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250日チャレンジ! トラットリアレコード全部聞くぞ#45 OUT OF HERE/ Corduroy

テキサスよりこんにちは。れいちぇるです。早くも1月になって1週間が過ぎました。日本の友人が余った餅をどうしようと言っている最中、私は今年こそは日本に帰国して餅つき機能付きのホームベーカリーを買おうと意気込んでいます。なんたってコロナの自粛などでアジアンスーパーに行けずに餅を食べれずお正月が終わってしまいましたから。

早速ですが今日のチャレンジ、メニュー#45コーデュロイのOUT OF HEREを聞いていきたいと思います。アルバムのジャンルはトラットリアレーベルのもう一つの要、クラブシーンで流れていたアシッドジャズです。トラットリアレコードを主催していた小山田圭吾氏と言えば、クラブシーンによく現れたというエピソードをよく聞来ますね。

ところでジャズをベースに音楽を学んでいるとアシッドジャズをジャズと認めないという人に出会うことがあります。実際、私自身もこのチャレンジを始まる前のアシッドジャズに対する認識は薄っぺらでアシッドジャズは単にジャズのエッセンス(アメリカの黒人リズムのグルーヴと高い技術力)がマイルドになって違うリズムベースを持っている国の人にも聞きやすく、クラブシーンで流すのに適した音楽という漠然とした認識でした。

ところがトラットリアを聞くことで、コーデュロイのようにジャンルありきではなくまず音楽が耳にさっと入ってくるのなら、アシッドジャズだからジャズだからと議論するのは音楽家である以上少し変だなと感じはじめています。もちろん、この曲はアシッドジャズ風でとか言われて判断できる材料としての認識は必要ですけど、でも音楽を学ぶ以前に音楽好きである私にとって、アシッドジャズはジャズと同じ音楽のフォームを使いながら、その成り立ちと環境、誰の間で流行ったかが違うだけなんだなあとしみじみ思い、ジャンル間の争いを呼ぶものでもないかと思います。


OUT OF HERE/ Corduroy

DON’T WAIT FOR MONDAY
PRACTICE WHAT YOU PREACH
RED MERCURY
END OF THE RAINBOW
OUT OF HERE
THE DICEMAN
MAGIC CARPETT
JANUARY WOMAN
MINI
ALONG THE ROOFTOPS
AYRTON SENNA
MOTORHEAD
GOOD BYE
PAPER MONEY
SIMON’S TUNE

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