日曜日の障害戦（4/2）

明日は、中山で未勝利戦が行われます。

では、早速、レースのみどころについて、解説していくことにしましょう。

日曜　中山４Ｒ　未勝利

ここは、比較的能力差がはっきりとした組み合わせになりましたし、展開的にドスローになることもなさそうですから、基本は大きく紛れない想定でいいような気がしています。

何かのアクシデントで人気馬の一頭が飛ぶようなことがあっても、それを他の人気馬が補完する形になって、最後はそれなりのところにスッと収まる。そんなレースとなりそうですね。

ということで、中心には⑥ブルメンダールを推します。

前走は、苦しい展開を凌ぎ切っての２着ですし、時計も優秀。今回は、特に支障になりそうな同型馬も見当たりませんので、普通に走って、普通に勝ち負けまで持ち込めると見ました。

２番手は、②ダノンセレスタ。

前走は、スローペースにお付き合いして脚を余してしまいましたけど、ブルメンダールと同じレースを走る今回は、おそらく一気に時計を詰めてくるのだろうと想像しています。よって、小牧加Ｊのソロっと乗りも、このメンバー構成なら大きなマイナスにはならなそうですし……。

３番手は、⑧アルジャンナ。

こちらは、入障２戦目でガラッと変わりそうな雰囲気がありますし、今の時計の出る中山障害コースも合いそう。ひとつ目の障害で踏み切りが遠くならないか、そこに小さな不安はありますけど、飛び自体が雑なわけではありませんので、過度に問題視しなくても大丈夫なのかな、と。

４番手は、⑨ルレーヴドゥリリ。

この馬は元々が中山巧者ですし、ブルメンダールが作り出す流れで馬群がバラけそうな点もプラスに働きそう。あとは好走時のデキに戻っているかどうかがカギとなりますが、前走で平場のレースを使ったときの感じからすると、絶好調にはなくとも十分に走れるデキ。そう評価しています。

その他、スマートルミエールにもこのメンバー構成ならノーチャンスではなさそうですが、確率論的には苦戦必至とみています。

サマーサプライズは、単騎逃げなら通用する力はあるのですけれど、ここは同型馬が強力なので、苦しい競馬になる公算が高そうですね。