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11月FOMCはどうだったのか?
総論~テーパリングはするけど、利上げはすぐはしない~
11月のFOMCでテーパリング開始が正式発表されました。インフレは"一時的“として利上げのタイミングは明言しませんでした。
市場の見方では、来年後半での利上げが見込まれています。
今回、テーパリングの開始は市場の予想通りで、ここにサプライズはありません。
むしろ、インフレについて見通し。これが少しポジティブサプライズ。
何がポジティブサプライズか?
インフレが”一時的なもの”であって、利上げを様子見をするという点。
インフレが一時的なものではなく、正真正銘インフレを起こしてるのではないか?
最近はそういう見方が強くなっていました。
ここに来て改めて”インフレは一時的“というのは市場に安心感をもたらしました。
理由も述べています。①コロナ再拡大の影響と②経済再開に伴う需給のアンバランスが要因で一過性であると説明がありました。
この説明によって、テーパリングは開始するんだけれども、すぐには利上げはしないよ、という牽制のメッセージとなりました。
かくして本日も米国株は3指数揃って最高値更新となったのです。
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テーパリングとは?
テーパリングとは、量的緩和の縮小とも言われます。
FRBによる資産購入を減らしていくことです。
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2020年3月の金融緩和政策から米国債+住宅ローン担保証券(MBS)の購入を開始。2020年6月からは米国債800億ドル+MBS400億ドルを買い続けてきました。
これを止めるというのです。
米国債は100億ドルずつ減らし、MBSは50億ドルずつ減らすので、来年6月には終了する予定です。
そうなると、次は利上げ
利上げはいつか?
テーパリングが終了する6月以降です。
現在の市場の見立てでは来年後半となっています。
この利上げのタイミングで大きな調整(=下落)の局面が来るのではないか?と言われています。
しかし、
本当に来るのかなぁ?
それは、誰にもわからない。
たまに、図解やっていくか!
テーパリングでどうなるか? pic.twitter.com/ilJ3X9odyG
— レイチェル (@rachelcubmike) November 4, 2021
今回FOMCのサマリを図解でツイートしました。
多くの方から「わかりやすい!」と言っていただけて嬉しかったです。今後も気が向いたら何か図解していこうと思います。
期待せずに楽しみにしていてください。
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またお目にかかれるときを楽しみにしています。