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日曜日の障害戦(6/30)


小倉1R 未勝利


ここは、近走で堅実な成績を残しているシゲルタヌキを除き、障害戦で上位争いをした実績に乏しい馬たちによる戦い。そのシゲルタヌキとて、常に最後の詰めに甘さを抱える馬だけに、どうやら波乱含みのレースとなることはほぼ間違いなさそうです。

展開的にも、できれば先行したいネッスンドルマが行き切れるのかどうかも不透明で、レースシミュレーションを構築すること自体が非常に難しいレースになったな、と。


中心には、②アスターチェンチを推します。

この馬に関しては、前半の位置取りと道中の折り合いがカギ。その点、井上Jがどれだけ道中のロスを少なくできるかで、結果が大きく変わってくるのだろうとは思います。

ただ、ここはいかにも相手関係に恵まれた印象ですし、人気もせいぜい穴人気レベルにとどまるのだとしたら、リスク承知で積極的に狙ってみる価値はあるのかな、と。


2番手は、⑤パーリーブラック

この馬の障害デビュー戦となった昨秋の福島戦、あの時は最終障害で落馬しなければ勝っていたレースでしたので、その後の不振がかなり意外に映るんですよね。

とは言え、この相手関係で力を出し切れば当然勝ち負けになるわけですから、石神Jへの乗り替わりと小倉へのコース替わりなら、相対的に上位の評価が必要。そう判断しました。


3番手は、⑧シゲルタヌキ

この馬は、詰めが甘い堅実派。機動力があるので小倉コースは合うはずですけど、前走で出脚がひと息だった点が気がかりでもあり……

よって、ここも「崩れないけど勝ち切れないレースになる公算が高い」とみて、評価はここまでにしておきます。


4番手は、⑦リトルクレバー

この馬の前走は「飛越で遅れ、障害間で折り合いを欠いて……」と、いかにも初障害といったロスの多いレース内容でしたが、こういったタイプは、入障2戦目で確実に上昇してくるものです。

舞台が小倉に替わるのは良さそうですし、その気になればそこそこの位置を取れそうな気もしますので、飛越面で一定の改善があれば、ここで一気の上昇もあり得る。そんな判断で最後のひと枠に拾いました。


その他、ネッスンドルマは、伴Jの徹底先行策に怖さを感じますが、小倉のスピード勝負に対応できるか不安もあったので、最終的には他馬との比較で選外扱いとなりました。

サンライズグリットは、スンナリ先行なら怖さもあるのですが、こちらも開幕週の馬場でのスピード負けが懸念されるため、ここは狙いどころではないという判断に落ち着きました。

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