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共産党松竹氏除名騒動についての一般アライグマ党員の私感

みなさんこんにちは、フェミイさんなのだ。今回アンケートを取って一番多かった「党員として松竹騒動はどう思うか」というのを書いていくのだ。フェミイさんは知ってる人も多いと思うけど日本共産党員なのだ。そこで率直な意見を聞きたいとの人が多かったので書いていくのだ。ちなみにこれはフェミイさん個人の考えであり、党に押し付けられたり逆に反抗する意思のあるものではないと前置きしておきたいのだ。

そもそも松竹騒動とは 

まずは松竹騒動について解説していくのだ。簡単にいうと松竹伸幸という現役党員が「党首公選制」と「政策の転換」を訴え記者会見したのだ。しかし共産党には「意見は内部で発表し討論する」という規約があるので彼を除名処分したのだ。これに対し一部のリベラル知識人ら(おそらく共産党支持者ではない民進系)が独裁だと批判しているのだ

共産党には結社の自由があり、内規による処分は自由である

まず彼らに再確認してほしいのは、我が国には結社の自由という大切な権利があるのだ。その結社の自由の中には法に違反しない限りの組織自治の自由も含まれるのだ。もちろん外部の方からの意見は受け付けるけど、最終的な決定権は共産党にあることを覚えておいてほしいのだ。

民主集中制は党首の独裁・暴走を防ぐ

民主集中制についても説明しておきたいのだ。松竹氏や彼に追随する人々は「志位委員長は党首期間長すぎ。これは党首公選しないからで独裁だ」と言い募るのだ。その批判はそもそも民主集中制とは何たるかを理解していないのだ。一般の方が勘違いするならともかく、知識人(笑)や現役党員(笑)の肩書きでそれを言うの恥ずかしくないのかと疑問に思うのだ。

志位委員長の正式な肩書は「日本共産党中央委員会幹部会委員長」なのだ。共産党のトップはあくまで複数人で構成される中央委員会で、志位委員長の役目は国会運営や他党との交流において「党首」(他党で使う地位の人)が必要になる場面で出てくるというだけに過ぎないのだ。だから志位さんが独裁なんて笑っちゃうのだ。そんな権限ないのだよ。
そして中央委員会も選出は都道府県委員会が、都道府県委員会の選出は地区委員会がとすべての党員が何かしらの形で意思表示をできるシステムが民主集中制なのだ。党首公選制がいいという人は否定しないけど、殊更に民主集中制が悪者であるという論調には反論させてもらいたいのだ。少なくとも党首の独断で消滅するようなことはないですよ、前なんとかさん。

肩書きを振りかざしながら公式と違うことを言い回るのは社会人失格


また、松竹氏はメディアに「現役共産党員」であることを名乗りながら「日米安保堅持」、「慰安婦問題を終わらせるべきと私案を考えた」など勝手な行動が目立ったのだ。
彼のしていることは「会社役員」を名乗りながら「会社」とは真逆のことをして内外を混乱させるようなものなのだ。そんなの組織の敵と言われても仕方ないのだ。
この例えを出しても批判をやめず、彼には異論の自由があると言う人は政党に入党することを軽く考えてるフシがあるのだ。大学レベルのサークルがやりたいなら他党にどうぞとしか言いようがないのだ。

党内派閥は百害あって一利なし

党規約では「党内に派閥や分派を作ってはいけない」というものがあるのだ。
そもそも党の政策に共感し入党したなら本来分派などできるはずもないのだ。例外としては松竹氏のような党政策を捻じ曲げようとするタイプ、もう一つは自民党や民進党の派閥みたいな人的コネクションの派閥なのだ。
前者は説明済みなので後者の有害性について説明すると、政策が同じなのにあいつが嫌いあの人がいいなんて国民にとってはどうでもいいことで政策論議を停滞させ、ひどいときには民進党みたいに党を割る。これでは国民のための政治はできないのだ。

10年後も存在する政党であるために

以上がフェミイさんの見解なのだ。ざっくりまとめると党の処分は妥当で、松竹氏は非常識だと言うことなのだ。
もちろん賛同しない人もたくさんいると思うのだ。それはあなたの考えとして大切にしてほしいのだ。

蛇足になるけど、フェミイさんはこんな厳しめの共産党規則に怯んで一度入党を保留したのだ。それで社民党みたり、第4インターの機関紙見てみたり…
なんだけど最終的に代々木派・日本共産党を選んだのだ。10年後も国民のため存続してると自信を持って言えるのは共産党だけだと思ったからなのだ。旧民主党のように内輪もめを繰り返し足を引っ張りあう党ではなく、国民のために前進する党の一員になりたいと思ったのだ。乱れ気味の文になってしまったのだ、ここまで見てくれてありがとうなのだ。

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