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土曜日の障害戦(7/13)


福島1R 未勝利


ここは、「底力を要求される地力勝負になると微妙だが、福島コースでごまかしが利けばなんとか……」という馬が集まりました。

ガイフウカイセイの単騎逃げが有力とみられる中で、テンメジャーガールの小野寺Jが勝負どころで激しくプレッシャーをかけに行くのかどうか、この点が着順に大きく影響を及ぼすことはほぼ間違いないでしょう。


中心には、③ローディアマントを推します。

この馬は、前走でガイフウカイセイと遜色ない能力の持ち主であることを証明済ですし、ここは好位で折り合って漁夫の利を得やすいポジションを確保できそうなんですよね。

休み明けがどうかという点はやや気になりますが、福島コースでの乗り方をを熟知している伴Jの連続騎乗でもありますので、狙うタイミングはここでいいのではないか、と。


2番手は、⑧テンメジャーガール

この馬は、福島コースなら崩れないイメージが湧いてきますし、早めにプレッシャーをかけに行ってガイフウカイセイを潰すだけならさほど難しいことではない。そう考えています。

ただし、ガイフウカイセイを潰しても後続に差されたら何の意味もありませんので、仕掛けのタイミングが非常に難しくなるのも確かでしょう。その点、この馬が抱える詰めの甘さを再度露呈する可能性は否定しきれず、最終的に評価はこの位置でいいという判断に落ち着きました。


3番手は、⑦トーセンオリジン

この馬は「福島コースでこそ」というタイプで、詰めは甘いながら過去この条件で大きく崩れることは一度しかありませんでした。あとは、「ずっと使い詰めだった中で間が開いての一戦となることが、はたしてどちらに転ぶのか」がすべてでしょう。

まあ、仮に良い方に転んでも勝ち切るイメージはあまり湧いてこないのですけれど、今期絶好調の上野Jに手が戻ることを考えると、完調手前でも十分に馬券圏内は狙えるのかな、と。


4番手は、④ガイフウカイセイ

この馬は、マイペースでの逃げが好走の絶対条件。得意の福島コースに戻るのは大プラスですので、あとは後続が楽に行かせてくれるのかどうかがすべてでしょう。

当研究所的には、テンメジャーガールの小野寺Jが早めにプレッシャーをかけに行くと踏んでいますので、今回は展開負けする方に一票を投じたいと思いますが、マイペースの逃げなら当然勝ち切るシーンもあり得るわけですから、今回のこの馬に対する最終評価は、読み手の皆さんに委ねることにしたいな、と。


その他、ポピュラーソング、エンジェルラウンド、クリノサンシャインは純粋に上位人気馬の自滅待ちとなりますので、あえて狙うほどの価値には乏しいと考えています。


福島4R オープン


ここは、少頭数ながら出走各馬の能力比較が非常に難しいレースとなった印象です。

福島コースが得意な馬は斤量を背負わされてのレースとなりますし、レース展開的にも道中でひと悶着ありそうなメンバー構成ですから、ある程度は展開にヤマを張り、レースシミュレーションを組み立てるのが正解なのではないでしょうか。


中心には、⑧タイキフロリゼルを推します。

この馬は、好位で折り合って脚を溜める器用なレースができるタイプの馬ですので、道中でレースが動きそうなこのメンバーの中では、もっとも崩れにくい馬であると考えていいのかな、と。

もちろん、あと一押しを欠くタイプでもありますし、レース間が開いて仕上がりがどうなのかという課題はありますけど、上位争いの期待という意味でシンプルにこの馬を指名したいと思います。


2番手は、⑦グレートバローズ

この馬は、福島で早めに先頭に立つ競馬をすれば、パフォーマンスレベルが他場のレースよりも一段か二段は上がる馬。

ここは少頭数になって久々に自分の競馬に持ち込めそうですので、二段マクリ、三段マクリという激しい展開にさえならなければ、上位争いは必至。そう考えています。


3番手は、⑥マイネルヴァッサー

11歳馬が63kgを背負うとなれば、一般的には狙いづらくもなるのですが、この馬の福島適性の高さを考慮に入れると、この組み合わせならあながち軽視もできないのではないか、と。

もちろん、さすがにピーク時のパフォーマンスを望むのは酷なのですけれど、平場戦でこの程度の相手関係ならば、まだまだ上位争いに持ち込めるだけのポテンシャルを残している。そう考えています。


4番手は、①アランデル

仮にこの馬の前走内容を素直に信頼するなら、ここでもシンプルに中心視すべきなのでしょうがね。

ただ、平地時代からムラっ気のある馬でしたし、ベストは小倉コース、かつ距離延長はマイナスという印象もありますので、評価としてはここまで。やや玉虫色の判断とはなりますが、圧勝から大敗まで考えれれる中においては、この微妙な判断になるのも致し方ないと考えています。


その他、ブリヨンカズマが次点扱いとなりますが、この馬は出脚が鈍くレースの途中から動いていく形になりそうですし、不器用でバンケットの下りにやや不安を感じるところもありますので、伴Jのエスコートがビタビタにハマらない限り勝ち負けまでは厳しい。そう判断して評価をやや下げました。


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