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日曜日の障害戦(11/27)

明日は、阪神で未勝利戦が行われます。

では、早速、レースのみどころについて解説していくことにしましょう。

阪神5R 未勝利

ここは、比較的力差がはっきりとしたメンバー構成となりましたが、阪神コースに対する適性を考慮した時に、はたして人気上位馬をどこまで信頼していいのか。そこの判断が重要になるレースと言っていいでしょう。

人気が予想される⑤セルリアンルネッタにしても、⑦メイショウベンガルにしても、レースで本場の固定障害を飛ぶのは初めての経験になりますから。

よって、少頭数ながら紛れる可能性は一定程度あって、初障害馬も含め、半分以上の馬に馬券圏内のチャンスがある。そんな言い方ができるように思います。

そうそう、個人的には、馬柱をパッと見た印象以上に難しいレースなんじゃないかと考えているのですよね。

というここで、ここはちょっとひと捻りして、阪神コースに対しての適性に担保がある③ニホンピロマドンを狙ってみたいと思います。

根拠は、3走前で見せたパフォーマンス。当時の未勝利戦は、2、3着馬がすでに未勝利を勝ち上がっていますし、5,7着馬も馬券圏内に好走した実績があるくらいのハイレベルレースだったわけですが、そこで勝ち馬と1秒差以内の4着と健闘していて、さらに走破時計の3:21.1も、ここに入ればかなり優秀な部類なんですよね。

2走前の敗因は、最初の障害の踏み切りが遠く、躓いてレースの流れに乗り損ねたこと、また前走の敗因は、長期休養明けと適性外の新潟コースとそれぞれはっきりしていますから、体調面さえ昨年の今頃のレベルまで戻っていれば、ここは普通に勝ち負け。そう考えています。

2番手は、①アスタースウィング

この馬は、ピリッとした脚が使えないので阪神コースはピッタリでしょうし、最内枠を引いて、さらにインで脚を溜めるのが上手な植野Jに乗り替わるのなら、おそらくここで今まで以上のパフォーマンスを示すことができるはず。そう考えます。

相手関係的にも、セルリアンルネッタを別格とすれば、この馬で足りないとは思えない貧弱な組み合わせでもありますし……。


3番手は、⑦メイショウベンガル

こちらは、前を捉えられず後ろに差された前走の内容がかなりもの足りないわけですが、ここ2走の堅実な走りには、やはり一定の評価が必要になるのでしょう。

阪神コースへの対応という面でも、それなりにはこなしてきそうな感触がありますしね。

最後4番手に、人気を集める⑤セルリアンルネッタをやむなく拾っておくことにします。

障害馬としてのこの馬のレースセンスは非凡で、前走の走破時計もここでは抜けた存在ですから、これが新潟で行われるレースなら、ほぼ負けない確勝級の馬であると評価できるでしょう。

ただし、、、なんですよね。この馬は脚が短く背が低い体型なので、全体的に低い飛越で障害をスイスイと飛んで行くタイプの馬。よって、基本は置き障害のローカルコース向きで、固定障害の阪神コースは思いのほか鬼門になるんじゃないか、と。

よって、本当は消してしまいたかったのですが、他馬とは時計面で大きな開きがあり過ぎますから、「阪神適性は低かったけれど、なんだかんだそれでも勝っちゃった」みたいなことが普通に起こるんじゃないかとも思え……。

でもって、最後のひと枠に拾うという判断をしましたが、正直、この判断がどう出るかはちょっとなんともではあります。う~ん、この判断は、やっぱりヘタレかなあ~(笑)

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