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日曜日の障害戦(12/26)

明日は、阪神で未勝利戦が行われます。が、、、

スミマセン、今、ちょうど中山大障害のレースが終わったところで、アドレナリンが出過ぎてしまっていて……(笑)。

できる限り気持ちを落ち着けて記事を書こうとは思っているので、よかったらご参考にどうぞ。


阪神5R 未勝利


まずレースの前提として、このレースと火曜日に行われる未勝利戦の結果次第で、今年の障害リーディングが決まる状況にあることは、一応、頭の隅に入れておかなければなりません。

状況的には、⑬シャイニーゲール騎乗の平沢Jがここを勝てば、逆転でのリーディング獲得に一歩前進となりますし、⑪ニホンピロマドン騎乗の森一馬Jが勝てば、逃げ切りでのリーディング獲得が決定するわけですね。

普段なら、こうしたレース以外の事情に対しあまり神経質になる必要はないのですが、渦中にいる二人がともに有力馬に乗っていることを踏まえると、レース結果に何らかの影響を及ぼす可能性があるということを、当然、考慮した上で予想を組み立てる必要はあるのでしょう。


さて、メンバー構成的には、未勝利戦としてはそこそこメンバーが揃った印象があり、勝負圏内は5頭。そう考えます。

全体像としては、時計上位のサトノパシュート組の2頭、⑫スズカフロンティア⑪ニホンピロマドンに、初障害戦となった前走の内容が良かった⑨エコロドリーム、障害戦では馬券圏内を外していない⑬シャイニーゲール、休み明けでも自在性があって崩れない⑭メイショウヤシャの3頭が、どこまで絡んで来られるか。そんな構図になっています。

有力馬に差し脚質の馬が多く、偶然にも外の枠に極端に偏りましたし、臨戦過程が有力馬5頭に対して4通りという部分も含め、それだけでもここでの力関係を正確に読み切るのは難しいのですが、それに加えてリーディング争いの件もありますから、自分なりの拠りどころをココと定めたら、それを信じて予想を組み立てるしかなさそう。いや~、とてもやりがいのあるレースですけど、予想は非常に難しいですね。


このような状況ですので、あれこれとても悩んだのですが、前提となる条件を総合的に検討した結果、中心は⑫スズカフロンティアとすることに決めました。

この馬、おそらく今回も出遅れるとは思うのですが、それはあらかじめ織り込み済ですし、レースセンスが高くて時計の裏付けがある点は、なにより心強いですね。

サトノパシュート組5着のユキノグローリーが、先週の未勝利戦でハナ差の2着と健闘したことも補完材料のひとつにはなりますし、ちょっと失礼な言い方ですが、今回に限ってはリーディング争いと無縁の北沢J騎乗というのも、ある意味で強調材料になりうると考えました。


相手は、⑪ニホンピロマドンにします。

こちらは、まだまだ決め手を欠くところはあるのですが、一戦ごとの上昇が顕著ですし、前走でのスズカフロンティアとの差もコンマ9秒。さらに、有力馬の中では一番前の位置で流れに乗れそうですから、それなら2番手評価にしてもいいのかな、と。

さすがにスズカフロンティアの前に来るイメージはないですけど、他馬との比較で行くと時計面は足りるはずですから、今回は最後のもうひと頑張りに期待したいところです。森一馬Jには、まだアドバンテージがありますから、それほどプレッシャーを感じずに乗れそうな点も、悪くないんじゃないでしょうか。


3番手は、⑨エコロドリーム

こちらは、前走の時計だとここでは足りない計算になるのですが、レースぶり自体は非常に良かったですし、ここは2戦目の上積みも期待できますから、最後の直線での差し込みに期待ですね。

草野Jで道中はロスをつくってきそうですけど、こちらは脚質的にリーディング争いのゴチャゴチャに巻き込まれずに済むでしょうから、普段どおりに乗ってさえくれれば、自分の脚だけはキッチリと使ってくれるだろうと考えました。


4番手は、⑭メイショウヤシャ

この馬は、ちょっとズブいところがあるので、大外枠だと位置を取れない可能性が強いのですけれど、その分、どんな形になっても自分の脚は使えるという点を評価しました。ただ、突き抜けるまでのイメージは持ちづらいので、混戦になった時の出番という感じでしょうかね。


そして、いろいろ考えて、⑬シャイニーゲールは消すことにしました。

ここでも能力が足りることはわかっているのですが、前走でなぜか平場のレースを使ってローテーションがきつくなった点は嫌ですし、福島よりマシとはいえ、この馬の本質は新潟コース向き。そんなタイプの馬で、平沢Jが勝ちを意識して早めに動いたらどうなるか、ということなんですよね。

平沢Jのことなんで、もしかするとここも普段どおりに乗ってきて、最終的に涼しい顔で今年のリーディングをかっさらっていくシーンがあるかもしれませんが、タガノエスプレッソが凡走したショックはなんだかんだ引きずっているでしょうし、いかに普段は冷静沈着なジョッキーとはいえ、さすがにここはメンタル的に厳しいんじゃないかな、と。


そんなこんな、やや深読みしすぎた部分があるかもしれませんけど、これでやれることはやりきった感じですかね。

もちろん最後まで予想が的中すれば最高ですが、まずは全馬無事に、ですし、最後の直線で激しいリーディング争いが展開されることになれば、中山大障害とは違う意味で手に汗握ることになりますから、明日は是非、そんなゴール前の攻防が観られたら最高。そう思っています。

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