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土曜日の障害戦(3/19)

今週は、阪神、中山で計3鞍の障害戦が行われます。

やはりこの週末のトピックスは、注目の新人、小牧加矢太Jが初騎乗を迎えることでしょう。まずは無事に、そして心情的な部分では、当然応援したい気持ちにはなりますよね。もちろん、勝負は勝負、なんですけど、、、

では、早速、明日のレースの見どころを解説していくことにしましょう。


阪神4R 未勝利


ここは、9頭中3頭が初障害馬。経験馬6頭のうち、未勝利でそこそこの成績を残している馬が3頭、変わり身待ちの馬が3頭と、メンバーがザックリ3分割されるメンバー構成となりました。

このうち変わり身待ちの3頭については、どうでしょう、ここで一変する要素があるのかどうか。ブリンカーを着けてきたダイメイコスモスは、逆効果になってガツンと引っ掛かってしまいそうなイメージもありますし、森一馬Jに乗り替わるマルカブレーブも、ベースとなる能力の部分で足りるのかどうか、という課題がありますからね。

そうすると、未勝利でそこそこの成績を残している馬が3頭が中心になりつつ、そこに初障害馬がどの程度まで絡んでこられるのかが、このレースの基本的な構図となる。そう考えていいと思います。

つまり、小牧加矢太J騎乗のブルベアペスカにも好勝負のチャンスはあるということ。その意味では、低レベル戦なりに、非常に興味深いレースになることはほぼ間違いないのでしょうね。


中心は、断然人気でも、⑦マッスルビーチでいいと思います。どちらかといえば、障害を慎重に飛ぶタイプなので、阪神替わりがマイナスに作用することはなさそうですし。

ならば、前走の内容を素直に信頼してもいいでしょう。時計が遅いのは、馬場が悪かったからで心配は無用。あえて粗探しをするならば、すぐ外の枠にゲートが速いダイメイコスモスが入ったことと、断然人気の馬に騎乗した時にしばしば見られる北沢Jの強引な騎乗くらい、でしょうか。


相手には、小牧加矢太J騎乗の①ブルベアペスカを推します。

こちらは飛越でスピードが落ちるケースが目立つので、コース実績はなくとも、総体的に見て阪神替わりはプラスに出るはず。ただし、ズブさや決め手不足は一向に改善されていませんから、マッスルビーチを逆転するのは、相当に難しい位置にいるとも言えます。

よって、これで勝ったら小牧加矢太Jの神騎乗。その一方、流れに乗り損ねて馬券圏外に飛ぶ可能性も十分にあり得ますから、彼にとっては、いきなりの正念場がやってきた。ちょっと極端ですけど、そんな言い方ができるのかもしれません。

植野Jでも、これまで3着が最高成績だった馬ですから、まずは楽な気持ちで乗ってほしいのですけれど、、、


上位評価は、この2頭とします。もし3番手を挙げるとすれば、メイショウアツイタということになりますが、この馬の力だと、初障害馬にコロッとやられちゃうシーンも容易に想像できるので、ここはあえてこの馬の前に線を引くことにした。そう理解してください。

つまり、3連系の馬券を買おうとするならば、メイショウアツイタは完全な消しとはならない、だけど期待しすぎも危険、という評価になりますね。

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