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週末(2/20,21)の3歳戦回顧


今週の振り返りは、GⅠもあったので簡単に。


まず、期待した日曜5Rのセラフィナイト、丸山Jが最上級に下手に乗ってしまいました。

それでもこの相手なら勝ち切ってもらいたかったですけど、最後、馬場の悪い内ラチ沿いまで押し込められてしまいましたから、あそこから差せというのは無理な話。3着確保が精いっぱいだったのは、致し方ない結果だったかなと思います。


続いては、ヒヤシンスSのラペルーズ、勝ち時計は平凡ですけど、やっぱりこの馬、相当強いですね。

出遅れて後方のインに押し込められた時点で、かなり厳しい状況に置かれてしまったと思ったのですが、フェブラリーSの予行演習の意識が強かったルメールJが最内にこだわって、苦しい位置からジリジリと伸びて差し切ってしまったのには、正直かなり驚きました。

馬はまだまだ完成途上ですけど、マイナー血統の素質馬という意味も含め、今後のさらなる活躍を期待したいと思います。


一方のレディバグは、意外にも出脚よく外目の3番手。でもそれが逆にアダとなって、今週の馬場では、もっとも苦しい位置からレースを進めざるを得なくなった印象もありました。それでもゴール前で盛り返す脚を見せたのはさすがで、馬体の見栄えはしないですけど、こちらも今後、地味ながら活躍してくるイメージでいいんじゃないでしょか。

一応、圧倒的な一番人気に推されながら4着敗れたタケルペガサスにも触れておきましょう。もともとスタートが遅めで出脚も良くないタイプですから、川田Jでもありますし、道中、外から徐々に押し上げていく競馬になることは、十中八九間違いないところでした。

先週までの馬場なら、あの競馬でもおそらく勝ち負けに加われたと思うのですが、今週の馬場では、もっともNGなレース運び。フェブラリーSのアルクトスもそうでしたけど、手応えがあるからといってコーナーで外を回すと、直線で伸び切れない馬場なんですよね。力負けではないので、タケルペガサスの評価を下げる必要はないのですが、このあたりのレース運びの緻密さの部分で、ルメールJと川田Jには大きな差があるようにも思えますね。


う~ん、個人的には、トラックバイアスの急変に翻弄されることなく、なんとかかんとかアジャストできた感もありましたけど、芝コースならともかく、ダートコースの馬場傾向が急に変わってしまうことには、あまりいい印象を持てないですよね。昔より理不尽なことが減ったとはいえ、う~ん、この週末は、馬以外のところで、いろいろと考えさせられることが多くなってしまったなあ~。

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