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明日の注目3歳戦(1/31)


今日は、明日の注目レースとして東京9Rセントポーリア賞を取り上げようと思います。

このレース、全体としてハイレベル戦だとは思わないのですけれど、見どころが3つほどあるので、そこに注目してレースを楽しみたいですね。


まず、ひとつ目の注目点は、③グレートマジシャンのレースぶり。この馬の前走は、めずらしくルメールJの追い出しが遅れて、直線で急加速を強いる形になっているのですよね。普通、あの形になったら、勝ち切るのは難しいのですけれど、外から一気に脚を使ったレッドロワに一旦前に出られる形になっても、内から抵抗して差し返したのは見事でした。

結果、着差はわずかでしたが、この馬がスムーズなレースをした時にどれくらいのパフォーマンスを見せるのか、その点には強い関心を寄せていました。つまり、グレートマジシャンという馬の素性の一端が垣間見えるのが、このレースだということ。馬券的にどうこうではなく、ここでルメールJがどんなレースをしてくるのか、とにかくこの馬のレースぶりには注目が必要でしょう。


ふたつ目の注目点は、夏の新潟の新馬戦で僅差の接戦を演じた④ルドヴィクス⑧バジオウが、再びここで相まみえることになったこと。この2頭、1勝クラスなら普通に勝ち負けできる馬だと思うんですけど、さて、どんな結果になりますか。

当時、2着に敗れたバジオウのほうは、前走の勝ち時計が優秀ですし、折り合いさえつけば、ここは好勝負必至だと思うのですが、一方のルドヴィクスは、どうも本調子を欠いていて、苦戦は免れないように思えるのですよね。もしバジオウが、ここでグレートマジシャンと一騎打ちを演じるようなことになれば、「間接的に」ではありますが、ルドヴィクスのポテンシャルの高さを証明することにもなります。

そうなれば、ルドヴィクスが立て直して出走してきたそのレースで狙い撃ちすることもできますから、この再戦は、今後のルドヴィクスの狙いどころを見定めるためにも、特にバジオウのレースぶりに注目しつつ、しっかりと記憶にとどめておく必要があると思っています。


三つ目の注目点は、走破時計。これは、土曜日の同じ距離の未勝利戦で、圧巻のパフォーマンスを見せたボーデンとの比較、という意味ですね。

ボーデンの評価については、回顧記事で詳しく書くのでさておくとして、セントポーリア賞の勝ち時計が、未勝利戦の勝ち時計1:45.2にどこまで迫ってくるのかは、大いなる注目点でしょう。個人的な想定では、道中流れても1分46秒台後半かなと思っているのですが、さてどうなりますか。


いずれにしても、3つも注目点があるレースですから、最低限、有力各馬のレースぶりを、しっかりと目に焼き付けておいてもらいたいなと思います。

観察眼を磨くという視点で見ても、ここはおあつらえ向きのレースなんじゃないでしょうかね。


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