの役ありは、ポケットペアぐらいのもの。本当に見合ってますか?という量のA highでブラフをしていきます。AQoについても、ダイヤを持っていればフラッシュドローに粘られないという一転においてブラフしていきます。(Checkでも全然問題なし。)

気合、入れる?
AQo、しょうもなハンド

River pot: 63.9bb 4c
相手Check → 僕Check(相手7s7dでした。まけ。)
もうむり。諦めました。果たして。

バリューハンド少なすぎにつき、諦めても問題ない模様。
ブラフとしては、ダイヤの無いAXsや、謎粘りに対してすら絶対に勝ってないKXsが選ばれています。(まあA highも絶対勝ってないんですけど、ブラフする優先度でいったら、KXs>AdXd>AXoになりそうね。)

おわりに

悲しい気持ちになった3bet potのハンドを2つ振り返ってみました。
今後も適当にハンドを選んで振り返っていきたい、ところですが、スポットを絞って体系的に勉強した方がよさそうな気もするので、次からはしばらく、
IPからOpen Raiseして、SB or BBにCallされたSRP(頻出!)
を見ていきたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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