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週末の障害戦回顧(6/24)


土曜 東京8R 東京ジャンプステークス


ここは、思った以上に道中のペースがタイトになって、そのことが結果に大きな影響を及ぼすこととなりましたが、上位馬の走破時計はソコソコ優秀ですので、その点は頭の片隅に入れておく必要があるようにも思います。


勝ったジューンベロシティは、西谷Jらしからぬ……と言っては怒られそうですが、道中の追走が実にスムーズで、しっかりと脚を溜められたことが好走につながったとみてよさそうです。

ただ、大箱の東京コース、しかも重賞レースを勝ち切ったのは立派で、この馬自身の地力強化は、ちゃんと認めないといけないな、と。


2着メイショウアルトは、こちらも「ただいま充実一途」といった好走劇だったと思います。課題だった本場の固定障害をこなしてきた点も、今後に向けた明るい材料になりそうです。

3着トライフォーリアルは、「これ以上はない」というくらいの完璧なレースができていましたが、やはりポテンシャル面での劣勢を完璧に埋めきることはできませんでした。それでも馬券圏内を確保したのですから、五十嵐Jのファインプレーは褒められてしかるべきでしょう。

4着グレートバローズは、ちょっと脚を余す形になってしまったのがもったいなかったな、と。どう乗っても勝つまでは難しかったかもしれませんが、もう少し強気に乗れば馬券圏内は十分にあったように思います。

5着ロードアクアは、自分の形に持ち込んでの失速。結果、人気を裏切る形にはなりましたけど、ホッコーメヴィウスの存在がレースメイクを難しくさせたところはあったでしょうから、期待はずれというほど悪い内容のレースではなかったと理解しています。

6着エイシンクリックは、北沢Jに乗り替わったことによるプラスαはほとんどなく、結果は完全なスピード負け。う~ん、スタミナ自慢のこの馬は、間違いなく大障害コース向きだと思うのですけれど、なかなか陣営が勝負手を繰り出してくれないのが残念で仕方ありません。


それでは、引き続き「本気の競馬力向上研究所」をどうぞよろしくお願いいたします!


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